2001.12.23

前から欲しかった VMware がバージョンアップした。Workstation 3.0 になった。
タイミング良く(やっぱり悪く？) Windows もバージョンアップして XP になって更に使いにくくなった。 調子を戻すため(？)の再インストールをするのに一々マイクロソフトに連絡しなくちゃいけないらしい。 バグバグで、ハードを追加しただけで動かなくなるって話も聞こえて来ている。 しょうがないので、XP を使わないために(いやだけど)新しく出来た日本橋のソフマップで Me を購入。 同じ店で VMware Workstation 3.0 も予約できた。手もとに届くのにかなり時間がかかったけどさ。
しょせんはやっぱりソフマップだって事だね。

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• １．インストール
  
• ２．コンフィグレーション (vmware-config.pl)
  
• ３．ライセンスファイルのセットアップ
  
• ４．試しに起動してみる
  
• ５．VMware の設定
  
• ６．Win Me のインストール
  
• ７．VMware Tools
  
• ８．Windows Me の音源の設定
  
• ９．Windows Me のモデムの設定
  
• １０．vmware-mount
  
• １１．DMA on WinMe
  
• １２．再インスト−ル
  
• １２−１．vmware-config.pl
  
• １２−２．Vmware Setup Wizard
  
• １２−３．WinMe の再インスト−ル
  

mount CD-ROM
$ ls /mnt/cdrom/Linux/
> -r-xr-xr-x 9.4M Nov 1 10:32 VMwareWorkstation-3.0.0-1455.i386.rpm*
> -r-xr-xr-x 9.2M Nov 1 10:32 VMwareWorkstation-3.0.0-1455.tar.gz*
> dr-xr-xr-x 2.0k Sep 1 23:47 vmware-distrib/

tar ball と rpm の両方が入っていたけど、インストールの簡単な rpm を使う事にした。
$ cd /mnt/cdrom/Linux/
$ su
# rpm -ivh VMwareWorkstation-3.0.0-1455.i386.rpm
> VMwareWorkstation #######################

確認
$ rpm -q VMwareWorkstation
> VMwareWorkstation-3.0.0-1455

ルートになってから、
# /usr/bin/vmware-config.pl

$ mkdir ~/.vmware
$ cd ~/.vmware
$ cp /usr/lib/vmware/licenses/user/licence.ws.3.0 .
$ mv licence.ws.3.0 licence

ライセンスがどこにあるのか分からなくて、探し回っちまったぜ。
本を読んでも、INSTALL, README なんかを読んでも全て試用版の説明だけなんだもん。
$ rpm -ql VMwareWorkstation | grep licen
をしてようやっと見つけたよ。
ホントは、どっかやっちゃったかと思ってかなりあっせっていたりして。

$ vmware &
X Server の XKEYBOARD がどうのこうのと言ったメッセージが出るが、特に困った事にはならなさそうなので適当に OK を押してやり過ごす。

シリアルナンバーの入力。
Please enter your serial number to enable VMware Workstation.
CD-ROM の入っていた袋に印刷されていたので、これを入力。
ctrl-h, delete key が効かなくて入力に苦労したぜ。

Unable to reopen the "/home/jun1/.vmware/license" license file in write mode: ???
Unable to write the serial number in the license located at "/home/jun1/.vmware/license".

なんでだ？ license に書き込みができないってさ。
続いて、今直に登録しろって窓が開きやがった。っけ。
うんなもん、キャンセルじゃ。
よーく見てみたら、~/.vmware/license が読み込みモードになっていた。
よくよく考えてみれば CD-ROM からコピー、リネームしただけだから、当前読み込みモードになるわな。
ってなわけで、

$ rm -rf ~/.vmware/
$ mkdir ~/.vmware/
$ cd ~/.vmware/
$ cp /usr/lib/vmware/licenses/usr/licens.ws.3.0 .
$ mv license.ws.3.0 license
$ chmod 666 license
$ eng vmware &
eng は aliase で
alias eng='LANG=C LANGUAGE=C LC_ALL=C'
と設定してある奴ね。
要は、英語モードにしてから vmware を起動するって事。
これをしておかないとメッセージが化ける。

vmware を起動して、[File]-[Wizard]
コンフィギュレーションウイザード起動。

Welcome message -> next
Select Configuration Type -> Create standard virtual machine
Guest Operating System -> Windows Me
Virtual Machine Display Name and Directory ->
  Display name -> Windows ME
  Full path of the virtual machine directory -> /home/jun1/vmware/winme/
Disk Type Setting -> Create a new virtual disk
Virtual disk size ( in megabytes ) -> 4000
ここで指定する容量はあくまで上限の指定だけで、この全てを vmware が使うんじゃないんだって。
だからデフォになっていた 4000M を指定。
ってか、空きディスクは 2GM しかないんだけど、、、

CD-ROM Device Setting -> CD-ROM enabled (/dev/cdrom)
Floppy Device Setting -> Floppy enabled (/dev/fd0)
Networking Setting -> Brigged networking
Confirmation -> Done

WinMe の CD-ROM をドライブにセットして、
vmware を起動して、
[Power on]
virutal machine では USB が使えるけど、今の linux kernel は 2.2.x で USB は experimental なので、全ての USB 機能を使いたいならば 2.4.x に上げてちょ
ってメッセージが出る。-> OK

PhoenixBIOS が起動。
F2 を押して BIOS SETUP mode へ
Boot で CD-ROM Boot を出来るようにする。
Exit Saving
bootable CD-ROM was not detected
って、CD Drive を見つけらんねーでやんの！

てっきり CD-ROM boot が出来るもんかと思っていたけど出来ないんだね。
流石MicroSoft。
だからフロッピーの起動ディスクが入っていたのか。

melchior で起動ディスクを diskcopy して、
コピーした奴をドライブに挿入。
再度 power on をして、
F2 で BIOS Setup を立ち上げて、
default の boot にして floppy boot で win me を起動。

WinMe の startup menu で
1.start windows setup from cd-rom を選択。
未割り当てディスク領域を設定
大容量ディスク サポートを有効にする
リブート (なんでいちいちインストールの途中でリブートするんだ？)
勝手にフォーマットされて、インストールが始まる。
インストールモードとか、入れる種類とかは、全て推奨にしておいた。
それと、めんどくさいからブートフロッピーは作らなかった。吉と出るか、凶とでるか。

Windows のインストールなんて久しぶりにやるから、やり方を忘れちゃっていて、あせったよ。

あー、暇だー。１時間以上かかりそう。
あ、そういえば、EMM386.SYS の問題は解決したのかな。

インストールが終了するまでに４回もリブートしやがった。
ま、EMM386.SYS の問題もなかったし、無事インストール出来たんだから、それでよしとしておこうか。

WinMe を起動させてから
[Setting]-[VMwareTools install]
Yes とか、OK とかを適当に押して行ったら終了。
あっという間だったな。

WinMe を起動してから、コントロールパネル - ハードウエアの追加
当たりをいじってみた。
Vmware からは Creative Technology の Sound Blaster 16互換に見えるんだって。
でも音が出ない。

で、vmware の Setting - Configuration Wizard - Sound を適当にいじってから install をクリック。そしたら、音が出るようになった。

でも linux との共存が難しい。
っていうか、たまに linux で使えなくなる。
どんな状況で起きるのか再現性が取れていないんだけど、
# rmmod es1371
# insmod es1371
をすると linux で聞こえる様になる。
でも、linux で音楽を聞きながら WinMe on VMware を立ち上げると、
当前(？) WinMe の方は聞こえなくなる。

使えねー。
どうやってもモデムが使えねー。

コントロールパネル - ハードウエアの追加と削除 でモデムを探しても見つけてくんない。
多分、PCI 接続だからだろう。
またソフトウエアモデムの問題が出て来た。
ち、Win なら勝手に見つけてくれるだろうと思っていたけど、やはり、下にあるのが Linux だからダメみたい。
vmware の設定でも serial, parallel はあっても PCI はないもんな。
ってか、PCI って何か設定する必要があったっけ？

もー、これでもか！ ってくらいあがいてみたけど、
結局は使えなかった。
モノホンの WinMe を立ち上げて調べたら COM3(=ttyS2) にモデムが繋がっているらしいんだけど、vmware は com1 しか認識してくれない。
たぶん、そこでぶっちぎれているんだろうな。

本を読むと vmware-mount.pl なる perl script の内容がある。
ゲストOSを起動せずに直接ディスクファイルをマウントしてファイル操作を出来るというもの。
が、VMwareWorkstaion 3.0 には入っていないらしい。
CD-ROM も rpm -ql もしてみたけど、vmware-mount なるものは発見できなかった。
3.0 から削られたのかな？
balthazer に入っている古い VMwareExpress を見てみると、ファイルがある。
試しに casper にコピーして来たけど動かなかった。 /usr/bin/vmware-loop がないとほざきやがったから
これも balthazer から持って来たけど動かなかった。
もう一度 vmware をインストールし直せってさ。
面倒だからこれ以上は突っこむのをやめた。
素直に(？) samba を使うか。って、設定の仕方が全然わかんないけどさ。

本を読むと、Win の中で DMA を設定するとちょっとはハードディスクが速くなるらしい。
ダメもとで、早速設定。
WinMe を立ち上げて、
コントロールパネル システム デバイスマネージャ ディスクドライブ GENERIC IDE DISK TYPE01 プロパティ 設定 DMA をチェック
強制でリブートさせられた。
なんかヤバイみたいなメッセージが出たけど、気にしない。

---

だってさ、どうやっても LAN が繋がらないんだもん。
ってか、共有をしているのにマイネットワークも見れないでエラーになるってどうゆう事？

vmware を終了させて、ルートで
# vmware-config.pl

 Making sure VMware Workstation's services are stopped. 


 Stopping VMware services: 
   Virtual machine monitor[  OK  ] 
   Virtual bidirectional parallel port[  OK  ] 
   Bridged networking on /dev/vmnet0[  OK  ]  
   DHCP server on /dev/vmnet8[  OK  ] 
   NAT networking on /dev/vmnet8[  OK  ] 
   Host-only networking on /dev/vmnet8[  OK  ] 
   Virtual ethernet[  OK  ] 

 Trying to find a suitable vmmon module for your running kernel. 
 
 None of VMware Workstation's pre-built vmmon modules is suitable 
 for your  running kernel.  
 Do you want this script to try to build the vmmon module for
 your system 
 (you need to have a C compiler installed on your system)? [yes] 
 yes 

 What is the location of the directory of C header files that match 
 your running  kernel? [/lib/modules/2.2.18-0vl4.2/build/include] 
 enter 

 Extracting the sources of the vmmon module.

 Building the vmmon module.

 make: 入ります ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmmon-only'
 make[1]: 入ります ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmmon-only'
 make[2]: 入ります ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmmon-only/driver-2.2.18-0vl4.2'
 make[2]: 出ます ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmmon-only/driver-2.2.18-0vl4.2'
 make[2]: 入ります ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmmon-only/driver-2.2.18-0vl4.2'
 make[2]: 出ます ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmmon-only/driver-2.2.18-0vl4.2'
 make[1]: 出ます ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmmon-only'
 make: 出ます ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmmon-only'
 The module loads perfectly in the running kernel.

 Making sure that both the parport and parport_pc kernel services are 
 available.

 Trying to find a suitable vmppuser module for your running kernel.

 None of VMware Workstation's pre-built vmppuser modules is suitable 
 for your  running kernel.  
 Do you want this script to try to build the vmppuser module for your system 
 (you need to have a C compiler installed on your system)? [yes] 
 yes 
 
 Extracting the sources of the vmppuser module.

 Building the vmppuser module.

 make: 入ります ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmppuser-only'
 make: 出ます ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmppuser-only'
 The module loads perfectly in the running kernel.

 Trying to find a suitable vmnet module for your running kernel.

 None of VMware Workstation's pre-built vmnet modules is suitable for 
 your running kernel.  
 Do you want this script to try to build the vmnet module for your system 
 (you need to have a C compiler installed on your system)? [yes] 
 yes 

 Extracting the sources of the vmnet module.

 Building the vmnet module.

 make: 入ります ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmnet-only'
 make: 出ます ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmnet-only'
 The module loads perfectly in the running kernel.

 Do you want networking for your Virtual Machines? (yes/no/help) [yes] 
 yes 

 Would you prefer to modify your existing networking configuration 
 using the wizard or the editor? (wizard/editor/help) [wizard] 
 wizard 
 
 Configuring a NAT network for vmnet8.

 The NAT network is currently configured to use the private subnet 
 192.168.1.0/255.255.255.0.  
 Do you want to keep these settings? [yes] 
 yes 
 
 File /etc/vmware/vmnet8/dhcpd/dhcpd.conf is backed up to 
 /etc/vmware/vmnet8/dhcpd/dhcpd.conf.old.0.

 File /etc/vmware/vmnet8/nat/nat.conf is backed up to 
 /etc/vmware/vmnet8/nat/nat.conf.old.0.

 Do you want to be able to use host-only networking in your 
 Virtual Machines? [no] 
 yes 

 Configuring a host-only network for vmnet1.

 Do you want this script to probe for an unused private subnet? 
 (yes/no/help) [yes] 
 no 

 What will be the IP address of your host on the private network?
 192.168.1.10 

 What will be the netmask of your private network? 
 255.255.255.0 

 . vmnet1 is a host-only network on subnet 192.168.1.0.

 The following hostonly networks have been defined:

 Do you wish to configure another host-only network? (yes/no) [no] 
 yes 
 なんとなく、yes にしてみた。

 Configuring a host-only network for vmnet2.

 Do you want this script to probe for an unused private 
 subnet? (yes/no/help) [yes] 
 no 

 What will be the IP address of your host on the private network? 
 192.168.1.11 


 What will be the netmask of your private network? 255.255.255.0

 The following hostonly networks have been defined:

 . vmnet1 is a host-only network on subnet 192.168.1.0.
 . vmnet2 is a host-only network on subnet 192.168.1.0.

 Do you wish to configure another host-only network? (yes/no) [no] 
 no 

 Do you want this script to automatically configure your system to 
 allow your Virtual Machines to access the host's filesystem? 
 (yes/no/help) [no] 
 yes 
 Vine Samba は消すことにした。

 The version of Samba used in this version of VMware Workstation is 
 licensed as described in the "/usr/share/doc/vmware/SAMBA-LICENSE" file.

 Hit enter to continue. 

 Starting VMware services:
   Virtual machine monitor[  OK  ]
   Virtual bidirectional parallel port[  OK  ]
   Virtual ethernet[  OK  ]
   Bridged networking on /dev/vmnet0[  OK  ]
   Host-only networking on /dev/vmnet1 (background)[  OK  ]
   Host-only networking on /dev/vmnet2 (background)[  OK  ]
   Host-only networking on /dev/vmnet8 (background)[  OK  ]
   NAT networking on /dev/vmnet8[  OK  ]

 You have successfully configured VMware Workstation to allow your 
 Virtual Machines to access the host's filesystem.  
 Would you like to add a username and password for accessing your host's 
 filesystem at this time? (yes/no/help) [yes] 
 yes 

 Please specify a username that is known to your host: 
 jun1 

 New SMB password:
 Retype new SMB password:
 Added user jun1.
 Password changed for user jun1.

 You have successfully configured VMware Workstation to allow your 
 Virtual Machines to access the host's filesystem.  
 Your system appears to already be set up with usernames and passwords 
 for accessing the host's filesystem.  
 Would you like to add another username and password at this time? 
 (yes/no/help) [no] 
 no 

 You can add more usernames at any time by invoking the following command 
 as root: "/usr/bin/vmware-smbpasswd vmnet1 -a "

 The configuration of VMware Workstation 3.0.0 build-1455 for Linux for  
 this running kernel completed successfully.

 You can now run VMware Workstation by invoking the following command: 
 "/usr/bin/vmware".

 Enjoy,

 --the VMware team

Unlink old vmware setting and WimMe
$ rm -rf vmware
$ cd .vmware
$ rm preferences

Install WinMe
$ vmware &
XKEYBOARD の説明が出た後で
Run the Configuration Wizard.
を選択。

Create standard virtual machine.
-> next

Windows Me
-> next
Display name:
  -> Windows Me
Full path of the virtual machine directory:
  -> /home/jun1/vmware/winMe/
-> next

Create a new virtual disk -> next

Virtual disk size( in megabytes):
-> 4000
デフォルトが 4M になっていたからそのままにした。

CD-ROM enabled
-> /dev/cdrom
cheack -> Start with the CD-ROM connected

Floppy enabled
-> /dev/fd0
cheack -> Start with the floppy connected

Networking Setting
  -> Host-only
Bridged and host-only もあったけど、本を読むと原理的には Bridged と同じみたいなので host-only にした。

2002.02.11

# rpm -ivh /home/jun1/rpm/RPMS/i386/VMwareWorkstation-3.0.0-1455.i386.rpm
VMwareWorkstation #############################
# exit