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RESORT /DIVING /雑記帳

時間がかかる場合は画像を読み込まないでね!



20世紀最後の夏に、ダール環礁にある北緯0度のリゾート、ヴィルリーフリゾートに行ってきました。
潮が引くと現れる白い砂浜が島の名物。
15分で、1周できる小さな島です。

アクセス桟橋でのサンセット

知らないうちに、福岡経由のエアがなくなって、(関空からは直行便が出てるやら。)
成田からスリランカ航空にのり(5COINS BEERとのうれしい出会いがあり。)
マーレ夜着の翌日、エアタクシーにて、約40分。
リゾート時間の9時過ぎに到着しました。(マーレより1時間はやいサマータイムを使用してるため時計を合わせましょう。)
桟橋に到着時、太鼓でのお出迎え。(ゲストが多い場合のみ。)

リゾートに日本人スタッフはいません。(が、ダイビングサービスに池田かおりさんがいはります。)
ウエルカムドリンクと、英語による簡単な説明を受け、コテージへと。
(到着日の、夕方6時くらいから、バーでブリーフィングがあり、かおりさんが通訳として活躍してくれました。)

リゾートについて

 コテージは
さんごの壁に、ヤシの葉の屋根、リゾートのシンボルのオウム貝ような丸いつくりをしてます。
洗面所とトイレとシャワーが半屋外にあり、(なんと!)バスタブが屋外にあります。
(星空を見ながらの入浴も最高の予定でした。)
あいにく、8月モルジブは雨季です。(リゾートでの風呂そうじも乙な物です。)
部屋には、ミニバー、セーフティボックス、電話があります。
(電話代はめちゃ高!1分8ドルです。ナンカのCMみたいにモルジブからの電話は控えめに。)
海側の入り口の前に置いてある砂落とし用の、水瓶とヤシの実で作ったヒシャクが、いい味をだしてました。

 レストランは波打ち際のエイ
1箇所だけで、食事はビュッフェスタイルでした。
毎週金曜日はモルジビアンナイトという郷土料理の日もあるとのこと。(シーサイドバーべキューの日がありましたが。)
イタリア人ゲストが多かったのでパスタと生人参は3食でてました。(ゲストによって多少メニューは変わるみたい。)
朝食は朝、8時から10時まで、昼食は13時から14時、夕食は20時から21時30です。
昼食、夕食には必ずデザートが出ます。おすすめは、プディングとチーズケーキ!
後は、結構甘ちこかった。
生野菜も多く、ドレッシングも3種類くらいありました。(マスタードマヨ中心に攻めてました。)
夕食は、お肉は牛、豚、チキン、が料理をかえてラインアップ、もちろんお魚料理、後カレー類等盛りだくさんでした。
(ハンバーグが結構いけてました。)


 バーは、( NAUTILUS BAR )
テラスが西側のビーチに張り出してあり、サンセットテラスの名をほしいままにしてました。
ビールはタイガービールの生、生中で4.5ドル。(大阪より高いがなぁ。)
ただし、サンセットタイムは、"HAPPY HOUR "と称して10%オフになります。
注文額が、10ドルを超えたくらいでつまみとして、やしの実の油いためorオリーブが出ます。
(蝿、蚊も少なく、夕日が沈むまでログ書きと、黄金のビールを毎日楽しみました。)


そのほか
スーベニィショップがあります。(はじめてモルジブに行ったときに買ったポスターがあり、購入。今ビーチリゾートクラブ大阪店に飾ってあります。)
テニスコートもあります。卓球もできます。
アクティビティの情報はレセプションの横のボードに一週間分申し込み用紙添付で貼り付けてあります。
(今回は参加しませんでしたが、釣りもありました。)


 ダイビングについて


 ダイビングショップはDIVE EXPLORER
前述の日本人スタッフのかおりさんがいてます。
Cカードと、ログブックを携えてサービスへ!
1日目は、明日のチェックアップダイブと、ボートダイブのボードに名前を記入して終わります。

 チェックアップダイブについて、
朝の8時30分にDSに集合して、(そう、到着日には、ダイビングできません。翌日までお預けでした。)
前のビーチで、マスククリアー(完外し)、レギュレーターリカバリー(遠方放り投げ)、
オクトパスブリージング(”息が苦しい、空気をクレ”サイン付)、(マダマダあるでぇ。)ホバーリング、浮上、潜行とクマノミ
もり沢山です。(今までのモルジブの中で1番熱心ですが、料金はタダです。)
午前のボートダイブに間に合うように終了します。


 ハウスリーフダイビングについて、
ジェティの反対側がドロップオフになっていて、ドリフトダイビングが楽しめます。
料金は、1ダイブ20ドル。
時間はいつでもOK。チャネルが3つあり、マークにブイがあります。
ハウスリーフダイビング用の用紙に名前、ルームNOを記入して、フルタンクをセッティングして、チャネルに向かいます。
(5分くらい、歩きます。タンクのポートは、ありません。)
タンクには、インターナショナル仕様がなく、コネクターが必要です。
DSのあいてない時間帯にダイビングするには事前申請が必要です。(だいたいどこのリゾートも同様。)

今回はチャネル2から3を行き帰りしました。
かおりさんの情報により、ハダカハオコゼを見に行きましたが居てませんでした。
18メートルくらいに棚がありその下のケーブに、キンメモドキやウツボ、アカマツカサなど、あといつものカメがいてました。
(どこにでも、あるウワサで、ジンベイ、マンタが出るとか。)
ギンガメアジがぐるぐる状態になる前で群れていました。(ハウスリーフにいつくかも。)エビ
サンゴにも元気があり、これからが楽しみなハウスリーフでした。

 ボートダイビングについて。
午前9時30分、昼14時30分に出発です。
料金はドーニー代10ドル。と1−4ダイブで140ドル。6ダイブで192ドル(スンマセン自分基準で。)
ダイビングシステムは空気、60BARまたは、ブリーフィング時にMAX潜水時間がポイントに書かれてます。
一応、ガイド付のダイビングになります。
予約は、前日の18時までに、ボートダイビング用のボードに名前等を記入します。
ダイビングポイントは書かれてません。(翌日の天候次第との事。)


 今回行ったダイビングポイント。

 Velavaru Thila 
(お久の、海外遠征には、こんなもんかなポイント。)
ボートで30分
エントリーしたらウメイロモドキのカーテンコール。遠くに2メートルは有にあるナポレオン、憎いモンガラにも、お久!
パウダーブルーサージョン、インデアングランド等のモルジブ固有種を確認しながら、ガーデンイール、イソマグロ、トガリエビス、
大物はでないが、満足。

 Wella Giri (アネモネ見れるかなポイント。)ウメイロモドキの群れ
ボートで30分。
1本目で大好きアネモネが少なかったため、重点捜査。
タカベの群れ、アカネハナゴイ、アデヤッコ、ハナミノカサゴ、いましたアネモネちゃん。
そやけど、カメ、サメはどこにいるのでしょう?

 Extasy Deep 
(ポイント名がムフフポイント。)
ボートで15分
エントリーして1分後頭上をマンタが飛来。(ガイドめちゃ喜ぶ。デジカメで撮影、帰りのドーニーで見てさらに喜ぶ。
遠方で、おもいっきしズームで影だけの写真なのに。)
お久のカメも登場。みんな幸せな気分になれたポイントでした。

 Bodu Thila 
(官能のツバメウオポイント。)
ボートで35分
ナンヨウウツバメウオの群れが黄色いリボンでお出迎え、ハナミノカサゴの穴をぬけると超でかいツバメウオが
エクスタシー状態でくちを半開きにしてクリーニングされ中。
(魚でもフラッシュを使うときは赤目防止機能が必要と、実感。)

 Velavaru Kandu 

ボートで30分
いつものように、ファストステージがこわれてオクトパスフロー。
ケショウフグ、カメ、ブラックスポテットグランドとタイガーグランドがひとつ屋根の下に同居。官能のツバメウオ

 Octopus Lover 
(役者そろい海ポイント。)
ボートで35分。
やっと、サメ君に会えました。(ホワイトチップ)、ナポレオンも登場。
圧巻はウメイロモドキの渦に巻き込まれました。
最初に、このポイントを潜ったとき、オーバーハングの中でたこが絡み合ってたためこの名がついたとの事。

まだリゾートができて新しく、ポイントも新しいため、発展途中。
でも、思ったより魚が少なかった。サンゴは元気だったけど。
話によると、北マーレ、南マーレ、アリ環礁から来た漁師がかなり乱獲をしてるとの事。
真夜中にチャネルの端から端に網をはり、(かすみ網状態。)魚を一網打尽にしてるのを、見たとの事。(もちろん法律で禁止されてる。)
そういえば、海辺でよく見るベービーシャークは1匹も見いへんかった。
やっぱ、いろいろあるんやなぁーと思いました。(ええかげんにせぇ!)


 雑記帳

コロンボ空港トイレの謎。

トイレの扉から入って1番左端の便器は、ジャパニーズスタイル。利用しようとしたら、紙が無く変わりに水の入ったペットボトルが置いてあった。
トイレボーイ(正式な呼び方は知らんけど。)に、洋式を使うように言われてしまった。何でやろう?
謎を残したまま空港を後にした。

スリランカ航空の飛行機の天国と地獄。

一人に一台づつモニターがついており、行きは映画とゲームで楽しめましたが。
帰りのUL454のシートNO34以降の席のビデオは火星からの衛星放送状態でした。
もう直ってるでしょうか?フラストレーションたまりっぱなし状態でした。

部屋のセーフティボックス。

調子が悪かったので、(1度閉じたらなかなかあかへん。)TELで診に来てくれとコール。
やって来たのがモルジビアン。自信万満に取り扱い方を説明し、こうやってカギをさし回せば開くねんと、回したが開かへん。(一瞬動揺。)
マスターキイで開け、再度挑戦。やっぱ、開かへん。次に彼のした行動は、セーフティボックスのカギの部分はどつきまわした。
そんなんでなおらへんやろうと思ったら、やっぱ何度トライしても同様。10分もそうやってあげくに仲間にTEL。
やって来た彼が電池を交換したらすんなり直った。
調子が悪くなったメカをまづ、どついて直そうとするのは、万国共通。
すこし恥ずかしそうに部屋を出て行く彼に好感を覚えた。

ダイビングの後の一服。

ダイビングを終えてドーニーにあがつた後の一服は最高。吸い慣れたセブンスターもいいけれど、コロンボ空港でまたはチャンギ空港で、
ミニシガーを買ってみては、けつこういけますよ。

リゾートでもらったココナッツ。

精算の後、カウンター越しにお土産としてココナッツの実をもらいました。(セィフティボックスの件の口止め料として?)
税関、エアー等大丈夫かなと思いつつ無事本土上陸。現在ナージェにあります。

パン for fish

食事の後はパンを持って桟橋へ、沢山の魚たちが集まってきます。(ゴマモンガラのドンクサさが見ものです。)
でも夜になると、パンを投げ入れても一定のエリアから魚たちが食べに行こうとしません。
目を凝らして見ると黒い丸太のような魚がじっとしてます。
鬼カマスです。その動きの速いこと、見ものです。

リゾートの植物達。

植物には詳しくないけれど、結構日本で見れる花も、多かった気がしました。(名前を知っている方がいれば教えてください。)

よく見かけます。 黄色の小さい花群。 鶏頭みたい。 豆科?

久しぶりのモルジブは、さらに、近代化してました。(適切な言葉じゃないかな?)
モルジブエアータクシーに行くときの道路が綺麗に舗装されてたり(以前はでこぼこのあるところで、スピードを落としてた。)
多少、物価がたかくなったり、まあしゃないか。
今回訪れたダール環礁はリゾートも少なく、海も手付かずの状況でした。
相変わらず、星も綺麗だし、海も綺麗でした。
でも、何か物足りなさを感じてる今日この頃です、利便さを得ると失うものもあるのかなぁと

21世紀最初の年にも、またモルジブにかえるつもりです。

Copyright by Nobupy 2000.winter


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