420号
2012年2月28日

主な記事のインデックス

 「個人請負」も労働者 ―学校施設開放員に勝利命令―

 自治労連非正規・公務公共関係労働者交流集会
 「職場のイジメをなくしたい!」江戸川区立自然動物園に分会!
 青年ユニオン、学習で成長中!!
 支援しなくっ茶!勝たせなくっ茶!中野区打越保育園争議支援
 びばあちぇO


 「個人請負」も労働者
 ―学校施設開放員に勝利命令―

 八王子市の学校施設開放員は、二〇一〇年四月に、それまでの市の嘱託員という「労働者」から、一方的に個人委託契約に変更され、労働者としての権利を奪われました。このことに疑問をもった学校施設開放員が、二〇一〇年五月に東京公務公共一般労働組合に加入し、市に団体交渉開催を申し入れました。しかし市は、学校施設開放員は労働者ではないとして団体交渉を拒否してきたため、組合は同年六月に東京都労働委員会に「救済申立て」をおこなっていました。

都労委が八王子市に団交応諾の命令

 この「救済申立て」に対し、都労委は二月二日に、市の団交拒否は「不当労働行為」に当たるとして、「八王子市は、…団体交渉を拒否してはならず、誠実に応じなければならない」との救済命令を交付しました。
 命令書では、昨年の最高裁判例の判断要素に従い、@事業組織への組み入れ、A契約内容は市が一方的に決定、B委託料は労務に対する対価であり、C時間的場所的拘束があるとして、労働組合法上の労働者であると認定しています。
 組合は、二月三日にあらためて市に団体交渉開催の申し入れを行なうとともに、都労委命令に従い、ただちに組合との団体交渉に応じること、一方的な制度廃止=首切りは認められないとして、市役所庁舎門前宣伝、市議会各会派要請等の取り組みを強めました。この取り組みにより、市議会の過半数を超える二十四名の超党派議員連名で市長・教育長に「労働組合との団体交渉に応じることを求める緊急申し入れ」の動きがあり、市側は中労委に再審査の申し立てをおこなうが、団体交渉にも応ずるとの対応を決め、二月二十四日に最初の団体交渉が予定されました。

委託・雇止め許さない

 市側は団交には応じつつ、規定方針通り今年の八月からシルバー委託を強行する可能性もあり、一方的な雇止め・シルバー委託を許さないために再度の議会会派要請、大衆行動などを強めていく予定です。この闘いのなかで、組合員の拡大が進んでいます。 【白神】


 
自治労連非正規・公務公共関係労働者交流集会
  二十年の運動に全国からの確信


第二十回自治体非正規・公共関係労働者全国集会が香川県琴平町で開催されました。全国から三百十五名・東京からは二十一名が参加。
 一日目の集会では大場議長から、「非正規公共評二十年のあゆみ」が報告。〇七年中野区非常勤保育士裁判の勝利判決、〇八年ILO本部への要請団派遣などから「誇りと怒り」の大運動などを写真映像で振り返りました。
 特別報告は、「わずか二年余りで非正規職員の二割を組織化(宇部市職労)」、「任期付き短時間勤務制度導入阻止と、賃金・一時金条例化の闘い(守口市職労)」に続いて、東京公共一般からは、「非正規・関連労働者の十万人建設にむけた、委託・民営化反対闘争の実践と課題」として小林副委員長が報告。多摩市公契約条例の意義と内容、板橋区の指定管理施設の人件費算定に関する細目をつくらせてきた経験を話しました。
 夕食交流会では、東京から「ボーナスもらいたい!」の一時金実現闘争の歌を披露、大阪の仲間は「大阪にはまずいもん(市長?)があるんやでー♪」と苦々しい顔の大合唱で会場が大笑いに包まれました。最後に全員でがんばろう♪を熱唱。記念写真は何と三百人の大集合写真。
 夜更けは東京の仲間で交流、「賃金も大事だけど、それだけじゃなく働きがいとかもって思う」など日頃の組合活動の悩みや闘いが語られました。
 二日目は、消費生活相談員、障害者施設職員、青年・次世代育成分科会などに分かれて参加。全国の仲間と活動交流で学習を深め、新たな思いと決意を東京に持ち帰った集会でした。  【田原】



 
「職場のイジメをなくしたい!」江戸川区立自然動物園に分会!

江戸川区の無料動物園、江戸川区立自然動物園で働く労働者達が、不安と迷いが交錯しながら組合のドアを叩き、職場の民主化を求めて立ち上がりました。
 これまで職場では、ベテラン職員による新人へのイジメが常態化しており、それを管理職も黙認するという、異常な状況にありました。二月二十日、運営する、えどがわ環境財団に対し、組合結成通知と団体交渉申入れ書を送付しました。職員たちの怒りと我慢も限界に達しています。
 他にも、セクハラや賃金引き下げなど、要求が次々挙がっています。今後、組合員たちの声や、争議状況を知らせていきますので、皆さんご支援をよろしくお願いします! 【松崎】


 
青年ユニオン、学習で成長中!!

 現在、青年ユニオン(青年一般支部)では、支部独自の学習会を毎月一度は開催をしています。
 内容としては、ユニオン組合員の要求をくみ上げながら、社会科学関連の学習会をおこなう「ユニオン社会科学学習会」と、ユニオン顧問弁護団の弁護士を講師とした「労働法講座」があります。
 各々ができる限り月一で開催を計画していますので、学習会の年間計画としてはかなり充実しています。あまり知られてはいませんが、公共一般組合員であれば参加は無料です。
 組合員以外にも、青年ユニオンの支える会会員のかたも参加され、ディスカッションも毎回おもしろいです。さらに年四回のユニオン弁護団会議では事例検討会もあり、青年ユニオンが扱った裁判事例を中心に、具体的で高水準の検討がなされます。このような学習と日々の団体交渉参加の実践で、青年ユニオンの組合員は成長しているかと思います。ぜひ皆様もご参加ください。【武田】



 
支援しなくっ茶!勝たせなくっ茶! 中野区打越保育園争議支援

 中野区打越保育園争議団は、闘争資金を集めるための茶葉販売にとりくんでいます。その名も「支援しなくっ茶! 勝たせなくっ茶!」。静岡・萩間から産地直送のおいしいお茶はいかがですか? 「天下一」千百円、「極上芽茶」八百円、「荒茶」七百円の三種類。話によると、極上芽茶と荒茶をブレンドするとさらにおいしいお茶になるとか…。毎日チラシとお茶を引っさげ東奔西走しています。みなさんのお力添えを心よりお待ちしています。問い合わせは公共一般・本部まで。



 
びばあちぇO
 旅の素晴らしさ 〔墨田支部 S〕

私の一番の趣味は、旅行です。旅行のスタートは、高校二年の時にユースホステルを利用しての、九州十泊の旅でした。以来、ユースホステルに熱中し、大学では、ユースホステルクラブに入ったほどでした。
 まあ、女の子と一緒に、旅行に行けることも、大きな要因ではありましたが!
 社会人になり、信用金庫を退職して、その翌翌日から、予約無しでの、ユースホステルを使った、北海道旅行に出かけました。
 初めての一人旅です。旅先で、出会った、女の子に宿泊先を聞き、あっ、一緒だ!!と言って、急いで、そのユースホステルに電話して、予約を入れるという、パターンで、当時は、大流行していました。
 さすがに、三十代になると、ユースホステルを利用することも、なくなりましたが、青春時代の、いい思い出です。
今まで、いろいろな所を、旅行しましたが、良かったのは、なんといっても、北海道と京都です。
 北海道での、お薦めは、利尻、礼文島です。特に、礼文島の可憐な高山植物は、必見です。花の時期は、三回あり、八月、七月は見たので、ぜひ六月に行きたいと思っています。湖では、あまり、知られていませんが、オコタンペ湖と、最近、人気の出てきた、オンネトーがお薦めです。東雲湖と併せて、北海道三大秘湖と言われている、コバルトブルー、時には、エメラルドグリーンの、小さな、湖です。
 最後に、私の大好きな歌に、旅の終り、という歌があります。三番の歌詞に、人と人との出会いなんて、いつも別れで終わる。僕は、君のくれた夢を、明日も持ち続けよう。というフレーズがあり、まさに、旅の素晴らしさを、いいいい表していると思います。