生粋のファンであれば、30分間で完全燃焼し20時前には帰途に着く。何時ものことだ。手慣れたものだ。オープニングの「倅の勘違い」がショウの見どころだった。アルバムではおそらくスタジオ処理されているものの、その雰囲気を存分にコントロールした素晴らしい演奏だった。過去のインストの名曲に匹敵する和風サイケの神髄だ。パワーステーション以来、三人の演奏の後、遅れて登場するヒロトモのスタイルに期待している。今回もバッチリだ。ただ、頭を下げて立ち去る姿には少し寂しさを感じたが。やはり、敬礼が似合うような気がしてしまう。2009年に26周年記念か。行けるかどうかわからぬが、29周年記念には、ぜひ二九をやって欲しい。筋肉、ニク、二九、十八だっ!