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VRM4〜ハードウェア準備編

(2004/12/22現在)

何しろ、まだ実物が発売されていない物なので、なんとも言えないのですが、「VRM4チェッカー」が公開されましたのでその結果を交えて、私のPC環境について書きたいと思います。

まず、VRM4はDirectX9対応ということなんですが、今私が使っているアプリの大半はDirectX7用で、しかも、DirectXは新しいバージョンにすると以前に戻せないという問題があります。昔、DirectX5からX7に移行した時もそうなんですが、現在あるマシンはそのままで、新しくDirectX9用マシンを組み上げるのがベストでしょう。ということで、VRM4専用マシンをでっち上げました。

方針としては、まずはDirectX9(シェーダー2.0)に対応することで、スピードは二の次、お金を掛けない最低ラインを狙ってみます。当初は0号パッケージしかなく、ストラクチャの種類も限られており、高密度なレイアウトを作ろうにも作れないだろうからです。つまり、スピードやメモリ容量は不要ですが、V4の機能を享受するため品質面だけ条件をクリアしようという魂胆です。

まず、マザーボードハードディスクについては、現在使っているものを変更するとOSの再インストールなどえらい騒ぎになりますので、余っているパーツを使うことにします。手持ちのマザーで使えそうなのは、P4B266-E:チップセットが i845という今となってはふた昔くらい前のボードです。ハードディスクは、IBMのやはり2世代くらい前のやつです。

CPUは、手持ちで最速がCeleron2.4GHz(400MHzFSB)で、調べたところBIOSをUpdateすれば上記マザーで使えることが分かりました。という訳で、ドミノ移植です。つまり、

現状:マシンA=2.4GHz、マシンB=2.0GHz → 新マシン:2.4GHz、マシンA=2.0GHz、マシンB=1.7GHz(予備再生)

という感じで、他のマシンには涙を飲んでもらって、(CPUだけは)VRM4マシンが最速となりました。ついでに、メモリも他のマシンと融通しあって、512MB確保しました(OSはWindows2000予定ですから、256MBではスワップしまくりで役に立たないので最低512MB必要)。

さて、問題はビデオカードで、これは、新しくDirectX9対応の物を買うしかありません。で、チョイスしたのが、RADEON9600SE。たぶん、これがX9対応の最低ラインだと思います。SE版なので、コアクロックが低いですが、気にしないことにします‥‥‥と思ったら、メモリ帯域も狭いぞ、これ、ま、いいか。その代わり、お値段は1万円を軽く切り大変お買い得です。9600というと発売された頃は数万円してみんなの憧れの的って感じだったのですが、安くなったもんです、SE版だけど。

なんで、ATIなのかというと、好みです。RAGEの頃は、ATIというと画質がよく安定性も高く、ゲームよりはCGやCADに向いたビデオカードという印象がありました。I.MAGICのページを見ると、ATIの方が安定性の低いようなことが書いてありましたが、最近は、ATIとnVidiaの立場が逆転したのかな?個人的には、GeForceの独自の発色が気に入らないのですが、この辺は好みですね。

ちなみに、このベンチマークは純粋にビデオカードの性能に左右されるそうです。が、最近は、PCI-Expressなんぞもありますので、VRM4が3号か4号くらいになったら、マザーボードとビデオカードを合せて買い替えた方がよさそうで、その予定ですが、あくまで予定です。

という訳で、早速チェッカーで計ってみました。解像度1024*768、32bit color、リフレッシュレート75Hzで、

17975

となりました(何度か測定した最高値)。17000以上でなんとか合格らしいですので、狙ったように最低ラインぎりぎりです。でも、測定中はE751系が気持ち良さそうに走っていて、カクカクした処もなく、テキスチャ表示にも問題ありません。もちろん、シェーダー2.0に対応しています。