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シロクニクン比較 RxVxN@C62

シロクニクン(C62 2)の画像3種:上から、VRM3、実車(Real)、Nゲージです。実車を基準にちょこっとディテールを比較してみましょう。なお、実車が恥ずかしがってお尻を隠した状態ですので、頭の部分(しかも非公式面)での比較です。
(2005/3/23) お目化し後の写真を追加しました。
※画像に改行は入れてありませんので見にくい場合はブラウザのサイズを調整ください。

VRM3:第4号収録のもの。見れば見るほど正確に再現されているのに驚きます。全体のプロポーションも正確です。ただし、Nゲージの宿命なんですが、がに股です。先輪がそれほどでもありませんので、却って動輪が飛び出して見えます。解像度の制約は仕方ないにしても、VRMの欠点として存在感(ボリューム感)がありませんので、シリンダや給水暖め器がただの箱です。実車のランボード上の配管は後から追加されたものでしょうか? VRMでは、ボイラー周りがあっさりしすぎている印象があります。その為、砂撒き管がちょっといい加減なのが気になります。ついでに、扇形車庫は梅小路をモデルにした物ではないようですね。

実車:蒸気圧を上げて点検中とのことです。デフに掛かっているコードはそのための物でしょうか。2005年3月、梅小路にて撮影。

Nゲージ:KATO製。煙が出ていません……は、おいといて、どの号機を再現したものではありませんので、細部の違いはいろいろあります。砂撒き管が外付けになっているタイプですね。スケールダウンの為、ディテールが甘いというより省略されまくっています(何十年も前の製品なので仕方ない所ですが)。特に前部デッキが顕著で、手摺りやエプロンがありません。ボイラーがぶっといことで有名ですが、こうやって見ると、そんなに目立つものではなく、むしろ、がに股感をなくすことに貢献しています。そして何より、全体の印象の捉え方が見事だと思います。購入時そのままの素っぴんですので、さて、どうやってディテールアップ工作するか、嬉しい悩みが増えました。→お目化ししました。何がどう変ったかは「蒸気機関車工作」にて。