対人恐怖の治癒は決して対人関係の改善からあるものでは有りません。
対人関係の創意工夫の成功から治癒するものではありません。
むしろこの事が病気の本体であり、これらに使用する長い時間が病気です
病気はこれを置いて他に無く、対人関係への苦悩は出た症状に過ぎない
症状の解決では無く、病気を治癒させれば、症状は勝手に解決するのです。

治癒の為には、対人関係に対する長い思考、改善に対する創意工夫を止める必要があります。
こういった時間を自分がまったく持たなくなる事が治癒になる訳です。
毎日対人関係を改善する等の長い思考が無いなら、普通の健康な人と同じ生活になるのです。
人間には対人を円滑に出来る能力は本来そなわっており、苦労なくそれは実行出来るのです

しかしストレートに、対人関係改善の創意工夫、長い思考止めろと言っても非常に難しい。
強い意思の力で、強力に実行する必要が有るが難しい。
だから私は自覚の重要性を言うのです。人間は悪い許されない事なら行なわ無い様になります。
悪い許されない事との自覚が有れば、苦労も努力も無く自然に創意工夫も長い思考も確実に
止めてしまうでしょう。
対人恐怖者が毎日行っている、この対人関係改善の創意工夫、長い思考が本当に良い事か
悪い事か自分に問い直す必要が有ります。