426号
2012年5月22日

主な記事のインデックス

 委託職場から四月以降も相談急増!組織化にオフシーズンなし

 シカゴのメーデーも熱かった!
 びばあちぇ(22)


 
委託職場から四月以降も相談急増!
  組織化にオフシーズンなし



 年度末が近づくと、公共一般は「クビ切りシーズン」各支部では雇い止め争議や労働相談の対応に追われます。本部は慌ただしい毎日が春まで続きます。そして、桜の花びらが開くのに合わせるかのように、争議は収束に向かいます。
年々、委託先からの相談が増えてきていますが、今年は更に顕著でした。四月からも委託先を中心に労働相談が後を絶ちません。いまや、委託職場は組織拡大のホットスポットです。現在の取り組みをレポートします。

◆清掃工場
 荒川区にある矢吹炉研(株)は、自治体の清掃工場焼却炉の清掃や点検保守を受託しています。会社は労働者をムリやり日雇いとして働かせ、日雇い雇用保険の不正受給を強制してきました。そこへハローワークから労働者にばく大な課徴金が課せられました。しかし不正受給の責任の多くは会社にあります。労働者を常用雇用にさせるとともに、返済額について、会社側の負担割合を多くするよう求めています。

◆区役所の売店
 品川区役所内の売店では、店員への解雇で相談がありました。互助会から品川母子寡婦福祉連合会が受託している職場です。団交を行い、解雇は撤回させました。しかし、業績悪化を理由に、労働条件引き下げや事業縮小をほのめかしており、予断を許しません。

◆区庁舎内清掃
 北区庁舎内の清掃業務委託では、違法の二重委託が行われており、二重委託先の会社が、労働者を解雇通告した問題で相談。北区と本来の受託業者であるプロスペック双方に団交を申し入れ、二重委託の是正と、プロスペックに全員直接雇用させました。

◆学校図書館運営
 S区立学校図書運営員からは、持ち帰り残業問題、有休が取れないことなどで相談にきました。委託契約で学校司書を配置していること自体が偽装請負にあたります。このことも追及していきます。

◆委託の広がり、
 相談も急増
 労働相談を受けていると、実に様々な職場が委託されていると実感します。自治体構造改革による、アウトソーシング化の結果が相談内容からも如実に表れています。委託替えによる雇用不安、最低賃金並みの賃金水準、低処遇など、文字通り官製ワーキングプアです。委託先という広大な領域に、本部支部が本格的に組織化へ踏み込んでいかなければならない事を示唆している春でした。      【松崎オルグ】


 
5.13保育フェスタで署名の列 ピジョンハーツ争議に広がる支援

 五月十三日、全国から保育者や保護者、園児ら約六千人が集まり、「みんなの保育フェスティバル」が開かれました。参加者らは、「『子ども・子育て新システム』はんた〜い!」「保育園をまもれ〜!」と声をあげました。
 中野区打越保育園・ピジョンハーツ争議団もみんなで参加。原告の荒木さんはメイン舞台で、「禁止と制限だらけの保育。子どもたちへの強い言葉や圧力」が打越保育園で日常行われていた実態を告発するとともに「保育園は子どもたちにとって生活の場であり、広い意味で学びの場。大人同士も、それぞれ違いを乗り越え、個性を理解し、認め合いながら手をつないでいく、その姿を子どもたちはつぶさに見、聞き、鋭い感性で感じ取っていくでしょう」とあるべき保育の姿をうったえました。
 力のこもった発言の甲斐もあって、署名は列ができるほどの大反響。「新聞記事見ましたよ」「がんばってください」と声をかけられ、たちまち五百筆以上が集まりました。 

  5.13保育フェスタでは、▽市町村の保育 責任がなくなる▽子どものために公費が使 われなくなる▽保育の質が低下するなど――「新システム」の問題点が各分野からの発言により明らかになりました。全国保育団体連絡会の実方伸子事務局長は、「公的保育制度解体を許さないたたかいは正念場。緊急に運動をすすめましょう」と呼びかけました。

 応援してください!  次回裁判日程 6月21日(木)11時〜 第4回裁判 東京地裁705法廷
 

 
シカゴのメーデーも熱かった!
  オキュパイ運動と労働運動との新しい連携の開始

 五月、全米の労働運動の左派活動家が二年に一度集まる討論集会「レイバーノーツ」の大会に参加するために、私と本部オルグの松崎真介君とがシカゴに行き、メーデーに参加することができた。
 メーデー当日は、小雨模様だったが、三千人の人が集まっていた。シカゴはメーデー発祥の地でもある。シカゴで労働者が無実の罪に問われたヘイマーケット事件への国際的な抗議行動が五月一日に呼びかけられ、それを機に、この日が世界中で祝われるようになったからだ。
 実は、アメリカでは、レイバーデイ(労働の日)という祝日が九月にあるため、そちらの方がメジャーで、メーデーに労働組合が大きな集会をもつということになったのは二〇〇六年からだという。二〇〇六年は移民の運動と労働運動とが合流して大きなうごきになった。その流れが、今年のメーデーにも続いていた。シカゴのメーデーのデモにも、多くの移民労働者が参加していたし、今年は、何よりも「私たちは99%だ!」というスローガンを掲げた人が多かったのも特徴だった。たとえば、今年のニューヨークのウォール街占拠(オキュパイ)運動でのメーデースローガンは、「Unionize!Organize!(労働組合をつくろう!組織しよう!)」だった。全米でオキュパイ運動と労働運動とが連携を始めているのが特徴だった。日本でも、労働運動とさまざまな反貧困の社会運動とが合流していく流れをつくりたいと思う。
 【青年ユニオン 河添】


 
びばあちぇ(22)
 玄米菜食について 〔品川支部  T〕

 「走る副委員長」ことつくひじは、中年太り解消のため十六年前からジョギングを始めました。今では当時七十七キロあった体重も六十八キロ前後としぼれた体となりました。人に会うたび、「一緒に走らない」の声かけがあると思いますが、笑顔でのお付き合いをお願いいたします。
 今回のテーマは「玄米菜食」でありますのでそちらに話を移します。三十代半ばから食事を和食中心に切り替えました。それまでは、昼食はラーメンで一日一回中華食を実践していましたし、職場のそばに手作りパン屋さんがあると足しげく通いました。
 幕内秀夫著「粗食のすすめ」シリーズを読んだりする中で、魚やおひたし等をおかずに取り入れました。自ら料理するのは「高野豆腐の煮物」です。きくらげ、切干大根も一緒にいれます。塩分少なめにして、「あごだし」でこくを出しています。この様なおかずには白米ではなく玄米が合うように感じてきましたが、当初妻は「銀シャリ」が好きとの理由で抵抗していましたが、今では、「和食に合うのは玄米」に変わりました。欧米化した生活だけでなく、食べ物も肉やカロリーの高い物が出回り、ガンなどの発症につながっているようです。食べることは生活習慣そのものですので、急に変えることはむずかしいですが、健康で充実した生活を送るには玄米食がおすすめです。そして歩いたり、体を動かしたりすることも心がけましょう。