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一 括 講 読

投稿時間:17/09/04(Mon) 11:42
投稿者名:hppiU
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タイトル:自律神経失調症について
人間の神経は動物性神経(感覚と運動の神経)と植物性神経(自律神経)の二系統に分れる
普通世間でいうのは、動物性神経といわれ、所謂五感等の働きをするものである。
目、耳、鼻、舌、皮膚などの知覚や運動を司り、中枢部は脳にあり、背骨の中を通って、全身各部に達するものである。
歩く、見る、聞く、運動する。本を読んで理解する。嗅ぐなどの神経で、いわば働きかけるほうの神経である。

これに対して植物性神経は、感情、感動から敏感に体に変化を及ぼす作用をするものであり、神経質の病覚に関係が深いのはこの植物性神経なのである。
悲しいと涙が出る、怒ると頭髪が立つ、びっくりして腰を抜かす、顔色が変る。
また唾液腺の分泌が止る(ツバがでぬ)、恥かしくて赤面する。あるいは、心配して胃液の分泌が止まる
感励によって、心の平衡状態を破り、体の動きに異常を来し、故障を起す神経で、感動神経ともいうべきものである。

したがって植物性神経の作用による体の故障、すなわち神経質症は、薬や物理療法によらず、心の平衡を保つことによって、治療せしめなければならない。
たとえば、心配のため食欲なく、不眠となり、便秘することなどは、どうもしようがないとしてあきらめる以外にはない。
すなわち、これらの症状はそのままにしておいて、心の平衡状態を回復することによって、これを治すのである
食欲を増そう、よく睡ろう、落ちつこう、気持よくなろう、などとつとめると、そこに葛藤を起して、病感と喧嘩することになり、ますますその苦痴、不安は増すものである。

投稿時間:17/09/04(Mon) 11:43
投稿者名:hppiN
Eメール:
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タイトル:Re: 自律神経失調症について
よく仕事をする上での体の不調を訴える人がいる。
検査しても体に異常が無いならば、神経過敏な体質と心得て耐えるしか無いと思う
体質を受け入れて、自分を叱咤激励して前に進む、仕事の成功に向けて努力すべきだろう。
自分の体質を治し変へる努力は、心の葛藤と時間の無駄、自己嫌悪などが生じて生きづらい事になる

取り替える事の出来ない、一度しか無い人生は有意義にありたい、そういった心で働くしか無いだろう
耐えて前に進む人生は自分に打ち勝っている心根であり、自己満足もあり、家庭円満の元ともなる
体調に負けて逃げて挫折ばかりしていたら、満足のいかない人生になる、生き甲斐のある人生にしたいものだ。
運動すれば上手になると同じく、自立神経も鍛えられるだろう。

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