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一 括 講 読

投稿時間:17/10/11(Wed) 15:40
投稿者名:happi
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タイトル:思想の矛盾
森田五巻 P318
不眠でも、赤面恐怖でも、なんでもこれを治そうと思う間は、どうしても治らぬ。治す事を断念し、治す事を忘れたら治る。
これを私は「思想の矛盾」として、説明してある.

森田五巻 P61
眠られると予想すれば、眠らないという覚悟にはならない。いつまでも決して眠らないと決めれば初めて覚悟になる。
ここが言葉のやりくりの難しいところで、言葉は大体矛盾しがちのものである。私が思想の矛盾というのはこの事である。

森田療法と仏教 P6
神経質な人は心の状態に対して常に快適なものを望みがちであるなどその要求水準が高いために、事実と理想のギ
ャップの間でいたずらに葛藤を起こすことをいうのである。

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