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投稿時間:17/10/13(Fri) 07:37
投稿者名:happiM
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タイトル:Re: 「不断煩悩得浬薬」
神経質問答 P166

ただその苦痛そのままでけっしていろいろの自己批判をせずに純一に苦しんでいさえすれば、
苦痛そのままでそれが意識から脱却してしまうのであります。それがすなわち、煩悶即解脱であります。

投稿時間:17/09/05(Tue) 06:50
投稿者名:happiU
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タイトル:「横超」と 「頓悟」
浄土真宗に「横超」という語句があり、禅宗に「頓悟」という語句がある。双方とも同じ意味であるのは、一般にいわれる他力と自力の相違を超えてのことだけに興味深い。
さて「横超」という語句は『正信偶』のなかに二度出てくる。「即横超裁五悪趣」と「光閲横超大誓願」だ。
前者は地獄、餓鬼、畜生、人間、天上の五つの迷わなければならないところをひとつとびにとび超えて仏の位につくことをいい
後者は絶対他力で迷いをとび超える方法の大きな誓いを明らかにしてくだされた、ということだ。
今から七百四十年ほど前に、親鴬は実に偉大なことをいわれたものだ。
「頓悟」は徐々に工夫して悟るという「漸悟」に対しての語句で、即悟りというわけだ。

投稿時間:17/09/05(Tue) 06:37
投稿者名:happiU
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タイトル:「不断煩悩得浬薬」
親鴬の『正信偈』の中の「不断煩悩得浬薬」

今の心の状態に関係無く、必要に迫られた事柄に直下に取り組んでいくことである。それが「横超」であり、「頓悟」なのである。
上を向いて歩こう、涙がこぼれないように、泣きながら歩く、一人ぼっちの夜
永六輔作詞、中村八大作曲、坂本九が歌っていた「上を向いて歩こう」の歌だが
これは「そのまま前進」と同じことではないかということである。とりわけ、「泣きながら歩く」はその端的をいかんなく示しているではないか。
これは親鴬の『正信偶』のなかにある「不断煩悩得浬薬」と同じ義でもある

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