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一 括 講 読

投稿時間:09/01/08(Thu) 18:48
投稿者名:宇佐博士
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タイトル:心のなりゆきに手出し禁物−無条件降伏のまま前進−

http://homepage2.nifty.com/3seikai/kouwa/kouwa321.html

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投稿時間:09/01/08(Thu) 18:49
投稿者名:直人
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タイトル:Re: 心のなりゆきに手出し禁物−無条件降伏のまま前進−
>心のなりゆきに手出し禁物−無条件降伏のまま前進−
「無条件降伏のまま前進」即ち、治すのを止めて人生を建設的に前向きに生きる事です
その日々が「心のなりゆきに手出し」をしていない、大変良い成果を生む生き方です。

>森田の極意はまことに簡単なものでして、「こうすれば」という条件もなければ「こうしたら」という前提もありません。いきなりその場の大事なこと、急ぐこと、他人に役立つことなど、それはさし当って社会的に必要なことにほかなりませんが、不安な人は不安なまま、怖い人は恐るおそる、嫌な人はいやいやで、またどうも気が進まない人はしぶしぶ、それに手を出していくのです。
私はいつも神経症の人は、自分の力の50%で生きている、100%になれば治癒だと
言っていますが、その場の大事な事に取り組んでいる時には100%の力が出ています
そして大事なことに取り組むは、人生の損害は何処にも無く、良い建設が出来てきます
そういった事の連続が治癒なのですが、どうしても自己改善が頭を持ち上げます。
そういった時に森田の極意通り目の前の事に手を出せばいいでしょう、それで自己から
離れてしまいます、そういった日々での理解から囚われの間違いを知ります。
そしたら囚われの行動、考えは激減するでしょう。

>このように神経質の徹底が全治の中身で、それは他者意識のなかに仕事への着手による明るい中心が生じた時に同時に成立しますから、前院長がいったように「鼻紙一枚折っても、鉛筆一本削っても治る」という奇妙なことも事実としてインスタントに現れてくるのです。
治癒の瞬間はインスタントでして一時的なものでしょう。そのインスタントの経験から
人間の心に生じる病気的なものを自覚する事ができます。その自覚が重要ですね。

>一般には病気を治すというからには勝つことだと考え、病気を克服しようと努力するために神経症ばかりはうまくいかないのです。治したい、勝ちたい気持ちは山やまのまま、やむをえず今ある症状に負けて働いていきますと、普通の論理からすれば、いつまでたっても治る日がやって来ないだろうと思えるのですが、自己意識の世界はまったく別種の論理の支配する、人間のあずかり知ることのない領域なのでインスタントに全治するのです。
治す努力をしないならいつまでたっても治らないと思うのが一般的ですね。しかし心の
囚われと言う病気は、いつも言う様に「治そうとする病気」であり、治癒の為には治す
事を止めると言う事になり、そうすれば心の中では明るく自由になってきます。
この心の連続から重要な事を自覚して、治癒の世界を生きる様になるでしょう。

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