Recommended CD

ここでは、私の独断と偏見で選んだCDを推薦していきます。新譜、旧譜に関わらずおすすめできるものをと思います。


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第弐回(#2) / L⇔R:Lost Rarities

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1993.6.25 released / POLYSTAR records (Polydor K.K) PSCR-5021

 

第弐回には、L⇔Rの3rdアルバム"Lost Rarities"を選んでみました。

アーティスト名のL⇔Rは"Lefty in the Right"(左利きの真実)と言う言葉から来ているといわれています。

(Lefty in the Right = すべてが右利き優先の社会において、左利きの人にしか見えない真実もある と言う言葉です。)

メンバーは黒沢健一・秀樹兄弟に木下裕晴に加え、

2ndから4thアルバムまで参加の嶺川貴子(現在小山田圭吾の妻)の四人組で構成されていました。

1999年以降、活動を休止しそれぞれがソロ活動に専念中です。

 

おそらくL⇔Rと聞いて思い出すのは、ドラマの主題歌になった最大のヒット曲"Knockin’on your door”ではないでしょうか?

デビューした当時のL⇔Rのサウンドは、その当時の邦楽のカテゴリーから逸脱したレベルの高いPOPSを私たちに提供してくれました。

しかし、最大のヒットを出したときの当時のL⇔Rはメディア戦略で仕立てあげられたアイドルに変貌し、

初期の頃の優れた音楽性が発揮されなくなっていたのです。

驚くことに、いまでも初期のアルバムを聴くと楽曲自体の新鮮さが失われていないのです。

日本のPOPSのEvergreenたる曲たちだと思っています。

 

私の独断で考えるに、"らしい"L⇔Rのサウンドをお手軽に楽しめるのは、この"Lost Rarities"だと思います。

おすすめは、2曲目の"恋のタンブリングダウン"、8曲目の"君に虹が下りた"です。

ちなみにベスト盤は”Singles and More 1"と”Singles and More 2"がありますので、レンタル等で聞いてみてください。

第参回は最近の新譜から、これという一枚をおすすめしますのでご期待下さい。

 


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