パラオカープアイランド
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アクセスリゾートダイビング雑記帳


今回は、休暇が6日間しか取れずモルジブをあきらめて、1/24〜29日までパラオ カープアイランドに
行ってきました。

アクセス
関空からグアム経由でパラオ、グアムで約4時間の乗り継ぎ含めて、10時間。
(グアムの空港は、4ドル払いビール1杯と煙が飲める喫煙エリア以外、全面禁煙です。また、
グアムからパラオまでの機内では、ビールが2ドルします。ビールはミラーかバドです。)
初日は、コロール島のウエストプラザホテル泊。チェツクイン後、ビール様と朝食用の食料を調達にコンビニへ。
(ビールは1ドルチョットしますが、カープアイランドでは2.5ドルします。また、ホテルにはレストランもなく
翌朝、カープアイランドに移動後、すぐにダイビング予定のため、食料調達は必須項目です。)
翌日、コロールからスピードボートに乗り約1時間でカープアイランドに到着。
(スピードボートと言う名前に恥じない運転をパラオ人ドライバーがされますので、パーカーを着用した方が
いいです、ドーニーのようにゆっくり景色を楽しむとか、会話を楽しむとかは論外です、しっかり
足を踏ん張り、覚悟して乗ってください、笑いまっせ。)


カープアイランドリゾート
カープアイランドは、星型の7万坪のでかい島です。
コテージがあるビーチ以外は、鍾乳洞あり、遺跡ありのジャングルに囲まれています。

宿泊施設は、シーサイドコテージ、ニューコテージ、デラックスコテージ、ダイブハウスの4タイプあります。
僕らはシーサイドコテージに泊りました。
部屋には、バルコニーの窓から入る形式でルームキイはありません。
ベットと机と扇風機と、裸電球の照明のシンプルな部屋です。
(エアコンが無いのはなんとも思いませんでしたが、冷蔵庫が無いのはショックでした。ビール様の部屋が無い!)
トイレとシャワーは別室になっています。
トイレは、水洗ですが、水圧が低いため使用済みのペーパー等はごみ箱に捨てます。
シャワーは地下水を汲み上げてますが塩っ気のある真水です。
また、電気は自家発電のため夜6時から朝6時まで使えます。(去年までは夜10時以降電気が止まり
オイルランプを利用してたとの事。風情があったやろうなぁ)

食事は、朝食7時、昼食12時(ダイビングの場合はお弁当)、夕食6時、(レストランの横にダイビングタンクが
吊ってあり、食事時間になると打ち鳴らして知らせてくれます。)
朝食、夕食ともビュッフェスタイルで、和食風あり、中華風ありの料理で美味いです。
昼食は、(ダイビングの場合)小さな島の湾にボートを停泊して、ボートの上かビーチに上陸して食べます。
昼食のお弁当は、おにぎり弁当で毎日おかずが変わりこれも美味しい。(1個は梅干し付き。)
あと、ビール、ジュースは有料ですが、コーヒー等のホットドリンクが無料。(ミィちやん感激でした。)
毎日、食事の後レストランでクローズまで(10時過ぎ)話をするのが日課でした。

ダイビング

いざダイビングへ
初日は、コロール島のホテルでピックアップ後(荷物はダイビング用とその他に区分けして、
ふと、小学生の時プールがある日の朝を思い出したりしながら水着を服の下に着て、トイレも済ませて。)
パラオダイビングセンターへ。受付けでCカードと宣誓書、パスポート(帰る日に返してくれる。)を提出。
15ドルでダイビングパスを購入しボートでカープアイランドへ、
カープアイランドでレンタル器材を借り、そのままダイビングに出発です。
翌日からのダイビングはダイビングセンターのボードに
出発時間、ガイド、ボート、メンバーが夕食の後か朝食時に記入されます。
(特に、時間については、ボートがコロールから来るのであくまでも目安です、状況により変わりますので
朝食時再確認しましょう。)

ダイビングサービスはパラオダイビングセンターです。
ガイドにはカープ島に、心強いナガタさんと笑顔の素敵なマツダさんと言う2人の日本人女性がいてます。
後は、コロール島にいてるパラオ人たちです。(僕らは、3日とも、BASTEがガイド、サブにDENNISのパラオ人
でした。)

ダイビングシステムは昼食付き2ボートダイブです。ガイドは2人ついてくれます。
残圧が50になるか、予定潜水時間になるとエグジットします。
シッティングバックエントリーで水中で集合、流れに乗ってのドリフトダイビングです。
特に、チェックアウトダイブはありませんでした。

今回のダイビングポイント。

ジョニーズドロップ。(チェックアウトダイブはジョニーさんと。)
 バラクーダーの群、カスミチョウチョウウオの群、35mのホールに入ってエビ、ヒメユリハゼの群、
なんもかんも群だらけでした。イソバナも綺麗でした。

ブルーコーナー。(岩海苔になった、わ・た・し。)
 エントリーするとバラクーダーの山、ギンガメの森、サメの川を抜け、コーナーの岩にしがみつく、
空には、イソマグロの星、ナポレオン、etc。大物の後は、オバQカエル魚を見つけて満足。

ブルーホール。(からブルーコーナー)
 水中ライト必携帯ポイント。水中3m位のところに4つの穴があり、そのひとつからはいり
大きな横穴をぬけ(ケーブに差し込む光のシャワ−が綺麗。)ブルーコーナーに向かい再び、岩海苔に。

ニュードロップオフ。(ワカメになった、わ・た・し。)
 ブルーコーナーの縮小版。ホワイトチィップ、バラクーダ。

ジャーマンチャネル。(マンタ、非遭遇率10%以下ポイント。)
 マンタに会えないという貴重な体験をさせていただきました。船の上からは見えたのに、
遠目にかすむマンタしかみれませんでした。でも、Macolor macularis(和名がワカラナイ)が見られたモンね。

タートルズコーブ
 昼食アイランドのすぐ近く。日輪ダテハゼ、ウミグモ、etc。

すべてのポイントが、カープから30分以内で行けるので大変便利。ブルーコーナーは、毎日なにがでるかわからなくて
おもしろいとのこと。12月にはジンベイも出たとのこと。思ったより流れは速くありませんでした。

雑記帳。

美味しいビールの飲み方。
ダイビング器材の洗い場の横の木に、柑橘系の実が成っています。
その実を、ライム代わりにコロナビール風にビールにいれると、いけまっせ。
ミィちゃんは紅茶にいれて美味しいと喜んでました。(トゲがあり、手が届く範囲の実は少なくなってます。)

コロールのスーパーで買ったビールの冷やし方。
前述のように部屋に冷蔵庫はありません。しかしダイビングボートには昼食時のドリンクを冷やすため
クーラーボックスがあります。ダイビングを終えての1杯は朝持参してそこで冷やします。

ジャーマンチャネル
ボートから水路を泳ぐマンタが見れます。(2回見ました。)
ただしシュノーケリングは出来ません。偏光のサングラス持参だとよく見れます。

島の獣民たち。
カープアイランドには5匹の犬がいてます。
ボス犬はペリリュウから泳いで渡ってきた猛者です。普段はチビ(1番小さい犬で、こいつは噛みに来る。)
以外は大人しくしてますが、食事時と、ジヤングル探検の時はまとわりついてきます。
またメス犬のミルクは僕らの部屋の前で番犬をしてくれました。
あと、2匹のオオムと檻から逃げ出したアリゲータが居るんじゃないかなぁ。

去年の12月から吹き出した風。
そのおかげで、蚊や蝿が少ないそうです。部屋には蚊取り線香がありますので持参しなくていいです。
しかし、雨が降ると寒い、寒い、特にダイビングでの昼食はボート上なので対策を忘れずに。

ジャングル探検。
ダイビングを終えて島に帰ってくるのが2時前後、夕食までの間ジャングル探検はいかがでしょうか。
鍾乳洞あり、オールドコインの遺跡あり、タロイモ畑あり、etc、ガイド付きで無料。
もちろん地図もあるので1人探検するもよしです。(いままで、帰ってこなかった人はいないそうです。)

カープアイランドで出会った人たち。
海島で活躍中のフォトグラファー兼イラストレーター、鈴木伸さんに出会いました。
世界中のダイビングスポットの大変おもしろい話を聞かせていただきました。
毎日、ビールを飲みながら、芋けんぴが好きだの、女性の誕生日にサバイバルナイフを贈っただの、
消灯時間まで、語らいました。

パラオカープアイランドには、5年前にモルジブを始めて訪れたときのような
心地よいなにもなさが残っています。夜、桟橋にでて見た星空は、最高に素晴らしいです。

Copyright by Nobupy 1998.Spring


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