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一 括 講 読

投稿時間:18/09/15(Sat) 00:25
投稿者名:happiM
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タイトル:我々は絶えず不満と不平とを持っている
自分には暑さ寒さが向かないとか・苦労する事が不適任である、とは言えない。
ともかくも我々は、おのおのその境遇に応じて、柔順にこれに適応し、あるいはその運命を切り開いて行くという事が、第一の着眼点でなくてはならない。
二宮金次郎や中江藤樹などがそうであったように、各人がそれぞれその境遇に応じて働き、不平も言わず、暇をぬすんで自分のしたい勉強をする。その心がけが良い。

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