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一 括 講 読

投稿時間:18/05/30(Wed) 23:34
投稿者名:HappiM
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タイトル:精神と心の定義と変化流転
「精神という固定した実体があるのではない。まきが燃えるときに、一瞬もその形を一定に保ち続けることができないのと同じように内界と外界の間で相関的にたえず流動変化しているもの、それがすなわち精神である。薪でもない、酸素でもない。燃焼の現象がそのまま精神である。」

自分の心をやりくりするのではなく、周囲の境遇さええらぶ工夫をすれば、その境遇にたいして自分の心は自由に反応し、適応するようになるのです

われわれは、ことさらに驚こうとしても、驚くことはできない。試みに死を覚悟しようとしてみても、その覚悟ができるものではない。驚くことも必死も、みなただその境遇と条件とによってのみ、はじめてできることである。すなわち、外界の境遇と主観とは一にして二ではない。境遇を離れ、思想によってそれを仮想しようとすることは、それこそ思想の矛盾でなくて何であろう。

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