主なフォルクローレ楽器



フォルクローレとは?


フォルクローレは、広く「民間伝承」と訳されているようだ。ただ、日本では「アンデスの伝統に根ざした音楽」と表現されることが多い。でも、そんな難しいことはわからなくても、「コンドルは飛んでゆく」や「花祭り」なら知っているよ!という方は少なくないはず。
フォルクローレは、心がホットになれる音楽!「自然との共生」や「癒し」を超えて、心がとても前向きになれる音楽なのではないでしょうか?


どんな楽器を使うの?


フォルクローレの楽器と言っても、時代や地域や音楽のジャンルで多種多様。でもよく使われるものは、アンデス楽器の代表格の縦笛「ケーナ」、音階の違う管を束ねただけの笛「サンポーニャ」、アンデスの人々がギターを真似て考案した小型弦楽器「チャランゴ」、言わずと知れた弦楽器「ギターラ」、毛皮がそのまま張ってある太鼓「ボンボ」、リャマやアルパカの爪を集めたパーカッション「チャフチャス」などがあげられます。


フォルクローレは、特殊な音楽なの?


フォルクローレは、決して特殊な音楽ではありません!それは時代や社会の動きと同じように絶えず変化し、大衆とともに今も生き続けているのです。


フォルクローレからのメッセージ?


フォルクローレは、「滅び行くインカ・・」とか「搾取される鉱夫・・」とかのイメージから、抵抗の音楽などと言われた時代もあったようです。でも、いつの時代も人間は、そんなに違うものではありません。フォルクローレの大半の曲が「ラブ・ソング」なのです。