Kansai Gaidai IRI Seminar
関西外国語大学国際文化研究所(IRI)セミナー

‘The Language of Literature? How to Study and How to Teach It ’
「文学の言語―学び方と教え方」

 英国ノッティンガム大学のジョン・マクレイ(John McRae)教授の来日を機に、「文学の言語―学び方と教え方」と題するセミナーを企画いたしました。マクレイ氏は現在、ノッティンガム大学特別教授でフランス・アビニョン大学招聘教授を兼任し、イタリア、バリのアベリアノ劇場の監督をも務めておられます。多くの著作の中でもっともよく知られているのは、『詩の言語』(The Language of Poetry, Routledge, 1998)と『行間を読む』(Reading Between the Lines, CUP, 1984)。氏はこれまで世界44カ国で講演を行い、常に聴衆を引き付ける巧みな話術は定評のあるところです。日本では2001年に東京大学で講演を行われましたが、今回初めて関西地方を訪れることになり、本学でのセミナーが実現の運びとなりました。

 本セミナーでは文学言語の特性を詩、演劇、および小説に関して明らかにし、文学言語の研究や教え方をマクレイ教授の基調講演を中心に、研究発表、パネルディスカッションを通じて明らかにすることを目的にしております。

 姫路獨協大学助教授の竹村はるみ氏にも、研究発表をお引き受けいただきました。竹村助教授はシェイクスピア研究を専門とする新進気鋭の研究者。文学研究と文学教育の関連性にも言及される予定です。
 今回のセミナーでは文学言語に関する研究の最前線を視野に入れながら、文学の学び方および教え方という英語教育の実践面にも光が当てられます。ご多忙のところとは存じますが、ぜひご出席を賜わりたくご案内を申し上げる次第です。

 なお、出席ご希望の方は、6月18日までTel .072-805-2801(代)あるいはnozomi@kansaigaidai.ac.jpまでご連絡いただければ幸甚です。

(共催関西外国語大学教職英語教育センター 、 大学英語教育学会(JACET)関西支部
(後援ブリティッシュ・カウンシル 、 オーバーシーズ・ホットライン・センター(OHC) )

日時 2004年6月21日(月)13.00 -17.00
場所 関西外国語大学中宮キャンパス 本館2F
多目的ホール