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一 括 講 読

投稿時間:22/06/02(Thu) 22:30
投稿者名:ハルカリ
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タイトル:神経症に戻りそうです。
直人さんのアドバイスから生き方が変わりました。
今までは自分のことで精一杯で周りが見えておらず、
自分がダメだということをずーっと考えてばかりでした。
知恵袋で色々教えて頂いてありがとうございました!


ふと周りを見るとみんな大したことないと他人を見下した自分が出てきました。
こういった場合もそんな自分を変えず、やるべき現実をこなしていくのでしょうか。
嫌な奴で嫌です。
私ってほんと大したことなくって脱力してしまいます。
こんな嫌な奴でありたくないと思ってしまいます。

また、話は少し変わってしまいますが
通常に爽やかに生きている人ってどんな感じでしょう?
神経症が弱まってから冷静に周りを観察するとほとんどの人が神経症に見えます。

あと、神経症になる人とならない人って何が違うんでしょう?

あと、世の中嫌な奴ばかりだなって思ってしまうんですが、直人さんは
どんな風に世界が見えていますか?

たくさん質問しちゃってすみません!
お手隙の際に回答頂けると嬉しいです。

投稿時間:22/06/03(Fri) 18:24
投稿者名:直人
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タイトル:Re: 神経症に戻りそうです。
>他人を見下した自分が出てきました。
他人を見下す事を行っては人間関係は上手く行きません、心の中で何と思っても愛想よくするのが人の務めです
また他人を見下すような理解や、立派な自分との判断は間違いであり、皆同じ煩悩具足の凡夫です。

>通常に爽やかに生きている人ってどんな感じでしょう?
有る精神科医が、普通の人には「根拠の無い楽天主義」があると言っていますす、心配事が有っても今深く考えても仕方ない
その現場に遭遇した時に考えて判断して実行しよう、何とかなるだろうが根拠の無い楽天主義です
従って普通の人は明るいし悩まないので、元気に問題にあたり、現場を見て感じて判断して臨機応変に行うので成功率が高いです
反対に心配事があると心配で悩んで考えて多くの時間を使う人は、どうしても暗くなりますし、なにか結論を作ってしまいます
心配事の現場に接した時に、暗さがでる、現場に即さず作った理論で行い、失敗をして自信を無くし病み込む事になります。

>神経症になる人とならない人って何が違うんでしょう?
普通子供には神経症はありません、その子供のままの気持で、そのまま大人になった人は神経症になりません
自我が芽生えた頃に、他の人と自分の違いや、自分の劣等に気付き、自己中心的に心配する人が神経症になります
ただこの自己中心性等を打破して、神経症が治ると、上に書いた「根拠の有る楽天主義」を生きる様になります
根拠の無い人は不安定で悩みも出やすいが、根拠の有る人は、楽天主義に揺るぎは無く一生明るく過ごします。

>世の中嫌な奴ばかりだなって思ってしまうんですが、直人さんはどんな風に世界が見えていますか?
嫌なやつばかりとは思わないですね、皆な色々の欲も有り立場の違いもあるが、みな平等に感じます
だから平等な人間どうしとして、積極的に話をもちかけて楽しみます、色々の反応があり面白いですね
その人に応じて話題を変えます、相手も話し合えば喜んでいる様です。

投稿時間:22/06/04(Sat) 00:46
投稿者名:ハルカリ
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タイトル:Re^2: 神経症に戻りそうです。
ご返信ありがとうございました。

>普通子供には神経症がありません。とのことですが
私などは子供時代から虐待を受けて育ったため、普通の子供時代がなく、完全に神経症ではない状態になれるのかちょっと不安です。

知恵袋で直人さんの言葉でハッとして一瞬で心が静まり、数日のあいだ数年ぶりに落ち着いて過ごしていたのですが、対人で不安を感じたことをきっかけにまた戻ってしまいました。
その奇跡のような数日は身体が軽く、歩くスピードも早く、普通の人はこんな楽に生きているんだと衝撃的でした。

私はおしゃべりな対人恐怖症で変なことをいっぱい言ってしまいます。日々自己嫌悪です。
ADHDなど発達障害のようなものもあるかもしれません。

人の中にいると気疲れして仕事の後や人に会った後家に本当にぐったりして動けなくなってしまいます。
人に馴染めない自分にすごく疲れてしまいます。
そうなるとこんな自分を変えたいなって思います。でも変えられない。
こんな自分も変えようとしないなら、私は一生ぐったり生きていく覚悟が必要なんでしょうか。

また人の話に共感できません。
たぶんトンチンカンな返事をしたりしてます。
本当は焦っているけど平気なふりをしたり、つまんないけど笑ってみたり
人といても全然楽しくありません。そんな自分もこのままで良いんでしょうか。

生まれて物心ついた時から人が怖かったので、もうこれは性格になってしまったと思います。
ただ同じようにちょっと変わった人と気が合うみたいで、人といると疲れるような自分と似たタイプといると自然な自分でいられて疲れません。

それ以外の人だと強張って、緊張して疲れてしまいます。


普通の人が普通に積み重ねたものが何もなく、対人も下手で、どう生きていけばいいのかわかりません。長年のうつか加齢かわかりませんが、記憶力もありません。

何にも武器がなく、現実と向きあっていくのがつらすぎます。

投稿時間:22/06/04(Sat) 23:00
投稿者名:直人
Eメール:
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タイトル:Re^3: 神経症に戻りそうです。
「対人恐怖」と言うものが、どういった原理で何処から発生するかとの理論を初めて発表したのが森田正馬博士です、博士によりますと
「対人恐怖」と言うものが先にあるのではなく、自分のある状態を忌み嫌い、取り除こうとする時には囚われの状態が発生すると言われる
即ち気にする、恐怖する、取り除こうとする作業が始まり、その対応に多くの時間が使われ、思考も能力も使い、取り除く努力をします
すると社会生活が疎かになり、対人関係も上手く行かなくなり、対人恐怖が発生すると言われます、これを神経症と名付けたのです。

この状態を治すには、対人関係の改善では無く、自分が忌み嫌う状態を取り除く等の作業を止めます、持ったまま生きる様にします
すると取り除く時間や、取り除くエネルギーを使わなくなり、治らないとの悩み苦悩も無くなり、自分の能力は100%現実に使う様になり
明るく元気になり、社会生活も人間関係も上手く行く様になります、この過程を、しっかり体験自覚して自分の人生に使い悩みは無く生ます
即ち悩み苦しみが無くなり、明るく元気になり、能力を現実に100%使えるようなると、普通の人と同じになり治癒したことになります
神経症には対人恐怖だけでなく多数の症状があり、それらも同じ様にこの方法で治ると博士は言い、それに良い結果、実績をだしました。

貴方の場合を鑑みると、人との接触で気を使い、上手くやろうとするが中々上手く行かず、人を恐怖したりする心が生じる様ですね
そして家に帰ってきた時にどっと疲れるそうですね、ここで神経症が始まっているが、人間関係は家ではほぼ無いと思われますので
人間関係の疲れはどんどん無くなり、新しく増える事は有りません、すると健やかな時間が発生するはずだが、ここで病んでしまいます
すなわち自分の現状を悲観して悩み将来に不安を覚え、その上自己嫌悪まで起こり、その自分を問題にして家で多くの時間を過ごします
家では人間関係は無いが、自分の人間関係など、自分を問題にして悩み苦しむ状態が続き神経症が発生しています。

こういった苦悩で過ごしたあくる日は、元気なく暗く、より人間関係は上手く行かず恐怖を覚えるのは、人間の普通の心理になります
仕事場などでは、人間関係はより良く行うのが当然の義務なので頑張るが、意識過剰にもなり恐怖も有り上手く行かない現実が多いだろう
しかし家に帰ってから、それらを考える事を放棄して捨て、改善を模索せず、人の当たり前の家での生活をすれば、状況は変わってきます
疲れなく仕事の現場に臨み、人間関係も頑張って行いながら、ここでも症状を考える事を放棄して捨て、改善を模索せず、仕事に精を出せば良い
すると神経症は自然に治り、対人恐怖も無くなって行きます。

森田博士の言うこれが成立します。
「神経質の症状の治ると治らないとの境は、苦痛をなくしよう、逃れようとする間は、十年でも二十年でも決して治らぬが、
苦痛はこれをどうする事も出来ぬ、しかたがないと知り分け、往生した時は、その日から治るのである」

投稿時間:22/06/06(Mon) 10:58
投稿者名:ハルカリ
Eメール:
URL :
タイトル:Re^4: 神経症に戻りそうです。
相談して、このようにご自身の経験からアドバイスをくださって助かります。

@どうしたら集団に馴染めるのでしょうか。
私は幼少期から集団に馴染めません。
家族という集団でもそうですし、学校の集団でもそうでした。
どこにいっても安息の場はなく、生きた心地がしません。
性格もあまりよくないかもしれません。

集団でいると常に嫌われていると感じます。
緊張し、強張り、恐怖します。
そのため、場にそぐわないことを言ってしまったり、深く関わるのが怖いのでやる気のない態度をとってしまったり、つらいです。
このつらいまま職場に行くと、また余計な一言を言ったりして信頼を失っていくような気がします。でもそのままのパニックや恐怖状態のままで職場に行って失敗を重ね続けるということですよね。今までも恐怖とパニックで脳がぐるぐるしながらも職場に行き続けていましたが、これからもそうするということですよね。
希望があるのか絶望的なのかよくわからなくなってきましたが、頑張って職場に行き続けてみます。


A恵まれて育った人への嫉妬心をどのように扱えばいいでしょうか。
神経症になったり、人生が人よりしんどいのは、劣悪な家庭環境で育ったことが大きな要因の一つだと思います。
私が感じてきた惨めさや悲しさを知らず、今もほどほどに幸せに生きてる人間が憎いです。
職場で両親や友人に恵まれている人を見ると、職場でもうまく立ち回り、両親も支えてくれていたり、自分との差に悲しみが湧きます。


B休みの日などは家で引きこもって、ずっと自分を責めるのが日課だったと気づいたのですが、長年染み付いた自虐がやめられません。別のことをしようとしても身体が重く、気づけばベットで寝転んで陰鬱なサイトをみてしまいます。
逃げ癖、引きこもり癖がある場合、何から始めたらいいのでしょうか。

投稿時間:22/06/06(Mon) 17:57
投稿者名:直人
Eメール:
URL :
タイトル:Re^5: 神経症に戻りそうです。
@どうしたら集団に馴染めるのでしょうか。
これも上手くやる方法、技術はありません、あればそれに囚われて余計上手く行きません
行うべきは、自分の本能、感情(理性を含む)を自由にして、その本能、感情を相手にぶっつけるしかありません
その為には、上手くやる方法は捨て、丸腰、素手で相手に向かいます、そしてすべてぶっつけ本番、出たとこ勝負です
そうした時に自分自身が出て、お互いの感情は通じ面白い会話になる、但しすべて成功では無く、耐える放置するが要ります
本能、感情に完全に任すと、自分で計画する事も考える時間も無くなります、これは世渡りに良い影響を与えるだろう。

A恵まれて育った人への嫉妬心をどのように扱えばいいでしょうか。
これは悪い事ですが、常識の問題であり、私が方向を示す問題ではありませんので、自分で無くしてください。

B休みの日などは家で引きこもって、ずっと自分を責めるのが日課だったと気づいたのですが、長年染み付いた自虐がやめられません。
これも悪い事だが、これを行う元は上手く行かない現実が有るが、それを上手く行かそうとする欲望、野心がそうさせるのでしょう
「やめられない」と言われるが、貴方自身の欲望であり野心です、だれも止める事は出来ません、貴方が止めてください。
「何から始める」につきましては、「自分を責める」「自虐」を止めたら良いと思います、自己の欲や野心から始めるので止めれます
そういった事を止め、何もすることが無くなったら、退屈になったり何かしたくなるでしょう、そこから始めたら良いと思います。

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