宇宙海賊 ミトの大冒険(テレビ大阪 月曜26:15〜26:45)
何か設定とか世界観とかキャラクターとかの次元じゃないレベルで『すっげぇーーーおもろそうやんか!!』と思えるオープニング、問答無用のパワーで突っ走る本編、個人的な感想で言えば『天地無用!第1シリーズとプリティーサミーを足して2で割った』感じですね。今期新番組(とはいっても関東じゃ終了したらしいけど)の中ではもしかするとダークホースかも(^_^;
《感想いろいろ》
#1 あたしがミトよ!の巻 ミト母さんってば(とはいっても母親かどうか不明だけど)肝っ玉母さんって言葉がぴったりくるというか、言葉が具現化した存在みたいというかヾ(^o^;ぉぃぉぃ 一にも二にも息子最優先の熱い気持ちだけは疑いようがないです(^^; とりあえず「あららぁ?」っていうお約束な場面で途切れちゃったのでちょっと残念ですが、その一方で次回の「母さんと呼んで!の巻」ではタイトル通りの悪戦苦闘を見せてくれそうで余計に楽しみが増したという感じもしますね。ともかくみょーに脳裏にこびりついてしまったオープニングのCDSを買いに行かねば(^_^;
#2 母さんと呼んで!の巻 一人で誤摩化してもすぐ横にあんなの(サブ)やこんなの(シン)やへんなのがいたんじゃ無駄な努力というものでしょう(^^; でもミトにとって葵は10年前に別れた時のまんまの子供でしかないんですね、やることなすこと母親の実感を噛みしめながら楽しんじゃってます。一方、葵にとってみれば10年の月日は十分すぎる程長かったし、何より“普通の地球人にとっては己を地球人と認識できる機会はほとんどない”わけで結局パニクってダウンしちゃいました。さらにそのせいかどうか母親参観日の連絡も捨ててしまった為に、ミトとの間にあった微妙なズレを大きくしちゃってます。「母さん」の一言が修復の鍵であることは二人ともわかっているのに、二人ともちょっと意地というか素直になれないところが傍から見ると実に親子していて微笑ましいんですけどね(^_^;
#3 サブとシン!の巻 気がつけば我が家ということで、ピンチを秘められた能力で脱した葵。目が覚めてもそのことが信じられず、ついでに「母さん」の一言も未だのようです(^^; そんな葵にミトはあの手この手で母親をアピールしますが功を奏せず、逆に副官のサブとシンの独断行動の引き金となってしまいました。結局は葵の優しさがミトの逆鱗に触れた二人を救った訳ですが、これだけなら普通のお話。今回のメインはやはり葵と睦月が互いに意識しあってしまう場面、文字どおりの“Boy meets Girl.”でしょう(^_^; OPでそれらしいカットがあったので期待していたのですが、ようやく今回から初々しい『恋のレッスン(死語)』が本格的に始動したようです。予想としては9割方「無意識に睦月主導=尻にひく(^^;」結末だと思うのですがヾ(^_^;ぉぃぉぃ (そういえば今回は戦闘シーンが山ほどあったおかげで所謂『ポケモンチェック』がバリバリ入っていましたね。でも番組開始時に「明るい部屋で離れて見る」ように注意しているのだから、変に暗転させると見辛さの為に近寄ってしまって逆効果ではないのかなぁ?)
#4 大変な蛍祭り!の巻 ・・・ビデオ録り損ねました(;_;)
#5 なれそめで頬染め?の巻 おぉ完全にラブコメ路線の王道ですねぇ>葵の両親 それにしてもミトじゃないけど、あの状況によく対処というか順応できるとは徒者ではないですねぇ>親父さん ミトが惚れる気持ちもわかるってモンです。で、それをなぞるように若い二人が新しいこれからをつくって、母親のミトは定石よろしく息子にいらんちょっかいを出すと(^_^; 別段凝ってもいないし、奇をてらったところもないですが、それだけに素直に楽しめる話作りは凄いと思います。
#6 はぐれる恋心?の巻 先週以上に葵&睦月の二人にスポットがあたってました。けど他のキャラも添え物ではなく、ちゃんと個々にリアリティのある存在として描かれていたのがGoodでした。睦月の恋を自覚してしまった心が揺れ動く様、頭では理解していても咄嗟に心に正直に動いてしまう様、そして想いを断ち切るための決断・・・涙が出るほどヒロインです。で、個人的に今回一押ししたいのが華風子! 葵への気持ちをひた隠しにして、憎まれ口を叩きながらも、葵を睦月のもとへと走らせるなんて、睦月以上に“恋する乙女”でした。
#7 招かれた災厄!の巻 ・・・またビデオ録り損ねました(;_;)
#8 破られた心! 疲れていてもタイマーの確認は忘れずに(T_T)
〜#13 略奪せよ!大団円 最終数話をまとめて見たんですけど、ラストに向けて今までの伏線や決着をつける意味で多少収束気味というかおとなし目の感じはあったものの、それでも作品のノリはいい感じで保たれていたと思います。特に最後の最後で葵が男をあげた・・・あ〜、睦月とキスした後だから、女をあげた・・・というのも変だなぁ(^_^; ともかくいいところで主役をはったのが、それまで流されていた感じがあるだけに格好良かったですね。でも女性形になったのも睦月に押し切られた結果だろうし、女王位を受けちゃったのもミトに押し切られた結果だろうから、結局流されているというか、尻にしかれている状態はかわんなかったりするわけだけど。とりあえずミト-睦月間の嫁姑関係は良好みたいなので、心配なのは“私の力で男に”宣言の睦月と、“女の子もオッケー”宣言の華風子の葵(♀)を巡る女3人三角関係の行方でしょうか(^_^;?