蟲取り日記

1995年 / 1996年 / 1997年


1995年

1995/12/25

Deca BMP loader ver1.12のバグ情報。

ピクセル部の大きさが記録されていない画像のロードに問題がある事が判明しました。この修正版 ver1.13 をアップしたのでこちらを使って下さい。ついでに、左・上スクロール時に画面端に出ていたゴミのようなものを除去しました。ただし、スクリーンモードによっては別のゴミが出る模様。

ついでに、MAG loaderも ver1.13になりました。こちらは、ゴミの除去だけのバージョンアップです。

1995/12/19

ここ秦野市は坂が多い。

私が育った埼玉県熊谷市は平らな街だ。市内で大きな坂といえば陸橋が幾つかあるだけで、自転車が最高の交通手段となっている。しかし秦野では何処に行くにも坂をこえねばならなず、自転車ユーザーには非常に苦痛である。まあ、体力はつきそうだが。

でも、熊谷まで自転車で帰った時は埼玉だけが平らで神奈川・東京は坂だらけという印象だった。ひょっとして、埼玉だけが平らなんだろうか。

1995/12/18

MAGセーバーのバグがとれた。

原因は、部分セーブ時の座標設定にあった。表示の開始座標と終了座標から絵の横幅を求めるのだが、ここで本来の値より大きな値を返すようになっていた。

バグをとったついでにBSAVE機能を追加しておいた。少しは使い道が増えただろう。

1995/12/14

アシモフの遺作であるファウンデーションシリーズの最終巻が出たらしい。

しかし、何処に行けば売っているのだろう。ここ一月程探し回ってみたがここ秦野近辺で置いてある店は無かった。私が海外SFを再度読み始めるきっかけとなったシリーズなだけに何とかして手にいれたい。

ファウンデーションシリーズの魅力は統計力学を社会学に応用したような心理歴史学にあると思う。しかし、三部作の後に書かれた作品はかなり違う味を持っていて、小説としては別物といっていい。やはりアシモフが作家として変化したという事なんだろう。

ま、面白いのは確かだから探しているのだけれども。

1995/12/13

初めてMacを見た時、驚嘆させられた事が一つある。

メニューバーを一回クリックし、ボタンを押したままカーソルを移動し離す事で選ぶ。これは、ボタンを押してメニューを出し、カーソルを動かしてもう一回ボタンを押すドクエで知ったアクションに比べはるかに洗練されている。

この事を知った当時、絶対CotAの操作系に採り入れようと思ったのだが同時押しの判定をするのが面倒で未だほったらかしになっている。

1995/12/13

今度はMAG saverにバグが出た。

セーブできない画像が発見されたのだが、原因は全く解らない。DBMP.COMで表示はできるのだが、CTRL+Gでセーブすると妙なファイルが出力される。

表示できる画像は全てセーブできるように組んだはずなのに、わけが解らん。どこにミスがあるのやら・・・。

それにしても、冗談のつもりで虫取り日記の名をつけたのに、現実になりかけてるな。毎日バグ情報で埋まったら悲しいものがある。

1995/12/12

Deca BMP loader ver1.10 に発見されたバグは除去された模様。

結局、スタック操作に問題があったらしい。特別な場合にスタックが1レベルPUSHされたまま、RETするのが暴走の原因だったようだ。

と、曖昧な表現となっているのは実はバグの発生条件を掴みきっていないからだったりする。だから、いつなんどきバグが再発するか判らない。

Deca loader に関してはFSWではなくシェアウェアにしようかとも思っている。別にこれで稼ごうというのではなく、感想を代価としたいのだ。

今回のバグはBMPデータが十分に集まらなかったこと、BMP formatの知識が少なかったことが最大の要因だ。これを補うためには情報が必要だが、個人で出来ることには限界がある。

ま、そんなわけで読めないファイルを見つけた、BMPの正確な規格が解った、なんて場合にはメールで知らせて欲しいと、情報砂漠の迷い人からのお願いでした。

1995/12/11

Deca BMP loader ver1.10 にバグが発見された。

現在確認したところによれば、一部のファイルを読み込めず、最悪の場合RAMdiskを破壊して暴走する。目下、原因を調査中だが暴走条件がはっきりしないため多少時間がかかる模様。と、何故かBMP loaderでバグを出してしまった。MAGと違って簡単だからとなめてかかったのが悪かったようだ。それにしてもベタ同然の物をロードするのにミスるとは信じがたい。

暴走した場合、破壊するのはRAMdiskのみでRRAMDSISK.COMを使っている場合、茫然自失という事になる。それ以外では、ありゃ、とんだだけですむ(はず)。

1995/12/09

MSXがらみの自己紹介をしませう。

小学校6年の時、父がワープロ代わりに買って来たFS-4700F以来のMSXユーザー。消費税法施行の前日にHB-F1XDJを買う。3年ほど前にBASICとマシン語が使えるようになる。昨年5月にFS-A1STを手に入れ、今に至る。周辺機器として、RGBディスプレイと、2MB増設RAM、ジョイボール3個等を持っている。

MSX・FANの休刊により、プログラムポシェットの系譜が跡絶えた事を残念に思う。1画面プログラムは当時のプログラム投稿誌に最適のアイデアだった。MSX以外に持っているコンピュータはFX-791PというCASIOのポケコンのみ。液晶が劣化していて使いにくい。

私の場合、他機種に乗り換えない一因として、ジョイボールしか使えない、というのがある。ジョイボールこそは最も手に馴染む入力機器である、と思う(HAL研が潰れたというのは本当なんだろうか)。実はアスキースティックも持っているのだが全く使えない。無駄な買い物であった。

1995/12/08

とりあえず、今後の予定を書いておく。

DMAG.COM/DBMP.COMはDOS1用マッパーBIOSへの対応、オートスクロール、256色画像の16色変換・ベタセーブ・BMPセーブを考えている。ただし、BMPのフォーマットは未だに分からないし、16色変換のアルゴリズムも考えていないので全てを終わらせるにはかなり時間がかかりそうだ。

M80/L80用ライブラリは折りを見てバージョンアップしていくつもり。自分で使うものしか作っていないので、多分使いやすいと思う人は希だろう。

漢字表示デモはいずれテキストビュアーとして完成させるつもりだったが、VV.COMに先を越されてしまったのでCotA内蔵のビュアーになる予定。そのCotAだが、もう数ヶ月いじっていない。コピーとソートが出来ればほぼ完成なのだが。

BMP2SC7.COMはもういじるところがない。更にDBMP.COMにMAGセーバがついた今となっては存在価値もない。可哀想なプログラムである。

ATOC_BAS.LZHはファイラーの山である。何考えてんだこいつ、という声も聞こえてきそうだ。ただしすくろーだぁは弟が作ったものであり、私はちょいと手を貸しただけである。


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