バックアップはこまめにしましょう
2001.08.28

いざ!、って時に役に立つのがバックアップ。
と言ってもディスク中の全てをする必要はなく、
特定の物だけをバックアップしておけば、
後は OS の再インストールだけですむ。

要は、インストール後に自分で変更した物(設定ファイル等)を 別の場所
に保存して置けばそれでオッケー、なのだ。

俺の場合は、メール、作業用のディレクトリの中身全て(tar ball用 と ~/rpm/)、
/etc/ 以下の幾つか、/var/以下をちょっと、そしてホームディレクトリ、くらい。

基本的な方針(?)は、メール、作業用ディレクトリはそのディレクトリごと全てを別マシンにコピー。
それ以外の細かい設定ファイル等は、バックアップ用のディレクトリを作って、そこに放り込んでおく。で、上と同じく別マシンにまとめてコピー。大体、これらのファイルは何かした時に変更されるものだし、何かするのは自分だから、どのファイルを保存しておけばいいかは把握している(つもりな)のだ。


バックアップは rsync を使うことにした。
実は、なぜか、はじめは lftp を使っていたのだ。
あーでもない、こーでもない、と試行錯誤して、スクリプトを作り終ってから、 はっ、 と rsync の存在を思い出した。
昔は rsync を使っていたのにね。
lftp でも出来るんだけど、更新するときの時間が rsync の方が速いのだ。
新規にコピーする時は同じくらいの時間なんだけどね。

バックアップスクリプトの名前は cas2bal.??? 。
casper から balthazer へ移すって意味。
バックアップする場所の違いは ??? で使い分ける。
バックアップする場所 バックアップスクリプト
~/Mail/ ~/bin/cas2bal.mail
~/work/ ~/bin/cas2bal.work
~/rpm/ ~/bin/cas2bal.rpm-
~/backup/user/ ~/bin/cas2bal.backup
~/backup/etc/ ~/bin/cas2bal.backup
~/backup/var/ ~/bin/cas2bal.backup

これで、コンソールから、
  $ cas2bal.mail
って感じで打ち込めば、
バックアップして、終ったらビープがなって、
変更のあったトコだけをコンソールに表示してくれる。
ログも、"script名.その日.その時間" っていうファイル名で保存されるのだ。

~/bin/cas2bal.rpm- の最後の "-"は、
rpm のままだと color ls が rpm ファイルだと思って色を着けちゃうのを防ぐため。
     こーゆーのを書いておかないと、後で困ることになる。
     今は分かっているからいいけど、フルバックアップ後とか、
     あたらしく OS を入れ直した後、
     なんかには絶対に分からなくなる(経験談)。
     だって、似たようなのが出てくるんだもん。
balthazer のディスクがあっぷあっぷになっちった。

その他に、友だちからもらった、デジカメの写真とか、エッチな画像とかを
入れている ~/lib/jpg/ ってディレクトリもあるけど、
それは別のページに書いといた。
作成日が別なのでそうなった。




細かい設定などのディレクトリ
もほとんどが決まった物ばかりなので、それらをいちいち手で ~/backup/user/ にコピ−するのはめんどくさい。

よって、
  rsync -auvvz --delete ~/lib/home.page/damex/ ~/backup/jun1/lib/home.page/damex ;
  rsync -auvvz --delete ~/public_html/ ~/backup/jun1/public_html ;
  rsync -auvvz --delete ~/.netscape/ ~/backup/jun1/.netscape.`date +2001.%m.%d` ;
  rsync -auvvz --delete ~/.bluefish/ ~/backup/jun1/.bluefish.`date +2001.%m.%d` ;
  rsync -auvvz --delete ~/.lftp/ ~/backup/jun1/.lftp.`date +2001.%m.%d`

って感じのものを balthazer に移す前にやっとく事にした。
.bash_profile なんかもやってもいいんだけど、
そんなに変更しないと思うから、やらない。




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