バタラアイランドについてダイビングシステムボ−トダイビングハウスリ−フ雑記帳マ−レ観光 


バタラアイランドについて。

 今年の7月19日から8日間、アリ環礁のバタラアイランドリゾ−トに行ってきました。
関空発SQでシンガポ−ル乗り換え、フルレ着深夜のいつものコ−スでしたが、
今回はアリ環礁ということで、ド−ニに揺られてマ−レに行き1泊。
(カムホテルという、なんとプ−ルのあるホテルで、インドのMTVを見ながら一人悦に入っていました。)

 翌日、モ−ニングの後(スイカがでたが、赤色のキュウリって感じ)再びフルレへ。
滑走路を横断して(信号機はない)モルジブ・エア−の水上発着場へ到着。
約50分のフライトの後、モオフシ経由でバタラハラヴェリ用の、海上のいかだのような
停留所に到着、バタラからの出迎えのド−ニに乗り、島に到着しました。
(モルジブ・エア−でアンケ−トに答えて抽選でTシャツが当たるキャンペ−ンを実施中でした。バタラの桟橋
当たっても日本までは送ってこないでしょう?)

 ウエルカムドリンクの後、一通りの説明を受けて
(全部英語、飯の時間と、何時にダイビングサ−ビスに行けばいいか、
ビ−ルは何処に行けばおられるか、etc)
コテ−ジへ、(まず、有名な屋外のシャワ−を見学、
お湯は天気が良ければでるソ−ラ−システム、個人的には開け放たれた
空間でのトイレも一押し。清楚で、こじんまりした部屋です。)
 ちなみに、食事は、朝食が7:30〜9:30、昼食が12:30〜14:00
夕食が19:30〜21:00でした。レストランではコ−ス料理が基本。
(夕食時に、BBQナイト、モルジビアンナイト等のビュッフェスタイルもあり。)
生野菜も美味しく、魚中心のメニュ−で美味しかったです。
(初日の昼食に、赤カブのボイルしたのがでて、美味しかったので
ミィちゃんの分までたいらげ、翌日の朝一人トイレで「血がでた!」と、
誰にも告げることも出来ず、日頃の不摂生を悔やみながら「モルジブで死ねたら本望」としばし途方に暮れていました。)

ダイビング

 初日の、12:30にダイビングサ−ビスに、Cカ−ドとログ持参でいき
昼からのボ−トダイブでチェックアウトダイブとなりました。
(タンク数、インタ−バルにより、ハウスリ−フでのダイブにもなります。)
ほとんど、ファンダイブで、マスククリア−等のスキルチェックはありませんでした。
 
 ダイビングシステムは、
残圧を100,50,30,でバディとチェックし、30になったら、バディ単位で、
浮上します。(インストも一緒に潜りますが、残圧がなくなると先に浮上します。)
浮上後、合図を送り、(手信号)ボ−トのピックアップを待ちます。
 

ボ−トダイブマヤティラのサメ


午前9:00と、午後15:00発の1日2ボ−ト。(ダイビングサ−ビスの
壁に、ボ−ドが掛けてあり、
午前のダイビングは、前日の18:30までに記入、
午後のは当日、12:30までに記入するスタイル。)

出発時間の10分前に桟橋に行き、船に乗り込みセッティング、
(今までの欧州人達とは違い、集合も早く、
黙々とセッティングしている姿にムムム…、)

船上で英語とドイツ語のブリ−フィングがあります。

天気も良くなかったので午前は1時間ぐらいのポイント、午後は30分ぐらいのポイント
が中心でした。


 ダイビングポイント
アネモネの林

マヤティラ

(「もしかして、私たち餌?」ポイント)

 ユ−スフの、「写真を撮るなら、追いかけずに待っているとサメの
ホ−からよってくるよ」の言葉通り、四方八方にサメがウヨウヨ。
フト後ろを振り返るとそこには君がいる、ポイント。
 サメの後ろ姿を初めて見たし、サメのおなかも、サメが振り返る姿も
初めて見ちゃいました。
後、カメ、バラク−ダ−、マダラトビエイ、等大物目白押し、
ユ−スフの一押しポイントであり、期待を外さないポイントです。

オリマスティラ

(香港的モルジブアネモネフィッシュ、ポイント)

 何でも数が多ければいいってもんじゃないけれど、ヨスジフエダイ数百匹が、黄色い
川のように流れており、真っ白いソフトコ−ラル数百本密生して絨毯化しておりヨスジフエダイの固まり
アネモネが数百体でアパ−ト化しており、そこにアネモネフィッシュが
数百匹住んでいるポイント。
大物はいてませんでしたが、個人的に一押しポイントです。

ハラベリレック

(人なつこい椎茸ポイント。)

 ナンヨウツバメウオ、ギンガメアジの渦、沈船の周りには魚がたくさん。
特に、スティングレイは、「私のすべてを見て。」とまとわりついてきます。
ただポイントがわかりにくくユ−スフが一生懸命探している途中で
イルカの歓迎がありました。

 南北のマ−レに比べて魚の種類も数も多く、地形もオ−バ−ハング、
トンネルなど変化に富んでいて、ウミウチワ、ケヤリなどのソフトコ−ラルも
多く、どのポイントでも、チャ−ムポイントを持っていました。
(インストのイボンヌちゃんは、いつも最初に浮上して、後は、バディでエアの持つ限り
フアンダイブしていました。)

 時期柄行けなかつたのですが、マンタの津波がおそいかかるウクラスティラは、
2月がベストシ−ズンだそうです。(バ−でダイビングのビデオを見たが、マンタ、あんた、バケラッタ状態で、
そらぁ、すごかったですわ。)
ハウスリ−フにて

ハウスリ−フダイブ


ダイビングスク−ルのボ−ドに、時間と南か北の桟橋の区分
(エントリ−は、必ず桟橋からで、エグジットもエントリ−した方から
という約束。)、を記入するとタンクを運んでいてくれます。
 ガイド無しのダイビングになります。
 時間によって、かなりのカレントがあり、海の状態を見極めての
ダイビングのホ−が楽しくなります。(カレントが思ったより早くて、
大変でした。それじゃボ−トがいいということで潜りませんでした。)

 でも、シュノ−ケリングでもハウスリ−フは充分に堪能できます。
ヨスジフエダイ、ヒメフエダイ、ブル−サ−ジオンフィッシュの群、カメ、マダラトビエイ
ゴマモンガラ、(今回、初めて奴が人を襲う姿を、見ました、ミィちゃんのフィンには、
くっきりと奴の歯形が残っていたではありませんか。「見てへんと、助けたらんかいっ!」カメさん)、
珊瑚も壊れてなくて綺麗です。
 夕方には北の桟橋に、スティングレイもお披露目に現れます。
 11月には、ジンベイも南桟橋の方に現れることもあるそうです。
もちろんマンタもあらわれるそうです。



 バタラ雑記帳

役に立つ持参品編。
 蚊取り線香。
コテ−ジにも、レストランにも蚊がいます、よく刺します、めちゃかゆいです。
食事の最中に刺されたひにゃたまりません。(日本人はカルシュウムが
多いせいか特に刺されるみたいです、欧州人は蚊取り線香を
使ってませんでした。)
サンドカ−ペットなので砂にさして使用できます。(ス−ベニィ−にも売っています、金鳥ではないですが。)

 ス−パ−のビニ−ル袋。
周知のことですが、ボ−ト上でウエットを着るときに、大変役に立ちます。(隣にドイツ人が座ってる日にゃ、
”こいつゴミ袋に手を入れてなにしてんねん”の怪訝そうな面もちが、スポッとウエットから手が抜けると
”オォグレ−ト”と驚きの笑顔になります。)
また、最終日、夕食時のレストランのテ−ブルとベットのうえに花を飾ってくれます。
部屋に帰りベットの上の花を見ると感激して、写真の1枚でも思わず撮ってしまいます。その後、
このままでは眠れないと花をかたづけるのですが、そうゴミ袋として天寿を全うしてあげましょう。

レストランのミネラルウォ−タ−について。
 2種類ありますが、個人的に合わない水があり、注文したときに別のに変えてくれと言いましたが
今はこれしかないと言われました。(多分、スリランカの山の絵のラベル)
こんな時は、ビ−ルを飲みましょう。

バタラアイランドに来ている日本人について。
 ほとんどがモルジブのリピ−タ−の人たちでした。ダイビングを終えて、バ−で、ビ−ルを飲みながら
(ス−ベニ−ショップで買ったピ−ナッツをあてに、)夕食までの時間をその人達と過ごす
友達でもなく、仲間でもなく、かと言って他人でもない、そんな連帯感が、湧いてくる。
(多分同じ時間、同じ自然、同じ海、空気、を共有したもの同士だからかなァ・・・・・)
モルジブも素晴らしいけど、そこに来ている人たちもいい、と言うことで今回バタラで
会えた人たちに感謝しています。(大阪の辻本さんとそのおかん、藤田先生、渋川さん、磯田夫婦、信子さん。)

渋川さん情報。
 今回、バタラでお会いした渋川さんは、本の編集者で、モルジブの本も出されています。
(「モルディブ」海の光。河出書房新社・定価1300円の写真集です。本を開くとまた行きたくなります。)
また、来年ぐらいにアリ環礁のランベリというリゾ−トが日本人向けにオ−プンする予定らしいです。
(今までは、イタリアの会員制で日本の旅行社ははいれなかったそうです。) 
夏に間に合いそうならぼくらもランベリに行く予定です。

 マ−レ観光

 7月26日はモルジブの独立記念日です。
港には、過去から現在までのド−ニ−が停泊して、モルジブの歴史をかいま見たり、通りを、軍隊の楽団
企業の山車(大阪人には馴染みの”御堂筋パレ−ド”モルジブ版)が音楽と踊りをまじえて練り歩き、
本会場では、大統領の演説など盛りだくさんのイベントが香港の夜景にも劣らないイルミネ−ションとともに
首都マ−レを盛り上げてました。

 フライトまでマ−レのホテルで休憩の予定が部屋に入るなりフロントから「マ−レ観光に行くから降りてこい」とのこと、
そこに登場”AHMED IBRAHIM”さん(日本のマグロ船に乗ってたとのことで日本語ペラペラ)
「実は、空港税を除いて現金がなくお礼が出来ない」旨を伝えると「お金じゃない、私日本人好きだから、案内したい。」
とのこと、その言葉に甘えて、魚市場(鰹1本100円、マグロ1本1000円から、とにかくやすい)、青果市場
首相官邸、彼の奥さんの実家、フェスティバル会場、お土産物屋(彼と契約していると思い、ここで土産を購入。)
市民病院、いろいろ案内してくれ、おまけにタクシ−でホテルまで送ってくれました。
別れ際に「あなたの友達来たときは、いつで案内するよ」との事。(彼の情報は、メ−ルでお知らせします。)
モルジビアンの人情にふれた気がしました。

 治安もよく、何よりも道行く女の子がめちゃ綺麗(さすがインド系、吸い込まれそうな瞳、スリムでグラマ−、たまりません)
初めてマ−レに行き大変、有意義に過ごさせていただきました。
しかし、お土産物屋によっては、何か買うまでドアを閉めたりする悪質な業者もあるとか、
そんな時は、迷わず”AHAMED”に案内 してもらっては、(多分大丈夫でしょう。責任はとれませんが。)

 アリ環礁は、まだ手つかずのモルジブが残っている気がします。
是非とも、訪れて下さい。

copyright by Nobupy 1997


 ホ−ムペ−ジへもどる
 感想、ご意見は、こちらに。