五七五のリズムが調子がいいわけ
きっかけは、「すずめのこ、そこのけそこのけ、おんまがとおる」が五八七であるにもかかわらず調子がいいのに疑問を抱いたため。
何度も口の中で唱えてみると、
すず/めの/こ(+半拍の休拍)/(休拍)/
そこ/のけ/そこ/のけ/
おん/まが/とお/る(+半拍の休拍)/
とリズムをとっていることに気がついた。つまり4拍x3句。
ちなみに五七五の場合では、
ふる/いけ/や(+半拍の休拍)/(休拍)/
(半拍の休拍)か/わず/とび/こむ
みず/のお/と(+半拍の休拍)/(休拍)
で、やはり4拍x3句。簡単に言えば、1句4拍というのが心地よいリズムであり、8音節までは許容範囲であるというのが結論。それを5音節や7音節しか入れないから、休拍が生じて「余韻」が生まれるわけですね。