南海奇皇・第2部(WOWOW 火曜19:00〜19:30)[放映終了]
ともかく予告通りに第2部が始まっただけでもよしとしましょう(^^; 後は今度こそきちんとした形でけじめをつけてくれることを願うだけです(決着はつけなくてもいいから)。
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#25 西東京暫定独立領 何だか島原三姉妹、というよりも夕姫ちゃんが様変わりしましたね。以前ならあんなデモなんか蹴散らすか、黙って立ち去った後でランガに乗ってリターンマッチするかだったと思うんですが(^_^; ラブレを連れ戻しにいった件も含めて『革新的』であった立場が様々なしがらみによって『保守的』に変わりつつある徴候なんでしょうか? 『本当に護るべきモノ、壊すべきモノ』を知ったのかもしれませんが、その辺は今後に示されることでしょう。
#26 邪である幸せ 第1部で吹っ切れたように見えていた魅波さんも、状況がより切迫したものになるにつれて心の水底に沈めていた疑問符が再び浮かび上がっていたようです。そして今回の海の民達の叫びが結果として魅波さんに決断、というよりも自分自身に向き合う勇気=ランガがあるという認識を与えたということになるんでしょうね。打つ手が裏目に出ましたね>虚神会 それにしても魅波さんの想い...長女として妹達を支えてきた身としては絶対に知られてはいけないものだっただけに鬱積としたものがあったんでしょう。それと向き合えた魅波さんの笑顔と言葉に明るさが感じられるのが救いなのか、それとも...
#27 戦場に憧れて ちょっと次週まで尾を引いちゃっているのではっきりとは言えないんだけど、個人的には今週描かれていたような『若者たち』って現実感がないですね。拠り所とか基準を求めているのならば、もうちっと考えようがあると思うんです。何か操られている以外には意味不明な行動しているし。商店街の親父さんの方がよっぽど“生きている”感じがしました。で、本筋とは離れたところで気になった点・・・ゲートの所で山積みになったパスポート。「観光で来ているから手を出せない」とはいえ、パスポート不所持で拘束なり強制退去できるのでは(^^;?
#28 時代の中で 結局見るべきところを見ず、聞くべきところを聞かないで掲げた理想は砂上の楼閣でしたね。若者達(特に笹井)も現実を見つめざるを得ない状況に陥って初めて自分達が求めていた『虚神』の現実と『虚神』を求めていた自分達の心を知ることとなったんでしょう。ちと不思議なのは『帝国』を名乗った若者達って野郎ばかりだったような気がするんですが...何か意図があったのでしょうか? それにしても夕姫ちゃん大活躍でしたね。初めは海潮メインかと(押し倒されたところまでは特に(^^;)思っていたんですが、虚神は乗り逃げするわ、ラヴレは連れ帰るわ、虚神は乗り捨てるわ、しまいにはラヴレをお風呂で○○をやさしく×××てあげるんですからねぇ(*^_^*)ぽっ でも何だかんだいってもラヴレのことを想っていた夕姫の素直でない優しさが可愛いというか良かった回でした。
#29 頬を染めた王様 この物語では珍しく一般人的人物、次郎君の恋の物語の始まり・・・だけど、やっぱり悲しい結末になるんでしょうね。その分今回の話は軽妙に楽しく、静かだけど気づかない間に一歩を進めて、気づいた時には引き返せない、そんな風に流れていました。その一方で父と子のエピソードを挟み込んで、結末は次週に引き延ばしつつもいい感じにまとまってたんじゃないかと思います。それにしても夕姫ってばあんなの持ってるんでしょうか(^_^;?
#30 身勝手な英雄 一般人として次郎が抱いていた夢と海潮の抱いていた不安が生み出した虚像の恋、だったんでしょうか。ともかくも海潮はある意味で鏡のような次郎の想いを否定することでまた一歩踏み出した感があります。今はその方向がどちらかはわからないですが...少なくとも停滞して沈んでしまうことはないわけです。ま、破滅に近づいているかもしれないんですけどねヾ(^o^;ぉぃぉぃ
#31 テレビのお仕事 結局ギャグに走ったように見えて伏線張りまくりの回でした。ですから今回は材料(虚神とか魅波の知り合いの女の子とか)がそこかしこにチラチラと見せびらかされて、お味というか、料理は来週という感じですね。とりあえずお笑いのレベルも意表をついた虚神の武器と海潮&ゆっぴ〜の総崩れ状態でトントンというところですね。
そうそう、一言...「うまく外したな>ランガ(^_^;ぼよよ〜ん」
#36 XマスXディ いまいち夕姫の「クリスマスを嫌う理由」というのが納得できなかったのが残念でしたが、「ジョエルの教えてくれたクリスマスに心から夕姫にプレゼントを差し出すラヴレとそれを結局受け取る夕姫」が理由云々よりもこれからを感じさせる演出でGoodした。あれ?でもラヴレってジョエルが好きだったんじゃ...恐るべし、夕姫の魔の手ヾ(^o^;ぉぃぉぃ
#37 洋食屋界隈 海潮ってこ〜ゆ〜感情と現実とのギャップに悩むというか躓く役回り多いですね。ただ、前の次郎との経験で「理想で現実を縛る危うさ」ってのに気づいていたはずなんで、ちょっとは成長して短絡的な行動に出ないんじゃないかと期待したんですけどね。まぁ彼女らしくないというと可哀想なんですが、会話のわずかな隙間から隠されていたものを探り当てたのは意外な一面でした。あ、本能的なものと思えば“らしい”かヾ(^o^;ぉぃぉぃ
#41 変革のイブキ 今までそうであろうと信じていたもの(力、男、世の中)が実際はそうでなかった時、人はどうするのでしょうか? 今までを捨てて新しいものに従うのか、あくまで信じていたものを信じようとするのか。 海潮、夕姫、あるいはその他の面々が直面しつつある問題にどう対処していくかが第2期の見せ場なんでしょうか? 非常に難しいところだとは思うのですが、その分楽しみでもありますね。ちょっと今後に期待してもいいかなぁって気持ちです。
#44 甘い毒 そないに急に神さんがいっぱい出てこられても困るんですが(-_-#
#45 貫かれた時間 次第にクライマックスというかいろんな意味での『終わり』に近づいているのはわかるんですが、伏線というか、説得力が弱くなったのが第2部のマイナス点かなと思える今日この頃。けじめが良すぎるというか、出てくるのも消えるのもパッという感じにされちゃうと(しかも毎回)、見てる側としてはちょっとついていけない気がします。それでも繋ぎ止められるのは、この展開をきちんとけじめつけられるかどうかという一筋の期待感があるからかも。
#47 契約されし階梯 やはり最後はゆぅぴ〜様の深慮遠謀(わるだくみと読んで(^^;)が炸裂しないとねぇヾ(^o^;ぉぃぉぃ 求めることに疲れた魅波、信じる為に闘う海潮、己の想いの為に己を殺している夕姫・・・3姉妹の想いは収束するのか、交錯するのか、いよいよ最終回ですね。
#48 不自由な楽園で ちょっと贅沢な言い方をすれば、不満は特にないんだけれど納得いかないというか、美味しかったんだけど胃にもたれているというか...何か“決着”はつけずに“選択”しただけだと思うんですが、それ以上は見る側に委ねられたということでしょうか。う〜ん、個人的にはノーコンテストな出来というのが正直なところです(^_^;