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PCの改造・製作に限らずバキバキ工作には工具が重要な役割をなします。例えば、塗装を行う場合では、筆1本では、いくらプロ級の腕前を持っていてもムラなく奇麗に塗ることは難しいです。奇麗に塗るためには、エアブラシが最適です。「オレは不器用だから」という方なら、なおさら工具についてケチらないことです。工具や道具は持っていたものの勝ちですから。ちなみに、これはソフトウェアについても当てはまります。
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(上)アートナイフ:デザインナイフ/切り出しナイフとも呼ばれるものです。普通のカッターナイフとは刃の取り付け角度が違います。カッターナイフは使わずに、ほとんどこれ1本で済ませています。 (下)大型のカッターナイフ:薄いプラ板ならこれで切れます。あと、発泡スチロールの切り出しなどに。 |
Pカッター:プラ板を切るのに使います。切るというより、溝をつけて割る感じです。模型のスジ彫りにも使います。 |
ニッパ:私が使っているのは刃先の長いもので細かい作業に向いているものです。本来は模型用ですが、電線や細い針金を切ったりするのにも用います。この他にも何種類か持っています。 |
ケーブルストリッパ:被覆線の皮むき用です。電線の太さに合わせて使います。 |
(上)プライヤ:比較的大きなものをつかんだり、鉄板を曲げたりするのに使います。 (中)ニッパ:こちらは、電線用というより、鉄板やアルミ板をバキバキするのに用います。 (下)コンパスカッター:「円」を切るのに使います。紙や薄いプラ板用です。 |
ペンチ:これも先の細いものを愛用でします。細かい部品をつまむのに用います。主な用途はマザーボード等のジャンパの取り付けです。先が長いのでケースの奥まで届きます。 |
(上)名前忘れた:鉄板の穴なんかをグリグリと押し広げるのに使います。 (下)ケーブルカッター:だと思いますが、ピアノ線や真鍮線をたたっ切るのに使います。 |
やすり:削る用途ですが、あんまり使いません(アートナイフかペーパーを使う)。 |
耐水ペーパー:紙やすりの一種です。プラ材を磨く時は、削り粉を洗い流す為と、熱が発生してプラスチックが融けるのを防ぐ為に、水を付けながら磨きます。 大きく削るには380番くらい、仕上げには1000〜2000番を使います。もっと大きな番手だと鏡面仕上げなどが出来ますが、普通はそこまでやりません。 |
引き抜き工具:右はIC用、左はキーボード用です。 |
電動ドリル:いわゆるドリルです。電動ドライバも兼用できます(トルク調整付き)。 |
(左上)ルータ(リューター):小型のドリルといったとこです。ビットを交換することにより、切ったり、削ったり、磨いたりといったことも出来ます。(右)は、それ用のビット。高いです。 (左下)ピンバイス:手動のルータ。細かい穴を開けるのに使います。 |
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(左)アクリル系塗料:塗膜が薄く強い、伸びがいい、発色が奇麗、という特徴があります。有機系塗料なので、換気のいい場所で作業する必要があります。薄めたり、筆を洗ったりするのには、専用のシンナーを用います。筆の手入れが少し面倒です。スプレー缶は粒子があらいので大きな面積を一気に塗る場合にしか使えません。ちゃんと塗るならエアブラシを使うべきでしょう。(右)の鉄道カラーも基本的には同じ物です。 |
(左)水性塗料:安全です。筆も水洗いできます。但し薄めるのには専用の溶剤を用います。塗膜が厚く強度もありませんのでバキバキPCには向かないです。 (右)エナメル系塗料:やはり有機塗料ですが、アクリル系塗料を侵しませんので、その上に重ね塗りができます。模型の世界では汚し塗装(ウェザリング・ウォッシング)によく用います。これも専用の溶剤が必要です。 |
筆・刷毛:大きさや種類が様々なので塗る場所と面積によって選択します。ちなみに上が平筆、下が面相筆。ちなみに微小面積に色入れする時は、面相筆より先を削った爪楊枝が便利だったりします。 |
アルコール系塗料:いわゆるマジックインキ(というのは商品名)です。塗るというより「書く」わけですが。下のは白色です。黒系が多いPCパーツに目印を付けるのに便利です。 |
アルコール系/水性塗料:「ガンダムマーカー」ですね。ちょっとした面積を塗る(タッチアップ)には手っ取り早いです。下2本はスミ入れ用でこれも重宝します。ガンダム以外にもなんにでも使えますが、色の種類がガンダムに用いるものしかないのがネックかも。 |
アルコール系/水性塗料:こっちは「コピカ」です。やはりスミ入れ用ですが、ペン先のサイズや色の種類が豊富です。上は、直接書いてスミ入れするタイプ、下はふき取りタイプです。 |
(左)サーフェイサー:下地作りに使います。写真の物は溶きパテと呼ばれる物でプラスティック用です。最近のプラモデルは出来がいいので下地に気を使うことは少ないですけど、GMのキットには必要かも。 (右)メタルプライマー:金属用の下地処理剤です。 |
バフ:これは「磨く」ためのものです。光沢仕上げを行うのには必須。左の液を右の不織布に付けてバキバキ磨きます。 |
ドライヤー:塗装を手早く乾かすのに使います。作業効率アップとともに、自然乾燥だと埃が付く恐れがありますので、さっさと乾かした方がいいです。 |
エアブラシ:写真とるのを忘れた。手入れが面倒なので、ほとんど使いません。 |
エポキシ系接着剤:2液性の接着剤です。使う前にまぜます。取り扱いは面倒ですが、ちゃんと接着するなら、瞬間接着剤なんかは使わずに、これを用いるべきです。 |
瞬間接着剤:アロンアルファ(これも商品名)に代表される接着剤です。便利ですが、接着後の強度に過信は禁物です。特にショックに弱く、また、ねじれ方向の力に弱いです。また、硬化時にガスが発生して透明アクリルや塗装面が曇ったりしますので使用場所に注意です。(下)のは金属専用。 |
ホットボンド:樹脂を溶かして接着というか融着するものです。一応金属等にも使えますが、接着力は弱いです。(逆に仮止めするのには便利です。) |
粘着テープ類 |
シール剥がし剤:これは、剥がすためのもの。シール(値札なんか)を奇麗に剥がす時に塗ります。一説によると成分はガソリンだとか。 |
プラモデル用接着剤:厳密には接着剤ではなくプラスチックを溶かす溶剤です。写真の物は流し込みタイプで、通常の物より粘度が低く、部品を組んでから接着面に刷毛をあてるとすっと流れ込んでいきます。細かい部品や塗装済み部品を接着するのには必須です。 |
バーニッシャー:インレタを転写するための冶具です。なくてもいいですが、やはり専用工具は使いやすいものです。 |
木工ボンド:最近は鉄道模型御用達になっています。普通の紙を貼りつけたりするのにも使います。 |
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ドライバ:ねじ回しです。柄の長いのと短いの2種類が、あったほうがいいかも。もちろんサイズも用途によっていろいろ必要です。(下)のは、精密ドライバ。 |
特殊ドライバ |
レンチ:六角レンチやトルクスの類いです。右上のは、さびついたネジを無理矢理回すための滑り止め。 |
ピンセット:細かい部品をつまむのに使います。先のまっすぐのとか、丸いのとかありますが、私は上のタイプを愛用しています。ジャンパピンや細かい部品の保持には、細いペンチを使った方が作業しやすいです。 |
バイス:万力です。主な用途は、ケーブルの圧着。他に、半田づけの時の保持用なんかにも使います。 |
クリップ類:いずれも接着やハンダ付け時に小さな部品を固定しておくのに便利。Cはスポイトです。 |
プラ板:「ダクト」なんかの自作に使ったやつです。大きさ、厚さはいろいろあります。0.3mm厚以下のものは、プラペーパーと呼ばれ、普通のハサミで切れます。 |
鏡:PC内部の見えない部分を覗くのに必須です。写真は本格的な物ですが、小さな手鏡の1つでもあれば十分役に立ちます。 |
基本セット |
(D)ハンダ吸い取りリボン:銅線を編んだもの。細かいところは、これで。 |
(F)フラックス:マザーボード改造御用達。 |
(G)共晶ハンダ:融点が低い。 |
ペンライト:これは小型のマグライトですが、普通の懐中電灯の方が使いやすいかも。もちろん、ケース内に落ちたネジを探すためのもの。 |
テスタ:これは、デジタル式ですが、通はアナログ式を使うとか。 |
ねじりっこ:というのは商品名ですね。針金にビニルを平たく被覆したものです。ケーブルをまとめたり、いろんなものを止めたりするのに便利。 |
静電防止ストラップ:と呼ぶんだっけ?まあ、普通は使わないですね。 |
(左)ブロアブラシ:これはデジカメ用に買ったものですね。キーボードのお手入れ等にもどうぞ。 (右)OA用ブラシ:机の上の掃除に便利です。切り粉などを掃除するのにも必須です。 |
(上)精密スケール:ケガキ線を入れたり長さを測るのに必須です。中には1/72とか模型のスケールに合わせた目盛が入っているのもあります。 (下)30cm定規:樹脂製や金属製などがあります。両方あった方がいいでしょう。曲尺も便利です。直角を出したり平行線を引くのがきちんと出来ます。 |
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