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ヴィラメンドゥ旅行記
98年の8月6日から13日までアリ環礁のヴィラメンドゥリゾートに行ってきました。
今回は、福岡乗り換えのエアランカでコロンボ経由でマーレへ、去年と同じカムホテル宿泊の
翌日エアータクシーで25分、南部アリ環礁のヴィラメンドゥへ、朝の9時ごろ到着というスケジュールでした。
リゾートについて。
宿泊客は、ドイツ人、イタリア人、日本人が多いリゾートです。
日本語は通じません。英語か、ドイツ語、イタリア語ならいけます。
簡単な、レジュメをくれますので(英語ですが。)それに必要な事は書いてます。
レストランは、部屋をくぎっていて収容人員のわりには、大きさを感じさせない作りでした。
朝食は、7:30から9:30。昼食は、12:30から14:00。夕食は、19:30から21:00です。
毎回バイキングスタイルで
朝食は、卵料理、フレッシュジュース2種類、コーンフレーク関連、ソセージとビーンズ、
パン類にチーズ
バター、ジャム類の,定番メニューです。後コーヒーか紅茶ネ
昼食は、ご飯、パスタ、カレー、鳥肉、牛肉、魚系料理に生野菜のサラダ、プラスデザート。
夕食は、昼食の豪華版プラス日替わりスープ、のメニューでした。
料理は結構いけてます。ただし、収容人員も多く、時間によっては長蛇の列ができ、
人気メニューは売り切れも出るし、バイキングだからといって多く取ると、ブーイングもでる始末です。
(タンドリーチキン、プリン、は大人気♪)
コテージは、色々ランクがあるようで今回、泊った所は最近建てた部屋らしく、
なんと、バスタブがありました。(もちろん、お湯使い放題。)
後、冷蔵庫にミニバー、エアコン等バニアンツリーにつづく豪華な部屋でした。
大きなリゾートだけに、テニスコート、卓球場、バレーボールコート、バトミントンコート、ジム施設があり
おまけにバーなんか2つもあり、ビリヤード、ダーツでも遊べ、スーベニーも宝石屋さんまであるという
長期滞在型リゾートアイランドです。(日本人だけです、ワンウィークリゾーターは。)
バーは、10:00からオープンして、最後の客が帰るまであいています。
サンセットバーはサンドカーペットで、ドーニー型のカウンターや、オブジェにも凝っていて、おまけに
ビリヤードの部屋まであります。
(が、遠いため客足は夕食後、いっもすきすき状態でした。)
後、ハッピーアワァーと称して18:00から19:00までリキュール類とカクテルが20%オフになります。
(が、円安のため”今日のカクテル”が1000円以上もするので、飲みませんでした。)
単に、やっぱりビールが大好き♪故ビールばかり飲んでました。(いっものこってすが。)
(生ビールは、3.3ドル。460円相当ネ。)
後、到着日に
”当日の19時から、TVバー(テレビが置いてあるバー)で詳しいレセプションがあるから来い、”
と言われます。
内容は、ヴィラメンドゥも含め自然を大切にしよう。周りのサンゴも大切にしよう。
という事らしいのですが、
ダイビングセンターでも同様の事を日本語で書いてあり、チエックアウトダイブの時に、読誦させられますので、
ダイバーは行かなくてもいいみたいです。(6時半過ぎからビールを飲みながら待っていましたが、行なわれませんでした。
その日の到着客は全員、チエックアウトダイブをしてました。)
いつも、リゾートに着いた翌朝は、歩いて海岸縁を一周するのですが、さすがにおおきな島だけあり、
3/4ぐらいであきらめちゃいました。
(”やっぱ、こじんまりとした島が自分の性格に合ってるモンネ”と小市民の私は思うのでありました。)
ダイビング。
朝到着後、ログブックとCカードを持ってダイビングセンターへ
日本人スタッフはいませんし、日本語を話せるスタッフもいません。
誓約書に記入してサインを済ませると10:30からチェツクアウトダイブをするから10分前に集合との事。
まづ、セッティングの後ダイブセンター前の掲示板を読誦。(なぜか日本語でも書いてある。)
チェックアウトダイブは、センター前のビーチからエントリーしてパッセージ1の水深12m位の所でロープにつかまり
レギュレーターリカバリーとマスククリアー。(マスクに水を入れてだけのクリアーでもよかったみたいです。)
その後は、ハウスリーフでファンダイブという具合です。
基本的には、バディ同志での自由なダイビングになります。
ただし、本数40本以下、(モルジブでのダイビング本数がとの事。ほんまかいなァ??)
チェックアウトダイブでBクラスと認定されたダイバーは
ボートダイビングでインスト付きのダイビングになりますし、ポイントが制約されちゃいます。
(ハウスリーフは自由に潜れます。)
ハウスリーフダイビング。
早朝、6:00から潜れます。ダイブセンターのボードにエントリー予定時間と名前と部屋番号とを記入。
ダイブセンターで、器材を整え、タンクボーイにエントリーポイントを言うと、運んでくれます。
(タンクボーイへのチップは、ダイビング代に含まれてるので、その場ではいりません。)
エグジットしてダイブセンターに戻り、時間を記入します。
パッセージ4から5へのドリフトダイブを2本やりました。
サンゴはバタラのリーフのほうが奇麗だったと思います。(その理由は”Etc”の欄に書いているせいかも)
カメとロブスター、ヨスジフエダイの群れはいつもいてました。パッセージの目印に水深10mぐらいに
ペットボトルのブイがありますので見逃さずに。(常にパッセージ4から5へとカレントがあります。)
ボートダイビング。
ダイブセンターのボードにボートダイビングのポイントが前日の夕方までに記載されます。
(ポイントについてかいたお絵描きポイントマップを見て行きたいポイントを選べます。)
大体、朝昼とも、2ポイント(上級者用で遠ポイントと、近場ポイント)合計4ポイントから自由に選べます。
あと、常時ではありませんが人数限定のワンデイトリップがあります。
朝、9:00時と、昼、14:00時がボートの出発時間です。
毎度、20分前にダイブセンターで器材をまとめ、ボート上でセッティングをします。
さすが、ドイツ人の多いリゾートです、30分前にはボートでセッティングを終えてる人もいて、
それに急かされるように大体10分前には、ボートが出てました。
ポイントに着く前に英語と、ドイツ語によるブリーフィングがあり、日本人は皆英語のブリーフィングを聞いてました。
ボートから飛び込むと直にヘッドファーストで潜行、ブリーフィングされたポイントの根の上で集合、
というあわただしいエントリー、後はバディ同志で自由に、ファンダイビングです。
そう、インストの後ろに金魚のフン状態でダイビングしなくていいのです。
残圧が60になるか、1時間の潜水時間になったらバディ同志で浮上し、船にサインを送り、ピックアップを待ちます。
(今回ほど、ブリーフィングが重要な事を思い知らされました。カレント、見るべきポイント、エグジットする場所等、
聞き逃さないように2日目から真剣に聞きましたが、やっぱ英語でんがなァ。これが......)
ONEDAY TRIPについて。
(見れたら天国、酔ったら地獄のワンディトリップ♪)
ポイントはあのホリデーアイランド近くの"Maimugilli Beru"に行きます。(約1時間45分くらい。)
募集人員の名前書き込み表には、ジンベイの絵が書いてます。(定員は、ドーニー1隻分やから、16人程度です。)
お値段は昼食込みで普段の2ボートダイブ+30ドルです。
(昼食は、サンドウィツチとゆで卵+くだものという簡単なものです。またドリンクがだされますが、
その日の夕食の時、しっかり別料金だったことを、おもいしらされます。)
ブリーフィングもジンベイが出たら、写真のフラッシュはたくな、追いかけるな、触るな、と意味深です。
1本め、マンタが近づき目の前で反転していかれました。2本目、エントリー後すぐにマダラトビエイが
8匹編隊飛行をしてちかづいてきました。
残念ながら、ジンベイを見る事は出来ませんでした。
(が、エグジット後、ドーニーの船長と、インストが話してたのを耳にすると、
”2匹のジンベイがおったで、見れたか?””あかん、見いへんかった。””そりゃ残念やなぁ”)
そうです居てるんです、是非参加して下さい。
そうそう、酔い止めは持参したほうがいいかも、3人死んでました。
後、ボートは普通のドーニーです。トイレは大海原となります、大はそれなりの覚悟がいります。
朝から夕方まで船の上です。
僕らが、島を離れる日にも、ワンディトリップがあり、その日はジンベイが出たそうです。
その時の、写真は、パチさんのホ−ムペ−ジ
”The Clob BOO'Z”のページで紹介されてます。
(やっぱり日頃の行いの差なのでしょうか、イイモンネ、見られなかった方が次回の楽しみ倍増ダモンネ、
と海遊館で我慢するしかない今日この頃です。)
ボートダイビングのポイント。
Kuda Thila (15分)
エントリーするとすぐ砂地、25メートルまで潜行して、根の周りを廻りオーバーハングを楽しむポイント。
(ガーデンイール、ヨスジフエダイの群れ、ミノカサゴ、アカマツカサの群れ、etc。)
Super Golgia(45分)
エントリーしてすぐ底にホワイトチップシャークが2匹。オバーハングの中は、海ウチワで部屋がしきられたようで
おもしろい。
(ナポレオン、ヒメフエダイの群れ、etc。)
Stingray Courner (15分)
エントリーしてすぐにエイにむけて出発。エイはどこやっーと捜したがみつからずサンゴのドロップオフの横を
流して終り。
Batfish Reef (45分)
エントリーして多少のカレントに逆らいながらダイビング。大きな根があり、木枯紋次郎状態の大きなハタ
(クリーニングステーションらしくエビをくわえこみ状態のハタ。)とカメの昼寝に出会え、エグジツトまで
ツバメウオがまとわりつくポイント。
Tinfusni Tilla(45分)
地形が面白く、オーバーハングの下に魚いっぱいポイント。
(インデアングラントの群れ、ホワイトチップ、ウチワザメ、etc。)
今回のログブックを見ると、ちゃんと地形とカレントを書いてます。
ブリーフィングの重要さと、ダイビングは入口から出口まで、
楽しませてもらうという能動的ダイビングじゃなく素晴らしい場所の入口に案内しますので、
後は自分たちで楽しんでネ♪スタンスのダイビングがあたりまえだと思いました。
(日本のダイブショップの在り方にも、多少問題があるのかなぁーと思う今日このごろです。)
雑記帳。
エクスカーションもいろいろあり今回はナイトフィツシィングに参加しました。(10ドル。)
10分ぐらいのリーフエッジでの手釣りになります。餌は魚の切り身、ラインは10号くらい、針もでかいです。
底をとり一ひろ上げると魚がかかります。(あくまで、うまくいくと。中には坊主の方もおられました。)
釣れる魚は、昼間、ダイビングで見てる魚たちです。(ちゃんと、食べる事により天寿を全うさせます。)
イタリア人はバーベキュにすると言って持って帰ってました。
島の獣人は、ネコ。地鶏。(雛を連れて散歩しています。普段はブッシュの中にいてます。)
波打ち際をいつも泳いでる、白いウツボ。モルジブカラス(桟橋で魚にフィーディングしてるときます、レーズン入りパン
は食べませんが、その他のパンを投げてやると、キャッチします。)達です。
今回、現地集合した元香港の高砂淳二夫妻が醤油と”モランボン焼肉のたれにんにく風味、大人の味”を持参されており
後者が、昼食、夕食で絶大なる役割を果たしました。
前者は、何にかけても和風、後者は何にかけても中華風、アジアの民としては恐いもんなしです。
是非お試しあれ♪
ダイビングを終えて、メインバーでビールを飲みながらログブックを書く事を日課にしてました。
(どこのリゾートでも同じでしたが。)持参した魚図鑑を見ながら、ログに絵を書いてると
モルジビアンがのぞきこんで、”You're artist?"、翌日からアーチストでとうります。
モルジブの何処かで、ダイビングのあとバーで生ビールを飲みながら
魚図鑑を楽しそうに見ながらログに絵を描いてる日本人アーチストはきっと私です。
98年のモルジブについて。
地球温暖化かエルニーニョ現象のせいか、今年のモルジブは風が強く、水位が高く、波が出てるそうです。
そのせいで、初夏に水温が急上昇してサンゴが死んじゃったという説や、サンゴが砂をかぶり、死んでいってるとききます。
ハウスリーフが奇麗というヴィラメンドゥでもその影響か、サンゴも白くなつてたり、小魚も少なく、
アネモネフィッシュも少なく、白かったようです。
(バカルファリに行った知人も”サンゴに色が無い”が第一印象だったと言ってるし、マアチャフシに行った
写真家さんも、”あかんかった”と、旅行会社の人にもらしてたと聞きます。)
仕事の職場が変わり来年からは、2月ごろにモルジブに帰れたらいいなァと思ってます。
ビヤドゥでは、諸般の事情がありお見せする事が出来なかった、
元、香港の高砂淳二くんのギャラリーをオープンしました。
Copyright by nobupy 1998.9 and Special Thanks Oshima Hirofumi
T,Yamada.
高砂淳二に似ている事で、ダイビング雑誌に出演。
現在は、香港から東京に移住。
写真を愛し、自然を愛し、魚を愛する心優しき男。
(決して釣りなどで魚を虐待することはしない人。)
バニアンツリーで出会い、ビヤドゥ、今回のビラメンドゥも
いっしょに過ごした、ぼくの友人です。
今回のPICTURES
多分、ネズミフグでしょう。 ヨスジフエダイの群。
本人に無断で載せてますので後で、大阪に来た節にはうまいモンおごりますんで御免なさい。