鋼鉄天使くるみ(WOWOW 火曜19:00〜19:30)[放映終了]

 美少女、メイド、アンドロイド・・・まるで三種の神器ですな(^^; ここまで揃えられると反発して見ないのを通り越して、「やってもらおうじゃないか!」という風に見ちゃいますよ。もしかしてハメられた(^_^;?

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#1 くるみ大地に立つですぅ!

「み・ら・くるみ!」・・・あぁD4と同じパターンだ、フレーズが頭の中に反響しているですぅ(←語尾まで感染してるって(^^;) とりあえず頭ん中から反響が消えるまで見続けようかな、それなりに作画もいいようだし。

で、最後に一言・・・くるみ大地に立ってないですぅ!ヾ(^o^;これこれ 


#2 ご主人様は一人ですぅ!

 くるみの可愛さ&ストレートぼけとか、ピントのずれた神人兄とか、ズレてんのか妙に鋭いのかわからんエロ大将とか、いろいろポイントになりそうなのが出てきましたけど、やはりこの作品の要は作画でしょうね。作画が崩れない限り、“問答無用!ご主人様が一番ですぅ!!”パワーも発揮できるでしょうし、この作品の牽引力たりえるでしょう。ただ、その後ろ盾を失ったら悲惨な状況なのが明白ですが(^_^; まだちょっとがもたついている感じがそこここにありますが、作る側も見る側も納得ずくならば“面白い作品”になんじゃないかと...期待したいですね。


#3 新たなる天使・サキ!

 うぉ、仲子ちゃんのモガ可愛すぎ(^_^;;; それにしても相変わらずくるみの『ご主人様一筋』が至極明解でいいですね。ここまでストレートというか、バカだと匙投げるしかないですね。で、あやしい女二人組が神社までつけてきたかと思えば、来週はいよいよくるみvsサキの鋼鉄天使対決、サキの起動をどうやったのかも気になりますが、それよりもどうやってOPのようなサキに変化するのかが楽しみです(もしかして仲人乱入で3Pかぁ?!ヾ(^o^;ぉぃぉぃ)。


#4 嫌いにならないでです!

 しかしご主人様が朝のお勤めをしているのに、のんきに夢見て寝てていいのか?>くるみ 今気づいたんだけど、くるみが寝てた部屋にはもう一組たたまれた布団があったということは、何やかんやといっても結局くるみと同じ部屋に寝てるんかい!!>仲人 とまぁ危機感のない二人にふってわいた厄災が、第二の鋼鉄天使サキ。命じられるままにくるみを倒そうとする様子は、くるみと対照的なまでに感情が感じられません(まぁくるみが感情丸出しなだけですが(^^;)。もしかしてエンジェルハートは完全起動していないとか? 次週のタイトルが「妹ができたですぅ!」なんで今後の展開は予想できるんですが、今なお保ち続ける作画レベルが、その辺をどう描いてくれるかが楽しみですね。


#5 妹ができたですぅ!

 仲人の一言のためにそこまで耐えるとは、バカの上にちょ〜がつくぐらい正直だな>くるみ でもって自分で頼んでおきながら、いざ仲人サキにキスしようとしたら突き飛ばすんだもんなぁ(^_^; 死ぬほど分かり易いぐらい性格だ。でも、そこが狙っているとはわかっていても直球勝負故の可愛さともいえるのかも(素直になれよ>をれ) しかしOPでくるみに対して『べったり&頬赤らめ』てたサキですが、なるほどくるみ同様に起動者に対する『愛』が刷り込まれるんですね。てことは“くるみ×サキ”?ヾ(^o^;ぉぃぉぃ 次回タイトルが「愛姉妹」・・・未だ衰えない、というかキスシーンとかになると更に力が入る作画に期待ですね(^_^;;;何が?


#6 愛姉妹

 エンゼルハートって妄想回路なんですか?ヾ(^o^;ぉぃぉぃ  くるみ仲人への『直球愛』も、サキくるみと攻守変更するだけで『魔球愛』になっちゃうんですね(^^; ただ思っていたよりはサキちゃんの仲人への『嫉妬』がなくて残念無念。てっきり「姉様と私との仲を邪魔するものは許さない!」とこっそり仲人を亡き者にしようとしたら、「サキちゃん!ご主人様に手を出さないで!」ってくるみに勘違いされて、「姉様...私よりもこの男を選ぶのね(;_;)」とサキちゃん泣き崩れる、ってのを期待していたんですが。相変わらず作画は崩れないし、エロ大将はモデラー大将だったし、神人は天然なんかわざとなんか知らんけど一発ボケで突っ込むし、う〜ん、困った事に結構おもろい状態が続いてますね。


#7 そこはダメですぅ!

 サキ、やっぱり何処か壊れてるんじゃないかい?ヾ(^o^;ぉぃぉぃ 「温泉」「布団」それだけでバンバン妄想が膨らむとは・・・可愛いじゃないですか(^_^; しかし「設定その1」ってことは、さらに「その2」「その3」と続くわけで...やっぱ、修理して貰え>サキ(どっちなんだよ>をれ)

 今回いわゆる主人公側ではない鋼鉄天使(の動く姿)がお目見えしていましたが、もしかすると先週のあの数が今後次から次へと出て来るって事になるんでしょうか? で、原作読んでないんでわからないんですが、鋼鉄天使って“美少女”である必然性ってあるんでしょうか? 「単に設計者の趣味」ってのでもOKですが...もう少しが広がるといいかなぁって思ったもので(^_^; (流石は「ストライクゾーンチェッカー」で8〜14才と出しただけのことはあるな>をれ) あ、しまった! エンゼルハートを納めるために“ツルペタ”じゃダメなんだ(;_;)泣くなって>をれ 


#11 そうだ!八つ橋を...

 サキちゃん健気だねぇ。顔に痕つくほど殴られても原因は自分にあるんじゃないかと自省しちゃうし,くるみの誤解を解こうとして更に誤解を深めちゃってるし。でもまぁ一大決心をして告白したら,くるみなりの気持ちを示してもらえたので(視聴者的にも入浴シーンだったのでヾ(^o^;ぉぃぉぃ)よかったよかった...って終わるかと思いきや,カリンカの登場でサキちゃん一気にピンチですぅ(;_;)


#12 カリンカだよ!

うわぁぁぁ...サキちゃんボロボロ(;_;) 流石にシングルよりはデュアルの方が処理速度が速い能力が高いようで,カリンカに手も足も出ません。ざっくり抜き手でさされたり,吐血(オイル(^^;?)するほど内部にもダメージ喰らってたようですからしばらくはくるみとの絡みもないでしょうね(^_^; それにしても末妹のカリンカ無邪気さが招く凄惨さは凄まじいですね。作画の良さと相まってサキの痛みが伝わるようです。特に“モミモミ”のシーンといったら(以下自主規制)。次回はくるみによる敵討ちですが,やられてからが変化しているところを見ると,簡単にはくるみの本気も出ないようですね。


#13 また妹ができたですぅ!

 サキの敵討ちとばかりにカリンカに謝らせようとするくるみでしたが、本気を出したカリンカの前に倒れ、絶体絶命というところでエンゼルハートが再起動。しかし瞳の色が違うところからも明白なようにいつものくるみ人格はそこにはありませんでした。まるで機械のようにカリンカを圧倒的なパワーで蹂躙するくるみ、その背中に“黒い翼”を見た仲人が思わず叫んだ瞬間、くるみはいつものくるみに戻っていました。

 というわけで“ブラックくるみ(仮称)”の初御目見得でしたが、きっと同案多数で“ダミープラグくるみ”とか“シンクロ率400%くるみ”言われるんだろうなぁ(^_^; まぁエヴァと違ってカリンカは無傷でしたし(でも負けたことよりくるみキスされそうになったことで心に傷が出来ていたりして(^^;)、くるみカリンカサキと同じようにキスで目覚めさせようとするあたりに余裕があるわけですが、恐らく“黒い翼”くるみの秘密が関連していることから今後同様のシーンをどのように描いてくれるかが気になりますね。


#14 諦めないもん!

 よし! 新世界のは「恵美須」であって間違っても「恵比寿」とか「恵比須」にしなかったのは偉いぞ(言うほどのことか?>をれ)

 くるみの妄想っぷりはサキの分までカバーするかの如く全開ですね。でも『予定』にあったうちで初めの方は良いとしても、最後の時代劇でお約束の「あ〜れぇ〜〜\(@_@)/クルクルは一体...その後のことは...考えていないんだろうなぁ、くるみだから(^_^; しかし、それ以上に面白かったのが、くるみの秘密を探り出そうとあの手この手で奮戦するカリンカと、それを何としても阻止しようとする二人組。双方とも真剣なのだがはたから見ていると笑えてしまうんですよね、これが。特にカリンカの性格が今回よく出ていたようで、今後どのように三姉妹が集うのか、楽しみですね。


#15 わかったよ お姉ちゃん

 「宝の持ち腐れ」、きっとカリンカくるみ“膝”で正体を見破られたとき、そう思ったに違いない(^^; やっぱりというか、己の趣味に為に職権を最大限に乱用する大将が再登場。次週はきっとメイド姿のカリンカの写真を見て、新たなフィギュアの製作に取りかかるであろうヾ(^o^;ぉぃぉぃ

 今回もカリンカ中心にお話がすすんで、その「素直じゃないんだけど憎めない」魅力がストレートに描かれていて、なかなか面白かったです。しかし話はどうやら『仲人のくちびる』を巡るくるみvsカリンカの激突になりそうな気配...その辺にカリンカが正式にこちら側に来るというか、オープニングでのくるみとの描かれ方にあるポジションへの移行のきっかけがありそうですね。サキとは違った、一捻りも二捻りもあるアプローチが見られそうで期待しちゃいます。


#16 仲人最大の危機!?

 今回は壊れている人が一杯いたのでくるみが随分まともに見えました(^_^;

壊れていた人その1、サキ。何だか修理されていた部屋にネジが何本か忘れられているかのようです。でっかいリボンを自分にかけて「姉さんへのプレゼント」って臆面もなく言ったり、目的(くるみ)の為なら手段(カリンカ仲人をくっつける)を選ばない発想が出てくるだけでなく行動にまで影響が出てくるあたりで十分に壊れています。

壊れていた人その2、カリンカ。はじめのうちは前回探り当てた(と思い込んでいる)「くるみのパワーの源=仲人の唇」を奪うために涙ぐましい努力を展開するわけですが、結局は偶然奪えたものの思い描いたとおりにはいきません(^^; ガビ〜ンとなっていたカリンカですが、そこで優しい言葉をかけてくれた仲人に急転直下のfall in Love(^^; くるみへの対抗心もポイッと捨ててあっさり仲人ラブラブモードに突入しちゃっています。げに恐るべきは『恋心』なり(^_^; (あっさり対抗心を捨てられてしまったくるみよりも、そのダシに使われてボロボロにされたサキが一番哀れか(^^;)

壊れていた人その3、小金井類友というか、同病相哀れむというか...一歩間違えばカリンカと同じ事をしていたわけですね。今回のカリンカの行動が彼女のたがを外さなければいいのですが(^_^;


#17 出雲に着いたですぅ!

 う〜む、それにしてもサキのマイペースさというか、結果良ければ全て良しとする潔さというか、結局「姉さん大好き」ってのが一番わかりやすくていいな。くるみは単純っぽい様で実は奥が深いのか深くないのかわからん感じだし、カリンカ仲人への想いの強さも動機づけが今一つだし。

 東京の研究所にカリンカの図面が壁に貼ってあったというのは、出雲の研究所からやむを得ず移転した伏線だったのね。ところでサキの図面は?

 新キャラ其の1:しかしプロトタイプである撫子が一番性能というか性格がいいような気がするのは気のせい(^_^;? でもこ〜ゆ〜キャラに限って先が短かったりするんだよなぁ(;_;)

 新キャラ其の2:ハミングしながら登場しなかったのか...でも、これで夏コミは仲人受けで決まりだなヾ(^o^;ぉぃぉぃ


#18 そんなのうそだ!

 ぼちぼち『鋼鉄天使』特に『くるみ』の核心に迫る事柄が見え始めてきた感じですね。それにしても意外という感じだったのが仲人君。くるみの稼働停止を手伝うよう言われた時、エンゼルハート改の持つ危険性を知った後でもくるみを信じるときっぱりと言い切ったのは男の子でしたね。普段は優柔不断そうに見えても結構頑固なところとかあるのは術士の修行をこっそりやっていたあたりもその片鱗だったのかも。

 次回は何だかウヨウヨと鋼鉄天使が出てきそうで、番組開始時の“注意”がどうなることやら、楽しみです(^_^;


#19 突入!アカデミー基地

 いよいよアカデミーの基地に突入!した途端に敵の策にはまってくるみカリンカサキ天城博士と3つに分断されてしまいました。パワーで押し切ろうとするカリンカに対して冷静に対処するよう教えるサキがいいコンビというか面白そうでしたが、それにも増してくるみは問答無用のパワーで粉砕していました(^^; で、仲人君の方はといえば、先週にも増して「くるみを信じること」を決意したんですが、逆にそれがミハエルにも最後の手段を決意させてキス(おそらく以前にくるみの起動の調査で報告されていたんでしょう)されてしまいます...って少年じゃなくてやっぱり美少女(美女?)でした。おそらくこの瞬間落胆のため息を吐かれた女性が大多数おられたことと思いますヾ(^o^;ぉぃぉぃ 一方天城博士はアカデミー側から今回の一連の騒動にまつわる事情&背景を(先週の仲人君より詳しく)教えられますが、仲人君にとってのくるみがそうであるように天城博士の綾小路博士への想いの大きさが信じる足枷となっているようです。

 さて、ここから先はちょいと予想なんですが、「アカデミーが告げた未来」ってどこまで本当なのでしょうか? まず怪しいのが「魔族と戦争状態にあり、危機的状況である」という点。完全に対抗できないとはいえ、貴重な戦力である鋼鉄天使を多数この時代に連れてきているのが矛盾しています。これは「術者の確保が目的」という点にもいえることで、余程強引に拉致するつもりでもない限りそれほどの戦力が必要なはずがないでしょう。もう一点「術者の確保」という点だけではこの時代は既に遅すぎると思われます。真に術者を求めるだけなら明治の改革以前にしないと駄目でしょう。で、ここまでを考えてみると、次のようなラインが見えてくるんじゃないかと思います。

・アカデミーは未来で独占的な支配体制を確立していたが、実はその基盤は過去の歴史への干渉とその繰り返しにあった(未来から過去へ部隊を派遣→その部隊が歴史に干渉し予定通りの未来を構築→再び過去へ→)
・アカデミーに同調できない綾小路博士が、自ら生み出した歴史改変の先兵である鋼鉄天使を逆にその対抗手段として密かにアカデミーより過去に投入しようとする
・ただし時間跳躍の限界から到達できたのがこの時代であったが、何とか対抗戦力(くるみ)を構築し、未来に影響を及ぼす
・アカデミーは綾小路博士の造反を知って、過去に干渉しようとするが到達限界の為にくるみの起動以前には到達できなかったが、何とか本格的な起動を阻止しようとする

という感じじゃないでしょうか? 何か「ターミネーター」か「ガウル」って話もありますが(^_^;;;


#20 究極の超鋼鉄天使

 早い話が、「エンゼルハート(EH)x1<EHx2<EH改<EX+EH改」という順序ですか。それにしても今回で更にわからんのがアカデミーというかワルスキー博士の行動。言動をみると何だか真っ当というか、「アカデミーが告げた未来」の信憑性が高そうに思えるんですけど、よくよく考えてみれば、あれほど危険視していたエンゼルハート改をミハエルに搭載して動かしてしまうなんて、本末転倒もいいところです。自ら「制御できない技術の危険性」を説いておきながら、同じものを稼働させてしまうのは自信過剰故の過失か、あるいは先の言葉がであるかのどちらかでしょう。くるみに非常停止装置がないことを綾小路博士に詰問していましたが、「危険性」の中には「非常停止装置が作動しない」ことも含まれることに気づいていない(気にしなくていい)のも同様でしょうね。

 意外なところでは、仲人くんの声に気づいてラブラブの真剣さを見せたり、ミハエルの強さを見抜いてくるみを助太刀しようとするサキを止める冷静さを見せたりしたカリンカがいい感じでした。


#21 天使が消えた日

 いよいよくるみvsミハエルの最終決戦と相成ったわけですが、タイトルと前回の綾小路博士の「天使のエレメントを持つ者同士を戦わせてはいかん」という言葉から、てっきり鋼鉄天使のエンゼルハート(EH)内の天使のエレメントが凍結してしまい、ミハエルくるみだけが持つEH改の“もう一つのエレメント”だけが発動してしまう事態になるのかと思ったのですが、違ったようですね(^^;(もちろんその後、くるみの天使のエレメントを解凍するのは仲人のキスというパターンで) 思いっ切り正面から激突した二人ですが、ミハエルの圧倒的な力の前にくるみ仲人への想いだけが次第に暴走し、やがて漆黒の羽根が顕現してしまう程に“もう一つのエレメント”が発動してしまい、ミハエルすらも凌駕してしまいました。その姿を見て思わず絶句してしまった仲人君ですが、果たしてくるみを元の脳天気おバカな状態に戻すことが出来るんでしょうか?ヾ(^o^;ぉぃぉぃ

 さて、ここで現時点での疑問。アカデミー側(ワルスキー博士ら)が告げた未来についてはどうやら本当である可能性が高そうです(個人的には納得いかないけど(^^;)。では綾小路博士の行動の真実は何処にあったのでしょうか? そのポイントは綾小路博士の「EH改は暴走するはずなどない」とさんざん言い切っていた言葉の根拠、くるみに停止装置をつけなかった理由、突き詰めて言えばEH改の正体=くるみミハエルは同じ(状態の)EH改を積んでいるのか?という点になると思います。少なくとも科学者の端くれである綾小路博士が何の意図もなく停止装置をつけなかったり、ワルスキー博士らが指摘するような危険性を看過するとは思えないのですが...というかそう思いたいのです(^_^; 実はくるみに積んであるEH改はミハエルのと違って魔族ではない“更に別のエレメント”が封入されているって展開を予想しているんですが、どうなるでしょうね?


#22 カオスエンゼル

 う〜む、ストーリー的には盛り上がっているようなんですが、俺的にはちょっちボルテージが下がり気味です。まずアカデミー側が至極真っ当な集団であったこと。実体についてもうちょい二転三転するかと思っていたんですが、きわめて正直なワルスキー博士以下同類のようです。同様に綾小路博士が思ったよりも単純で思慮深さとは縁遠い人であったこと。カオスエンゼルになりつつあるくるみを目の前にして「こんなことがおこるなんて」思っても見なかったようですが、それはミス以外の何者でもないでしょう。いくら未来の状況が切羽詰まっているとはいえ、(ワルスキー博士の言にある通り)緊急停止装置なりのフェイルセーフ機構を試作機同然のくるみに組み込むのは科学者として当然の義務だからです。それすら出来ないのは『未熟』ですね。

 ま、おかげでこの期に及んでアカデミーが超々鋼鉄天使を投入したり、アカデミーと綾小路博士の確執がメインになったりといったように脇にストーリーが流れることなく、くるみ仲人の選択が最終局面になりそうな気配なのは儲けものかもヾ(^o^;ぉぃぉぃ 


#23 罪と罰

 とうとう神人の術による抑制を打ち破ってくるみはカオスエンゼルとして覚醒しそうだし、サキカリンカを含めた全ての鋼鉄天使を覚悟して不足したアカデミー基地のエネルギー源の補助として繋がれちゃうし、仲人は相変わらず「そんなのダメだよ!」ってわけで飛び出していくし、いよいよ来週が文字通り『最終話』。シリアスな中では、エネルギー炉へと向かう途中で恐らく最後となるであろう別れの際にもイヂけた仲人につい憎まれ口をたたいてしまうカリンカのちょっぴり切ない気持ちが「きゅいん」(^^; そんなカリンカを優しく抱きしめてあげるサキももちろん「きゅいん」(^_^; さて来週は本家「きゅいん」が復活するでしょうか?


#24

 何というか、あっさりした終わり方でしたね(^^; 結局『仲人とくるみのキスに始まり、キスに終わった物語』ということで、ほのぼのと終わったのですが、どうせなら最後に援軍として多数やってきていた陸軍の金剛を見て、

くるみ「あ、悪い奴らですぅ」
仲人 「え、違うよ、あれは」
くるみ「大丈夫ですぅ、ご主人様と強く結ばれたくるみは無敵なので、あんなのへっちゃらですぅ」
仲人 「そうじゃなくて」
くるみ「二人を邪魔する悪い奴らを片づけてくるので、ちょっと待ってて下さいね、ご主人様」
仲人 「ま、待って!くるみちゃん」

という感じで、楽しそうに金剛に飛びかかろうとするくるみとそれを必死で止めようとする仲人、それをあきれたように見守る人々という構図で終わった方が個人的によかったんじゃないかとも思いますが、まぁその程度は好き好きということで。

とりあえず最後までこの作品の命綱を握っていたといえる作画陣がほとんど崩れなかったおかげで最終話まで見続けたという感もありますが、それなりに良かったんじゃないでしょうか?


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