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墜落制止用器具新着用規定周知へ
厚生労働省 指針とリーフレット作成

(出典元:日刊建設工業新聞 2018年6月24日記事より)

 厚生労働省は6月22日、高所作業員向けの新しい安全帯着用規定を分かりやすく解説したガイドラインとリーフレットを作った。新規定では安全帯の名称を「墜落制止用器具」に変更し、高さ6.75m以上の場所で身体の複数箇所を支持するフルハーネス型墜落制止用器具の着用を例外なく義務付ける。ガイドラインでは建設業に高さ5m以上の場所でのフルハーネス型着用を推奨している。
 新規定を定めた労働安全衛生法に基づく政・省令と告示は2019年2月1日に施行する。
ガイドラインでは要点を抜粋して解説し、建設業に対する推奨事項も盛り込んだ。リーフレットではイラス卜や図表類を使い、使用者目線でイメージしすいように解説している。
 ガイドラインでは、万が一宙づりになった場合に身体への衝撃を抑える「ショックアブソーバー」の性能について、ランヤードと呼ばれるロープ (命綱)のフックを掛ける位置の高さに応じ選択する種類を解説している。



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