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VRMチップス〜錯覚トリック

▼ 擬似勾配 ▼

以下の写真は、『ミニ登山鉄道』からのショットです。登山鉄道ということで急勾配の路線を敷いてみました‥‥‥が、線路はあくまで平面上にあり地形の方を傾けることによって登っているように見せ掛けた視覚トリックなのです。実Nゲージでの走行安定を考慮してのことですが、実際、これと同じ工夫をしたレイアウトが雑誌に載っていたそうです。さて、ここで問題です。登っているように見せ掛けるため、地面を傾ける方法ともう1つ工夫がしてあります。それは何でしょう?ヒントは2枚目および3枚目の写真にあります。正解は後日

  

▼ 擬似カント ▼

上記の擬似勾配を応用したのが『擬似カント』です。VRMでもNゲージでもカントをつける必要がないというか、つけられないのですが‥‥‥百聞は一見に如かず以下の写真を見てください。

 

左の写真はノーマルな状態で、地面高度を一律 2mmにしています。これに対して右側は、レールの内側が 5mmになっています。さらに地面が微妙に左向きに傾いています。レールの奥の方がなんとなく右側に傾いているように見えませんか?こういう地形を作る方法はいろいろありますので、自分にあった方法を研究してみてください。

▼ 擬似遠近法 ▼

 

左がノーマルの状態です。あぜ道に沿って電柱が等間隔に並んでいます。VRMではイマイチ遠近感がないという説がありますので、これを強調する方法を考えてみました。それが右の写真です。トリックは電柱にありますが、どうなっているか分かりますか?(正解は後日)。擬似遠近法というより遠近強調法ですね。但し、これは線路沿いの通信電柱などには使えず、線路から離れている遠景に用います。