=====   自治体にはたらくパートの権利手帳   =====
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 公務職場にはたらく臨時・非常勤・嘱託・パート・アルバイトなどの職員のための

                 権 利 手 帳 
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        挿絵1

はじめに
 自治体に働らく公務パートは、様々な名称で呼ばれます。
 「臨時職員」、「パートタイマー」、「非常勤職員」、「嘱託職員」、「アルバイト」などなどです。
 また一方では、「一般職」とか「特別職」、「地公法○条○項に基づく任用」などと説明されたりもします。
私たちはこうした問題を法律的に整理したり改善を求めていくことも必要ですが、何よりも重要なことは、
働らいている実態にふさわしい処遇を実現することに他なりません。それに、何年もくり返し使用されて来
たのに、突然雇用が打ち切られることに泣き寝入りだけはしたくないものですよね。
 「法律では1年更新だから年度末の3月で切ってもよい」と、「解釈」を都合のいいように振り回す当局の
言い分に負けていては、いくつ首があっても間に合いません。
 この「権利手帳」は実践のなかでこそ活きる法律・制度の理解を深め、雇用問題・職場のトラブル・組合
づくりなど、多くの具体的事例を引いて、明解な解決方法を示すように心がけました。公務パート自身がい
つも手に持っているための手帳です。
 

知恵と勇気を働く仲間に
 
     =権利手帳の発刊にあたって=

             
 全国の自治体には、正規公務員と同じ職場で働らいている臨時職員や、非常勤職員などのいわゆる公務
パートが何十万人もいるといわれています。
 地域福祉や教育・医療など様々な分野で、住民サービスの一線で頑張っておられる公務パートの皆さんは、
「今やなくてはならない」存在となっていながら、待遇は
「今どきあってはならない」ほどに、劣悪な実態におかれてい ます。
 都区一般や自治労連は、同じ自治体に働らく仲間として公務パートの皆さんの地位向上なくしては、真に
住民が主人公としての地方自治の前進も、公務労働者全体の地位の向上もはかれないと考えています。
 そうした立場から、これまで全国の多くの職場で臨職・非常勤の方々や、公社・公団の固有職員の方々と
一緒になって組合づくりにとりくんできました。今や二万人近い仲間が自治労連に結集されて、ボーナスの実
現、不当なクビ切りをハネ返すなどの素晴らしい成果を次々あげています。

 この『権利手帳』は、公務パートの皆さんが働きがいのある仕事に、いつまでも安心して働き続けられるため
に、ちょっとした時にも字引を使うぐらいの手軽さで、いつでもお役に立てるように作成されたものです。
 そして、なによりも、働らくなかま同士が手をとりあって、自分たちにもっともふさわしい労働組合をつくり、
そこにしっかり団結していくために、知恵と勇気のプレゼントとなる事を願って作られたものです。

 今後、全都、全国からの貴重な実践例や成果をどしどし寄せて頂き、そしてこの『権利手帳』をさらに豊かに
させていくことを願ってやみません。 
 

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