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IT業界の不思議

[カテゴリ:スーパーエンジニアへの道]

時間外作業について

160-180時間の不思議

派遣等の契約で160-180(200)という話を耳にする。
月の作業時間数がこの範囲の場合は残業代が出ないということだが、それでいいのだろうか?
160-200の契約だと、毎日8時まで残業しても残業代が支払われないことになる。
労働者は、労働基準法で働いた分の賃金をもらうことが保証されている。
なのに、この契約(この契約自体は企業間の契約であって、労働者に直接関係の無い話なのだが)を盾にして正しい残業代を払っていない企業が多くある。

自分の能力不足で残業をしたのなら仕方ないとして、はじめから無理なスケジュールを引かれて残業をしなければいけないとき、とても矛盾を感じる。

役職の罠

企業が残業代を削減するための手法として見かけるのは、役職に付ける方法だ。
これも労働基準法から見ると不適切で、働いた分の賃金を支払う必要がある。

未払いの残業代をもらうには

労働基準監督署へ作業時間を証明するものと支払明細を持って行けば、過去2年間に遡って不足分の賃金を支払うように指導してもらうことができる。

日本では、雇用者より労働者の立場を手厚く保護している。
いざというときは労働基準監督署へ行くことを薦めます。

あなたは正しい対価をもらっていますか?

時間外作業について2

関西特有なのかよく分からないが、平気で時間外労働を条件とする会社をよく見かける。
平日は22時まで、休日出勤は当たり前というパターンだ。

このような条件を付けて労働させている会社の様子を見ていると、作業者はだらだら作業をしていることが多い。
特に定時時間外は全体的にそのだらだら感が増す。(8時間を越えると、通常30分の休憩時間を含むためで、休憩時間まで管理することは不可能だからだ。)
だらだらする理由は、どんなにがんばろうともその時間まで作業をしなければいけないからだ。

このような形態の場合、もう一つの落とし穴がある。
できる人はさらに多くの(他人の)仕事を押し付けられることになり、その意欲を失っていってしまうことだ。
どうせ同じ時間働かなければいけないのならば、後に負担が少ないように、自ら防御行動を起こし作業を遅らせるためだ。

以下のような作業者と能力のある人とを一緒にしてはいけない。

G.M.ワインバーグは「時間外作業をしない様に整理している人」に褒賞を与えるべきだと言っている。

時間外労働が多発する場合、本来ならば、スケジュールを見直して時間内に終わるようにするべきだ。
そのほうがトータル的に見てコストは減るし、作業にもメリハリが付く。

1日の労働時間が8時間を基準にしているのは、何故なのかを真剣に考える管理者はどれだけいるのだろうか。

最終更新時間:2007年09月04日 22時37分15秒

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