京産大SF研の発足は1971年夏。西暦2001年には30周年を迎える。かつて「実録SF研」という8ミリ記録映画のエンディングで、SF研の滅亡を2001年と予言していたが、それを待たずしてSF研自体は自然消滅したらしい。後に残った我々は、まあ、放射性廃棄物みたいなもんだ。こいつはなかなか消えやしない。
 さてこのプログラムは創立10周年時に作られたものである。記念式典は、おなじみ三鈷寺で行われた。なんの事はない、現役時のコンパそのままだ。実行委員会は委員長の伊佐さんをはじめ、ほとんどがOBだったように記憶する。プログラムも、伊佐さんがひとりで製版・印刷した。彼はガリ版に魅せられたところがあって、ガリフェチと呼ばれるほどだ。いまでも密かに、カリカリやっているかもしれない。当プログラムにもそのような強い思いが込められている。
 記念式典は前夜祭に始まって、翌日本会となっている。さまざまな催し物が記されてはいるが、筆者は2日目の古本オークションしか覚えていない。渡辺さんの部屋をみんなで片づけてあげたようなものだった。
 プログラムにはOB会の案内状が挟み込まれている。終身会費5000円として、振込口座も用意された。しかし振込があったのは、中村さんだけだった。いまその5000円は、利子が積もり積もって莫大な金額になり、関西経済を支えているという。
 その他、興味深いのはOB会誌として「オジン」の名前が出ていることだ。当時は「OB MAGAZIN」の略として「OZINE」だった。もちろん、そんな会誌は1冊も発行されていない。OZINが日の目を見るのは(見ているのか、これで?)、インターネットの登場を待たねばならない。まあ、そんなこんなで、現在もOB会は正式に発足してはいないのだった。きっと一生、このままね。
 伊佐さんの挨拶文では、「京都ロイアルホテルで20周年」みたいなことが書いてある。しかし20周年は屋台でさえ行われはしなかった。「30th Anniversary/2001」は、どうなることだろう。


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