=====   自治体にはたらくパートの権利手帳   =====
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[第6章]仲間とともに労働組合へ
§1 はたらくものの権利はたたかってこそ守れる
§2 組合に「入る」「つくる」
    ●個人加盟の組合に入る
§3 ひとりで組合に入るとは? Aさんのばあい
    ●新規に組合(または支部・分会)をつくる
§4 よびかけかけから結成までの手順
    ●これだけは必要なこと
              1 有志による準備会      2 結成の目的=要求の整理     3 よびかけ=組織化
              4 結成大会                  5 結成通告/要求提出/団体交渉
                   加入用紙 / 結成通知 / 要求書 / 団体交渉申入書 
§5 組合活動の基本
    ●日常活動の基本原則
§6 民主的でたたかう労働組合とは
    (1)思想信条の自由守り、要求で団結するのが労働組合
    (2)上部団体の指導援助が必要
    (3)公務パートの強い味方=自治労連

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§6 民主的でたたかう労働組合とは

(1) 思想信条の自由守り、要求で団結するのが労働組合

 「組合に入ると選挙カンパや投票を強制されのがいやだ」、と心配したり敬遠する人は今だに
少なくありません。それなりの根拠があってのことです。残念なことには、日本の労働運動の中
で少なからずこうした誤りを長い間押しつけてきた組合があり、このことへの批判は当然のこと
なのです。これらの組合はほとんどが現在「連合」に走り、いまだに誤った路線を改めようとしません。
 
                                                                     挿絵29 特定政党
 労働組合は、組合員が特定の思想・信条・宗教にしばられたのではとうてい団結できないことは
明らかです。そればかりか、「連合」や自治労が後押ししてきた政党らによるオール与党政治が
「行政改革」・福祉切捨て・消費税導入・日米安保推進や自衛隊海外派兵・こめの自由化、などなど
の悪政をおしすすめ、労働者・国民の利益に真っ向から背いてきたのですから、まさに二重の過ちを
組合員に押し付けているわけです。
   『全労連』『自治労連』は、資本や労働組合による特定政党のおしつけを許さず、政党支持の
自由を守り、要求で団結するという、極めてあたり前まえの、まともな道を歩んでいる労働組合です。
だからこそ、労働者・国民が今の政治や行政を本当に良くするために団結してたたかうよう、『全労連』
『自治労連』が、広範な力の結集に大きな役割を果たしているのです。

(2) 上部団体の指導援助が必要

 上部団体とは、職場や同一職種の中に作られた労働組合(単組)が同じ産業の仲間(私たちでいえば
地方自治体)同士で集って作られた産業別組合の全国・地方組織のことをさします。自治労連は自治体
職員による公務員組合や、自治体関連労働者の組合などが結集した団体で、市職労(単組)からみて自
治労連の全国・地方組織はいわゆる上部団体に当ります。
 上部団体は専門的な知識と豊富な経験を持ち、加盟組合の労働条件の調査士料を発行したり、行政
や地域の情報を収集して情勢分析を行い、方針として提起し、活動の指導援助をしてくれます。ときには
団体交渉にも参加したり、当局の不当な攻撃には組織をあげて当局に対して強力な力を発揮したり、集
会や署名活動にも大勢の支援を集中させるなど、どんな小さな組織でも大きな組織力でバックアップをし
てくれます。
 できれば結成の準備段階から、自治労連や地域労組団体といっしょに相談をすすめながら、はじめから
上部団体に入った組織として結成するのが、もっとも有利な方法といえます。

(3) 公務パートの強い味方=自治労連

 いうまでもないことですが、労働組合は、資本(経営者)や行政当局から独立したものでなければなりま
せん。要求を実現させるためには、ときに厳しく闘争戦術を展開することもあります。また、リストラを口実
に首切りや賃下げなどの攻撃がかけられたとき、組合は断固として対決しなければならないでしょう。
    しかしこうしたときに、労使がゆ着していたり(御用組合)、労資協調路線をとる労働組合では、組合員
の利益は守れません。
 「連合」は、労働者を保護規制する労基法や均等法などを改悪して規制緩和せよと迫っている経営者団
体などに対して、様々に妥協をしています。「連合」自治労も、人事院勧告による低賃金化攻撃や民間委託
化などをいちはやく容認したり、公務員の削減と公務パートの劣悪な制度の固定化を狙う「パート公務員制
度」の実施を自治省に迫る立場をとっています。
 全労連・自治労連は、一貫して労働者の利益を守る立場にたってたたかっています。公務パートのみなさ
んが、一人でも、いつでも、どこでも入れる組合を、全国の職場の中につくっていくために、自治労連はいっ
しょになって奮闘しています。
 そして、この権利手帳に紹介されているような多くの成果を公務パートの皆さんが築いてきたのです。
 安心して働き続けるために、自治体職場として真に働きがいのもてるよい職場にしていくために、自治労
連に入って、ともにがんばりましょう。
 たたかう自治労連はがんばるあなたを応援します。
 

             挿絵22 ?
 

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