投稿時間:21/07/11(Sun) 15:49 投稿者名:happiM
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タイトル:感情の法則
第一、感情はこれをそのままに放任し、もしくはその自然発動のままに従えば、その経過は山形の曲線をなし、一昇り一降りして、ついには消失するものである (たとえば、苦痛、煩悶もそれを自然に放任して、堪え忍んでいれば、それほどたたないうち消失する) 第二、感情はその衝動を満足すれば、頓挫し消失するものである。 (たとえば餓えたとき、食を摂ればその苦痛は去るように) 第三、感情は同一の感覚に慣れるにしたがって、鈍くなり不感となるものである (たとえば寒さ暑さも、慣れるにしたがって意に介さなくなる) 童が、つねに叱責されることによりついにはその叱責の言も、馬耳東風となるようなものであ 第四、感情はその刺激が継続して起こるときと、注意をこれに集注するときにますます強くなるものである。 (たとえば喧嘩がしだいに激烈になるのは、盆怒の刺激が継続して加わるためである) 第五、感情は新しい経験によって体得し、その反復によってますますその情を養成するものである。 (われわれが努力と成功との経験を反復することによって、はじめて勇気と自信を養成する)
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