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一 括 講 読

投稿時間:17/09/01(Fri) 15:43
投稿者名:happiM
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タイトル:神経症者は近ごすい(手っ取り早いずるい)事を止めよ
学問のための学問、芸術のための芸術とかいう事があるが、つまりこれも「物そのものになりきる」という意味で、単なる近ごすい巧利主義を排斥するの言葉であろうと思われる。(全集5巻P617)
>自己の利益に走りそれを得るだけを目的として、学問や芸術を行えば、良い結果が出ないが、「物その物になりきる」姿勢からは良い作品が出来る、この事は手っ取り早いずるい(近ごすい)事をを排斥する言葉と思われる

直接に病気を治そうとあせるから、いくらでも神経質者ができる。神経質者は、よろしくその現在の境遇に応じてその現在を忠実に働き、いたずらに近ごすぐないようにすれば、神経質はなくなる。・・それは近ごすい事をやめて、現在の仕事そのものになる事であります。(全集5巻P165)
>神経質の病気になると、どうしても治したいが先走るが、それでは治癒から遠ざかる、しかたなく現在の境遇に応じて、生活、仕事に専念すれ治癒するだろう、いたずらに早く治そうと、てっとり早いずるい(近こすい)事をしては治らない。

一番いけない事は、・・自分の容体が治れば、それで、もう出席しなくともよいとかいうような人であります、近ごすい人は、決して遠大な利益は得られないのである。(全集5巻P164)
>神経症から治癒すると言う事は、中々得れない人生の心の大きな利益でしょう、その難しいが喜ばしい事は人に伝えて同じ様に心の利益を得てもらう心が自然に生まれるが、自己利益だけで(近ごすい)満足する人は、大きな人生の喜びと満足は得れない。

>happiN(解説)

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