ちょうど原作本が発売されていたので買った・・・あら?リスキー☆セフティってオムニバス形式の1話だったのね。それも二人の設定のみが使われて、アニメの方は現代の設定のようだし。でも、そのおかげでヒロイン眼鏡っ子(^_^;
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#1 幸か不幸かデスエンジェル 実際に見てみないとわからないこともあるもんですね。いや、本当に可愛い。萌だけじゃなくて、セフティやさらにはリスキーまでもが可愛らしいんです。色使いの関係もあるでしょうが、それぞれの個性が短い時間なりに要約されているというか、ピンポイントで響くというか、要は「つかみはオッケー!!」ということですね(^_^;
#2 エンジェル嘘つかない 案外周囲の波動に左右されがちなんですね(^^;>リスキー&セフティ 階下にいる萌ちゃんの両親の一喜一憂にポンポン入れ替わる様は、当人達の大変さが真剣であればあるほど、第三者には滑稽なものに感じられるんですよね。そのおかげで自滅気味に沈んでいく心にストップがかかって、萌ちゃんももう一度自分自身で確かめようとするきっかけがつかめたんでしょう。その辺を含めた萌ちゃんの心の移ろいというか、いじいじしたところも人肌に感じられる描写がGoodでした。時間短いですけど、ちゃんとそれを踏まえた作りが(当たり前なんですけど)またいいですね。
#3 今必殺のエンジェルアロー あぁ、コンタクトにしちゃダメだよぅ>萌ちゃんヾ(^o^;ぉぃぉぃ 今回出番はセフティの方が多かったですが、リスキーの方が何故か可愛いというか、微笑ましかったですね。自分が意図しない方向へとドンドン押してしまうドツボな感じですけど、その辺にリスキーの本質というか、内に秘めた心があるようで素敵でした(でも、そうするとセフティの心の奥には・・・(^^;)。それにしても彼氏くん思っていたよりも素直ないい子ですね。既に年上(萌)を落としちゃうあたりに将来を垣間見ますヾ(^_^;コレコレ
#4 泣いて笑って喧嘩して+にくいよこの うん、相変わらずいい感じですねぇ。萌ちゃんが本来の女の子らしさを見せてくれるかと思えば、リスキー&セフティは入れ替わりながらも、それぞれの個性を活かした伝言ゲームのような掛け合い漫才を繰り広げてくるし、萌の両親はこれでもかってぐらいにしょーもないネタでリスキー&セフティを翻弄するし。起承転結というか見せ場はなかったですけど、均等にキャラがいい味だしていたお話でした。次回は新キャラの登場でリスキーがはりきっていますねぇ・・・どうせ肩透かし喰らうんだろうけどヾ(^o^;ぉぃぉぃ
ところでタイトルのネタ、最近の若い人わかるんでしょうか?
#5 ライリーライリーライリーライヤー 先週の予告の時には恵が萌の引き継ぎキャラかと思っていたのですが、結局は一発キャラだったみたいですね。しかしリスキーに振り回されていた最初とはうってかわって前向きになった萌は今や振り回す側ですね。使命感あふれるリスキーが可哀想というか笑えるというか(^^; でも次回予告を見て気づいたのは、死神(あるいは天使)が役目が無くなったときはいなくなる(消え去る)んですよね...リスキーとセフティ、この二人がどう萌と決着つけるのか、あるいはその時にお互いにどうするのか、その辺が楽しみです。
#6 サヨナラは11月のララバイ いや、もう、言う事無し。
萌が薄々気づいていながらも言葉に出来ない様子、慌てて帰って朝までとは違う何かに気づきながらもそれを振り払うかのように明るく振る舞う様子、さり気なくもしっかり描かれているだけに見る側にも『萌が感じていた漠然とした不安』を感じさせます。そして、彼の前で眼鏡をかけて寒風に震えて(自分なりに(^^;)不幸へと追い込んでも、結局は幸せである自分を認めざるをえない状況に至って、萌はそれこそがリスキー達が去った理由だと気づいて、でもだからこそ素っ気無い二人の別れの言葉と修復跡(^_^;から二人の気持ちを受け取って彼へ「好き」って言葉が素直に出たんでしょうね。
出会いから別れまで本当にちゃんと繋がった物語で、気持ちよかったです。次回からは舞台(と不幸な主人公)が入れ替わってのお話のようで、また楽しみです。そうそう、「言う事」が一つだけありました。犬の鳴き声練習して下さい>おみむらヾ(^o^;ぉぃぉぃ
#7 花とファジーと小さなエンジェル 参りました。てっきりお話の舞台=メインキャラが変更になるのかと思っていたので、「主題歌はどうなるんだ?」「でもDVDならちょうど1枚ずつだな」とアレコレ思い巡らしていた私の思惑はあっさりラストシーンで吹き飛ばされてしまいました(^^; なるほどね、すっかり新しいストーリーに視聴者が馴れた頃合いを見計らってポンッと文字通り「どんでん返し」の如く、もう一回り大きな舞台の中であった事を見せられると気持ちのいい驚きですよね、「やられた!」って感じで。でも萌とリスキーの一言二言の会話でちゃんとオチが落とせたのも今までの積み上げがあったからで、なおのこと感心しますです。
さて、どうやら過去の話とはいっても今までと同様に“オープンな閉鎖空間”で父と娘の触れ合いを娘の視点から描くみたいですが、父親の作った人形とそれを見つめる娘の瞳がとても印象的でした。もしかすると娘には人形と自分の違い、黙々とモップがけをする人形と食べてくれない食事を用意する自分との違いがわからなくなりかけていたのかもしれません。そうだとすればセルフィは(彼女の意志とは違うけれど)まさに“救いの天使”だったのかも。
#8 死神見習いのユーワク やはりリスキーが表に出ている方が面白いですね。彼の熱心さというか必死さが空回りしている(しかもそれが結果的に相手を救ってしまう)のが微笑ましい感じで。かといってセフティが不要というわけではなくて、彼女もまた自らの希望や信念が報われないあたりに『幸せ』の意味をより実感させるという大事な役目があるようです。
敬虔で心優しい父親思いの少女であるファジーが求める『ごく小さな願い、だけどこの父娘にとっては非常に困難な願い』をセフティ(そして本人の意思によらずリスキー(^^;)がどのように対処するのか、そしてどのような結末を迎えるのか楽しみですね。
#11 秘密すぎる花園
#12 大嫌いからはじめようお昼休みを舞台とした会話だけにも関わらず,キャラ同士の掛け合いというか言葉と表情,仕種が絡み合って一つの流れを作っているのが見ている側には楽しいですね。特にリスキーが振り回される悪い言い方をすればピエロ的で。
琴音が少しずつ積もらせていた想いをぶつけてはみたものの,結局鈴子にとってはそれが琴音らしさだったということでしょうか。げに恐ろしきは88Eなりヾ(^o^;ぉぃぉぃ まぁ鈴子も純粋に琴音に憧れている部分があるようだし,二人でちょうどいいコンビなんでしょう(もし鈴子の言葉が計算だったとしたら,“邪悪な波動”の源は鈴子だったりして(^^;)。そういえばラストのセフティの矢って何処に飛んだ(あるいは当たった)んでしょう? 屋上のカップル? それとも手を広げているように見える琴音? 後者ならセフティは二人の心の繋がりをそ〜ゆ〜風に勘違いしたという事?
#13 くじの数だけ抱きしめて 時節の遅れを逆手に取った見事な挨拶(^_^)
いや〜、一瞬“貧ちゃん神さん@おじゃる丸”が登場するのかと思うような神社でした(^^; でもその割には氏神様の霊験もあらたかで、ちゃんと予告通りに二人の未来の姿を見せるとともに各々に一言アドバイスさせるところが(しかも如何にも成長した各々が言いそうな言葉であるところが)巧いですねぇ。萌ちゃんは今一つ受け止めきれていなかったようですが、優雅くんの方は気づいていたようで、マフラーに対する「大切にするよ」という言葉に未来(の自分自身)に対する宣言というか、ちょっとした決心のようなものが感じられて、これまたいいですね。それにしても、いくらお年玉で潤っているとはいえ、お賽銭に万札を放り込むなんて凄すぎるぞ>優雅くん そういえばラミーってまだセフティの矢が刺さったままだったんですね(^_^; それで動物的には同じに見える(においがする?)リスキーが“求められて”しまうんですか...マフラーといい、ちょっとしたところに伏線があるんですね(というか、この作品みたいにさりげない伏線をちゃんと使いこなしている作品が少ないんだよなぁ(;_;))。
#14 桃太郎伝説 今回は珍しくリスキーとセフティがそれほど仲違いすることなく、ストーリーを進めましたね。愛しの優雅君(^^;の為に夜なべして衣装を仕上げている萌に、桃太郎伝説の『真実』を教えようとするわけですが、如何せん内容が怪しすぎます(^^; 桃太郎が軍団かと思えば、鬼の親衛隊隊長"楓"と桃太郎"稚武"がラブラブになったり、いつの間にか決戦の場が宇宙になっていたり...そりゃ萌が衣装の方に目がいくのも仕方ないですね。でも、紙芝居風な絵柄から急にシリアスなシーンに移ったりと見る方としては面白かったです。何気ないですけど、セフティがキジの代わりだったりしますし(^_^;
しかし何よりも衝撃的だったのはリスキーが女だった事ですね。よく考えてみればセフティと体を共有しているわけですから、同性の方がしっくりくるはずですよね。
ま、まさかセフティが男って事はないですよね!?
#15 SUPER桃太郎伝説 今回は感想云々の前に笑いすぎてダメでした(*_*)
タイトルからして直撃しているんですが、本編はその比じゃなかったですね。メジャーなミノフスキー粒子、波動砲はいいとしても(よくないって>をれ)、カ、カタルシスウェーブ!? そんなんわかるの何歳だと思ってるんですか!? さらにトドメは私の場合、レーザー発振器でした。いやもう、頭の中でシーンがダブっちゃいましたよ。惜しむらくは、その後で激突するのが彗星だとなお良かったのですがヾ(^o^;ぉぃぉぃ
ん...まてよ、レーザー発振器ということは楓は既に(以下検閲(^^;)
#16 胸を張りまっしょい 今回は無声映画調の演出。セリフは全て字幕、聞こえてくるのは音楽だけ。今回は番組の長さがこの演出にちょうどいい感じだったので、だれたり飽きたりすることなく最後まで見せてくれました。特に音楽が良かったですね、エンディングのスタッフロールでもきちんと扱われていたのが作る側にとってもそうであった顕れと思います。
んでもって、話のメインは優雅君のクラスメート、美月ちゃん。この娘が優雅君への想いを胸に秘めているうちに萌の存在を知ったことからリスキーの魔の手につかまってしまいます(^^; しかし、この美月ちゃん、萌とは違った意味で“恋する乙女”で、何ともいじましい可愛らしさが炸裂しています。ただ流石にこの作品に出るキャラだけあって、一筋縄ではいきません。「2年後」、この言葉に込められた美月ちゃんの決意とその年月分重ねられた想いのパワーを、果たして優雅君はかわしきれるのでしょうか?(もしかして#13で未来の自分にクギさされたのは...) いやはや小学生といえど『女』は怖い、それに尽きますねヾ(^o^;ぉぃぉぃ
#17 セーフティン・パワーズ おぉ久々に童話調シリアスタッチなお話のようですね。セフティがメインになるとどうもこの系統になるというか、天使=正義というステロタイプに疑問符を投げかける形にしないとストーリーが立たないので仕方がないのかも(^_^; 今回の話で「伝説の魔物(というか、思しきもの、そのことを否定しない存在)」と図らずも親交を深めてしまったセフティが、自らの経験に基づく『情』をとるのか決して反してはいけない絶対の『使命』をとるのか、その判断が如何なる結果を生み出すのか、その辺が次回で明らかになるようで楽しみ...でも、予告で8割方予測できてしまうんですが(^_^; いい意味で裏切ってくれるとよいのですけれど、はてさて?
#18 セーフティン・パワーズ・でらっくす 過去のお話の方はほぼ予想通りでしたが、現代(TV)の方に直接話が繋がるとは考えていませんでした。なるほどね、セフティの「ま〜ちゃんったら、テレビ映りがいいですの」という一言が今回のお話のポイントでしたか。「ま〜ちゃんが出てきたということは一大事じゃないのか?」とか「上に乗っているのは何者?」という当然の疑問がサクッと切られるべくして切られてセフティのボケで落とされるというのは確かにパターンなんですけど、それで許せてしまうのが不思議なんですね(^_^;
んで次回は例のラミィに刺さった恋の矢の顛末ですか・・・『最後の最後で入れ替わったリスキーが犠牲』オチ(^_^;?
#19 ぼかぁ、しあわせだなぁ う〜む、ラニーとの初夜の挨拶より先は想像できた方がとても恐い気がするぞ>セフティ 今回は思い込みの激しいセフティが勘違いせずにラニーにとっての幸せとは何かを見つけられたのがポイントであり、いい感じでした。犬のくせして妙にいい表情をしていたラニーもGoodでしたし、自分の仕掛けた罠が結局あだになってセフティに『80てん』がついてしまったリスキーの燃え尽きた様子も相変わらずでしたし。しかし...帽子を投げる癖があって「強い奴」を探すテリィが“猿”ですか(^_^;いいんかいな
#20 水色のストライプ 台詞で言われても画面で確認できないと『水色のストライプ』とは納得できないぞヾ(^o^;ぉぃぉぃ 人生の岐路があくまで岐路であってその分岐先はすべて運命の範囲内であるのに対して、『運命の刻』というのは、予定されていた運命の流れさえも変えてしまうぐらいの非常に影響力の大きなイベントのようですね。ここではどうやら萌と優雅が恋人同士であるという運命が切り替わってしまうようですが、以前の#13で二人の未来を見せて、その予定調和的な安心感をうまく見せていたこの作品が、あえてそれを崩してしまうことは非常に危険じゃないかと思います。元の鞘に収まっただけではわざわざ今回のようなイベントを入れる必要がないわけですから、より一層の(仲良くなるだけじゃない)展開が欲しくなるんです。その辺がきちんと構築できれば凄いんですが...ま、期待できるのはリスキーとセフティが分離した点にでしょうか?
#21 世界を止めて 思っていた以上に『運命の刻』の影響は大きいというか、効果範囲が次第に広がっていくようですね。萌の位置に他人が入れ替わるだけでなく、全く新しい“婚約者”という立場まで歴史の修正事項に含まれてしまうことから考えると、下手に『運命の刻』に干渉するとその存在すら危ういのかもしれません。一方、性格そのままに『運命の刻』に立ち向かい、萌を助けようとするセフティに対して、あくまで知らん振りしてあわよくば再び萌の魂を狙うと言うリスキーのどう見ても素直じゃない様が微笑ましく感じられるのは、今までの積み重ねのおかげでしょうね。そういえばラニーに引っ張られて『運命の刻』の光を浴びたお兄さん、萌の家に来ていたみたいですがこれから先に海璃のように関わってくるんでしょうか?
#22 涙なんか飛んでいけ、風に吹かれて飛んでいけ 違和感を覚えつつも流されてしまっている優雅。間違っているとわかっていながらもセフティへの言葉を止められず、自己嫌悪に沈む萌。一人である実感を感じつつも、人への同情心の存在をセフティの存在のために出来ないので一人であることを素直に喜べないリスキー。萌を助けるかどうかを判断するのに天使の使命に縛られて悩むセフティ。その状況を打破したのは、やはりリスキーでした。「萌をもっと不幸な目に遭わせてやる」とか言ってましたが、セフティにもその真意を見抜かれているようで非常に微笑ましく心暖かいシーンでした。
が、流石というか私が毒されているというか、喜っ子さんの天使は別格ですなぁ〜(^_^;
#23 此処にいるから 萌と優雅を引き合わせようとするリスキーとセフティの前に『運命の刻』の妨害がチクチクと入るのですが、それぞれの『使命』よりも今の『気持ち』を大事にしようと決心した二人は協力(というか、リスキーの孤軍奮闘かも(^^;)して、萌と優雅とを引き合わせることに成功します。この辺で、岩坪理江さんの歌い分けも見事な「此処にいるから」がBGMとして流れるのが絶妙ですね。で、既に萌のことをすっかり忘れ去ってしまっている優雅に対して、萌がリス&セフの応援をバックにどのようなアプローチをするのかと思えば・・・キス!? 元に戻った優雅の台詞ではないですが、これまた「刺激が強い」アプローチというか、最終兵器によるクリティカルヒットでした(^_^; また、この時の萌の台詞って少し前からCMで使われていたモノだったんですね。何度も耳にしていて馴染んでいたはずの言葉だっただけに、シーンと合致すると情感がより一層わき上がってくる感じがありました。無事元の鞘に収まった萌&優雅、大きな変化は一見ないようですが、リス&セフの『使命』との葛藤、萌のキスの『言葉と勇気』、今までの積み重ねを無駄にしない描写が話をしっかり支えて、見る側に心地よさを提供してくれているんだと思います。
さて、次週で最終回。やはり最後はリスキー&セフティの顛末でしょうね。今回のラストでも消えていた二人がどうなったのか?もしかしてOPに繋がるのか?いろいろ思いが巡りますが、ともかく期待して待ちましょう。