421号
2012年3月13日

主な記事のインデックス

 ゼンショー・すき家は団交に応じろ!!
東京地裁もゼンショー主張を認めず

 団交で雇い止め撤回 リンレイサービス
 4月の韓国国会議員選挙に韓国青年ユニオンから2名が立候補
 びばあちぇP


 
ゼンショー・すき家は団交に応じろ!!
東京地裁もゼンショー主張を認めず


 すき家を経営するゼンショーが原告となり、「首都圏青年ユニオンとの団交に応じよ」と命令を出した中央労働委員会(厚生労働省の外局)の判断は誤っているとして、国を相手取り行政訴訟を起こしていた件で二月十六日に東京地裁で判決が出ました。判決ではゼンショーの請求を棄却し、ゼンショーは敗訴しました。
 首都圏青年ユニオンは、これまで幾度もゼンショーに対して団体交渉を申し入れ、闘ってきました。団体交渉に事実上応じないゼンショーに対して、都労委、中労委はともにゼンショーへ「団交に応じよ」と命令を出しました。ゼンショーは、首都圏青年ユニオンが「法律に定める適法な労働組合でない」や「店舗前で宣伝をするユニオンの行動はおかしい」と主張してきました。
 当然、このような馬鹿げた主張は裁判所でも認められず、東京地裁は全面的に組合の適法性と中労委の判断を支持しました。ユニオンの宣伝行動は、憲法と法律が保障する「正当な権利」であることは明白です。
 労働組合が求める団体交渉には、会社は応じる義務があります。それは、どんなに労働者と意見が違おうとも、話し合いに応じることは社会的に課せられた最低限の義務であり責任です。
 最低限の責任が果たせない企業が、「世界から飢餓と貧困を撲滅する」といった企業理念を掲げること自体をどう考えているのか。
 首都圏青年ユニオンは、引き続きゼンショーと闘っていきます。司法の場でも「ゼンショーは誠実に団体交渉に応じていない」ことがハッキリしているわけですから、ゼンショーは青年ユニオンとの団体交渉に応じていただきたい。
 そして、ゼンショーの団交拒否から起因する、青年ユニオンと組合員がこうむった不利益への損害賠償を求めて、すでに裁判を起こしています。まだ証拠調べの途中ですが、ぜひこの裁判も皆さんの支援を受けて闘い抜きたいと思います。ぜひよろしくお願いします。【武田】


 
団交で雇い止め撤回 リンレイサービス

 江戸川区から区民館の受付業務などを委託されている株式会社リンレイサービスで、不当な雇い止めが行われようとしていましたが、三月一日、団体交渉にとりくみ、雇い止めを撤回させました。

 五年前から江戸川東部地区の区民館で働いてきたKさんは二月六日、突然の雇い止め通告を受けました。しかしKさんは、会社からも「A」評定をもらうほど優秀なせいせき。区職員からも「なぜKさんが…」と会社に抗議があるほどでした。なのになぜ?―思い当たることは一つ。以前にKさんは上司に対し、賃金アップの要求をしたことがありました。本社まで声が届いたために、直接的な上司からは「ここだけの話なら良かったのに」とぼやかれました。今回の人事は、それに対する報復人事であるとしか考えられません。
 Kさんから相談を受けた本部は、引き続き雇い続けるように、すぐに会社に団体交渉を申し入れました。
 一日の団交では、会社側から「雇い止めするレベルではない」と冒頭から回答。あらためてKさんが働き続ける意思があることを伝えると、会社は「継続雇用させていただく」と答えました。一回の団交で解決しホッと笑顔をのぞかせたKさんは、「『会社の相談室に相談していただければ』と話してましたが、組合の働きかけがあったおかげだと思います」と話していました。 【島津】



 
4月の韓国国会議員選挙に韓国青年ユニオンから2名が立候補

 ビッグニュースです。
 首都圏青年ユニオンとも交流のある、韓国青年ユニオンの前政策企画チーム長のチョ・ソンジュさんが四月十一日投開票の韓国の国会議員選挙に立候補します。チョさんは統合進歩党の比例代表で出ます。韓国では、若者の雇用の破壊と貧困化が政治問題となっていて、そうしたなかで各政党が青年労働者の代表を選挙に出そうということになっているようです。
 また、いま、韓国では、ソウル市長に市民運動出身のパク・ウォンスンさんが当選するなど、革新系の運動の大きな盛り上がりが起こっています。 今年四月の国会議員選挙、十二月の大統領選も、その流れのなかで進んでおり、注目すべき選挙になっています。日本の政治にも少なからず影響が出ると思います。ご注目ください。首都圏青年ユニオンや大阪青年ユニオンの活動家有志で、韓国の選挙活動を見に行きます。 【河添】


 
びばあちぇP
 あまりにひどい!みんなの力の結集を! 〔文京支部 S〕

 公共一般の役員に返り咲いて十ヶ月が経過しましたが、区の非常勤職員への対応のひどさに、怒ってばかりの毎日です。
 ひとつは、児童館・育成室の障害児担当非常勤職員の勤務時間削減による月額一万五千円の賃下げ攻撃です。当初は、区財政が厳しいのでと説明していましたが、登室時間から考えて時間短縮は当然だという態度に変わりました。現場の職員が、障害児の付き添いだけでなく、受け入れ準備や他の児童とスムーズに係われるための心配り、正規職員等との打ち合わせを行い、その児童の安全や発達のために努力していることを訴えても、担当課長は居丈だけに対応するだけで聞こうともしません。子育てを重点施策の一つにしている文京区とは思えない内容です。子どものこと第一に頑張っている障害児担当非常勤職員の賃下げという不利益変更は許せません。官製ワーキングプアが大問題となり、格差是正にむけ動き出している世の中の流れにも逆行しています。文京支部は断固たたかいをすすめる決意です。
 もうひとつは、「行革」による人員削減攻撃です。これまで働いていた職場が民間委託されることで職を奪われる非常勤職員に対して、区が雇用先を確保するのは当然のことです。非常勤職員には何の責任もありません。それなのに、全庁的にみて空きがあれば考えるなどと雇用を保障する立場に立たず、二月になって生活の糧である仕事を奪うことに何の痛みも感じない区の態度は許せません。雇用継続のため、みんなの力を結集して頑張ります。