不定記

1998年8月 / 9月 / 10月


1998年9月

1998/09/27

SAKAさんに誘われて神戸へ。
なんだかよく分からない集まりだったが、MSXイベントで知り合ったとゆ〜らぶらぶかっぷるにSAKAさん、よしまつさん、私を合わせた5人で神戸の街を徘徊した。電気屋を一通り回り、ぶた饅と神戸名物そば飯を食べて元町高架下商店街に入ると、そこに妙な世界があった。
JRの高架下に延々と続く、人がすれちがうのにも気を遣う細い道。その両側に怪しげな店が隙間なく連なっている。筒井康隆にこんな感じの小説があったなぁと思いつつ進むと、ところどころにMSXなブツが置いてある。本体ではCF-2000に始まって、PV-7、FS-4500、WAVY23等。ソフトも基準不明の値付けがされていて、なかなか面白い。

そんなこんなで、収穫はファミコン版うる星やつらとMSX用Joyball。Joyballはこれで4つ目だが、こ〜ゆ〜替えの効かないものはいくつあっても困らないのだ。

1998/09/24

ふじさんにプリンタのACアダプタを譲って貰える事になったので、三度日本橋へ。
しかし、20日に買い損ねたプリンタが消えている。ACアダプタ無しで買っていった人がいたらしい。代わりにBJ-35vという、よさそうなプリンタが入っていたが、少々高めだったので購入を断念。結局、2度ある事は3度目の無駄足であった。

NTTの営業所でWWWでも見ていこうかと思ったら、木曜定休とやらで使えない。まったく間が悪い一日。

そのまま帰ったら完全な無駄足になるので、本を捜しに二之宮へ。スタイルシートの解説本を1冊買う。今のところ、スタイルシートを使う予定はないが、知っておいて損はなさそう。
ついでにマンガ専門店にも足を運ぶ。とり・みきのSF大将スカタン野郎3巻を入手。SF大将は過去のSF小説をモトネタに、妙な短編マンガが連なる奇作。ネタにされた作品をすべて読んだわけではないが、なんとなく雰囲気は伝わってくるのが楽しい。
スカタン野郎スカタン天国と地続きとゆ〜か、同じとゆ〜か。究極の馬鹿マンガかも知れないと思いつつ、目玉焼きで笑わずにいられなかった自分が哀しい。

1998/09/20

先週に続いて日本橋へ。目的は買い損ねたESC/Pプリンタと、SOFMAPとは別件のFS-A1GTである。

まずはプリンタを買いに山田ビルの4階へ。3270や5250の本物が売ってて、仕事柄なんとなく面白かった。よく見たら、御本家IBMの3270エミュレータまであるし。
で、目的のプリンタを見つけて値段を訊くと、なんと4800円。ふじさんに聞いていた話では10000円だったのだが、正常に動くそうなので迷わず買い。予定より安くなってるんだし。
ところが、梱包しようとした店員がなにやら気付いた様子。尋ねるとACアダプタがありませんね。どうやら展示中に盗られたらしい。不用心だぞ、あんたら。
代用品が簡単に見つかるようなら買ってもよかったのだが、9.5VのACアダプタって見た記憶がない。仕方がないので諦めた。

次はGTを捜しに行く。L.L.パレスの入っているビルの4階にある中古屋で、半月ほど前値段のついていないGTがあったというのだが....。
店の奥へ入っていくと、聞いていた通り、ビニールに包まれた箱無しGTが棚に置かれていた。値札がないので店員に話を聞いてみたところ、まだ売り物じゃないので。いつになったら売るんだよぉ。
しかし、店内にはぴゅうただの光速船だのSG-1000だのといった、黴の生えたようなマシンが並んでいて、中々壮観であった。MSXのソフトも割と豊富で悪くない感じである。

そのまま収穫無しで帰るのも惜しいような気がしたので、NTTの営業所へ入る。OCNでWWWを無料体験できるというのだが、あまり速くない。それでも、もときさんの伝言板にローマ字で足跡を残して来た。
本当は、G-NETのサイトでクリガイの正誤表がどう扱われているか確認したかったのだが、重たさに耐え切れず、たどり着けなかったのが悔やしい。

1998/09/17

TB.COMのバグはこっちの責任じゃないような気がする。
とゆ〜か、そもそもバグじゃない。TB.COMで7bit JISに変換した文書がIEやNN、秀丸で化けるのは、2bytes文字のsequenceに制御文字を入れるとき、1byte文字sequenceに切り替えていないのが原因(20Hが原因と書いたのは間違い)。しかし、ISO-2022-JPの規格上、21H〜7EHの図形文字と00H〜20H・7FHの制御文字は独立しており、制御文字を入れる為に1byte図形文字へ切り替える必要はない(はず)。要するにこれらのソフトがタコなだけで、TB.COMは規格通りの動作をしている(と推測される)わけだ。

結局修正した部分を元に戻せばよいのだが、この際だからタコソフト対策モードを付けることにした。腹癒せモードな気がしなくもないが。

1998/09/14

既存のソフトをWindowsNTのサービスとして動かすための簡単なツールを作っていて(仕事)、見事にハマった。
ツールの内部に、NTのService Control Managerからのメッセージを受け取るハンドラがある。最初、このハンドラごとサービスをカプセル化するつもりでC++のclassとして実装したのだが、どうもうまく動かない。調べてみると、有り得ないメッセージを受け取っている。しばらく頭をひねって、ハンドラがWindowsNTで定義されたCall back関数であること、C++のメンバ関数にはthisポインタが渡される事を思い出した。

Service Control ManagerはWindowsNTで定義された引数を渡す。メンバ関数は明記された引数以外に暗黙のthisポインタを受け取る。つまり、値を渡す側と受け取る側で引数の個数が合っていない。従って、ハンドラ側は渡されていないthisポインタを受け取ろうとして、その分余計にPOPしており(ってPOPはしないか)、それがゴミとして渡されたわけだ。

これを解決するには、メンバ関数をstaticとして定義するか、素直にCの関数として書くかの二つしかない。今回はCで書くことにしたが、選択を誤ったような気がしなくもない。

1998/09/13

埼玉から遊びに来た大学の友人と神戸グリーンスタジアムへ。
目的は説明無用のイチローと、マリーンズのリリーフエース河本。平井−武藤の先発で13:00に始まった試合はひたすら暑い。5回まで両者無得点のまま淡々と進んだのに、見ている方は日射病の一歩手前である。6回裏など、こっちの意識が飛んでいる間に同点となる有様。
おまけにイチローがケガで途中欠場するわ、延長で出て来た河本が昔ほど速くなくてサヨナラを食うわで、少々期待外れの内容だった。変化球の多い河本なんて河本じゃないよ (;_;)

で、神戸からの帰りに日本橋へ寄る。SOFMAPにFS-A1GTがあるとの情報を得ており、うまくすれば手に入るのではないかと思ったのだが、既に売れた後だった。仕方がないので、一萬円でCannonのESC/Pプリンタが売っているという店へ足を運んだが、こちらは既に閉店していた。

1998/09/11

遊睡さんからクリガイが届く。って、フェスタで買ってるから必要ないんですけど。まぁ、保存用に置いとけばいいか。

TB.COMのバグ取りはCP 21HをCP 20Hに直すだけで終了。変換し直したHTML版正誤表をXi.さんに送る。改定版TB.COMを各ネットに上げるのは、このHTML版が正常に表示される事を確認してからとなる。

1998/09/10

朝、ray−netにアクセスしたら、Xi.さんからクリガイ正誤表の件でメールが届いていた。
既にあちらでHTML化が済んでいたようで、私がHTMLに変換する必要はなかったらしい。が、私の送ったHTML版で文字化けが発生しているとのことで、ファイルを調べてみた。

ちなみに、私のHTML版はShiftJISで書いて、TB.COMで7bit JIS(ISO-2022-JP)に変換している。ShiftJISの段階では正常に表示されているから、LHPACKの圧縮ミスでなければ、TB.COMにバグがあるという事。
で、調べてみると.....ありました。[2bytes文字][1byte空白]の場合(例えば初版 正誤表)、2bytes文字の後にASCII文字集合を指示するEscape sequenceが入るはずなのに、いきなり1byte空白(20H)が来ているとゆ〜。これじゃ20Hまでが2bytes文字の一部と見なされて化けますわな。

帰ってくると、遊睡さんから書留郵便。スタッフ全員に宛てた手紙と現金が入っていた。これでプロジェクトは一先ず終結という事らしいが、サポートという大きな仕事が残っているのであった。

1998/09/08

会社で使っているマシンが新しくなった。
今までPentium 100MHz/RAM 40MB/HDD 2.6GBという構成だったのが、PentiumII 400MHz/RAM 64MB/HDD 6.4GBになった。C:にFAT32を使うと、WindowsNT4.0のOS loaderが動かないとか、Pre installのWindows95でNetwork cardが認識されないとか、つまらないトラブルもあったがなんとか使える状態にした。

で、適当にVC++やWord、Outlookを使ってみたのだが、あまり速くなった感じがしない。むしろ、相変わらず処理がもたついて遅いという印象で、HDDに余裕が出来た以外はほぼ変化なし。
これで来年7月にはレンタル期限が切れて、またマシンを入れ替えるのかと思うとうんざりである。性能の大幅な向上が期待出来ない以上、頻繁な入れ替えは面倒なだけで、やるメリットが感じられないのだ。CPUだけで20倍位の違いがあれば、また違うのだろうが。

1998/09/07

クリガイ正誤表のHTML版が完成。
MSXでHTML4.0用を書き、会社のWindowsマシンに入っているInternet Explorer3.02で明白な間違いがないかチェックした。<TABLE>タグのcolspan attributeで、指定する数値を間違えたのが一ヶ所あっただけで、他は問題無し。HTML lintを通していないのが気になるが、たぶん大丈夫だろう(希望的観測)

家に帰ってからHTML3.2用(HTML4.0用のelement/attributeを取り除く)、HTML2.0(text版を<PRE>で囲んでheaderを付けただだけ)を作って、Xi.さんにBinary mail(ray−net)。どういう形で公開されるか分からないが、正誤表に関してはこれで一段落ついた。後は付け損ねた付属ディスクだが....あまり進んでないなぁ。

1998/09/05

ナデシコ劇場版のサントラを捜しに梅田へ。
地下街を散々迷い歩いて見つけたら、初回特典とやらで絵本が、別口(?)でポスターが付いて来た。絵本はいいけど、ポスター邪魔だよ。

駅へ戻る途中に寄った本屋で星界の戦旗IIを発見。いつの間に出てたんだろ〜?
今回も期待通りの内容で安心して読めるが、前作星界の紋章がWOWOWでアニメ化されるとあるのが不安を誘う。BSを見る環境無いから別にいいんだけど、やはり不安。映像でやったら、ただのスペオペになりそうだもんな。


1998年8月 / 9月 / 10月

Web master: Nakayama Atsushi
E-mail: anaka@yo.rim.or.jp