【2003藤田保健衛生大学予想】

                      フェニックスゼミ講師陣
【数学】
 

 藤田の数学は、毎年6〜7題出題され、出題分野にかたよりはなく、基本〜標準問題である。全分野をもれなくレベルアップしておくこと。2003年度の予想は次のとおりである。数学氓ゥらは「順列・組合せ」「確率」で、数学からは「三角関数」「指数対数関数」であろう。数学。は「曲線の長さ」「速度と道のり」を押さえておきたい。これらの分野は確実に取れなくてはいけない。そして「図形と方程式(円と直線)」の公式と考え方・解き方は再度確認しておきたい。

【化学】
 
藤田の化学は、無機・理論と有機が1対1の出題で、前半は1、各単元の基本的事項を確認する小問の集合問題、2、計算、実験、グラフをからめた大問の構成であろう。ここで出題が予想される分野としては、蒸気圧曲線・状態図、弱酸や弱塩基のからむ中和滴定、溶解度と陽イオンの分析あたりではないだろうかと思われる。有機に関してはあまり偏りなく出題されるが、特に狙われそうな分野は、フェノール、サリチル酸を中心とした問題(酸の強さ、医薬品の製造など)、異性体・物質の性質による構造式の決定、油脂とセッケンおよび中性洗剤のように思われる。

【生物】
 ほとんどは基本的な知識を問う問題で、空所補充形式であったり解答しやすいものであると考えられる。これらの問題は植物分野からも広く出題されるが、取りこぼしはゆるされない。「鍵」となる問題は、もちろん例年のように出題される遺伝の計算問題ということになろう。条件遺伝子、補足遺伝子、同義遺伝子、被覆遺伝子などの2遺伝子雑種に関する問題、自由交配、複対立遺伝子、ハーディーワインベルグの法則、キセニア、伴性遺伝、致死遺伝子、遺伝病に関する家系図、二重交叉を含む不完全連鎖など完璧に押さえて臨まなくてはならない。加えて近年、狂牛病やゲノムプロジェクトなど時事に関する問題もみられるので注意が必要。

【英語】
 2001年度に大問数が3問から4問に増やされたものが、2002年度には3問に戻された。しかし、独立して出されていた整序問題が長文中の設問に含まれただけの変化であり、全体として問題量に大きな変化はなく80分という時間はかなりきついと言える。長文のレベルはそれほど難解なものではなく、また語句の説明もついているので読解にそれほど苦労するとは思われないが、やはり時間の制約があり、日頃から記述を複数題含む長文問題にどれほど取り組んでいるかが合否を分けるであろう。 長文2題のうちの少なくとも1題は、健康・医療・生物学的なテーマのものが出題されるので、日頃から出来る限りそのような英文に目を通し、気になる語彙・表現をチェックしておくことは絶対に必要であろう。会話問題に関しては、センター試験の会話問題をやりこんでおくことが役に立つ。

【NEWS】
 

今後、順天堂大学、兵庫医大、東京医大、関西医大、大阪医大、近畿大学医学部(後期)の予想を行なう予定です。インターネットホームページにも事前に掲載していきますので最後の参考にしてください。
  

フェニックスゼミ「スリー・ステップ本科コース」(浪人生対象)
2004年対策個別説明会を2月第1週より開始!<8名限定>

2月第1週から個別の説明会を開催します。希望者は電話にて予約が必要です。2月上旬で試験が終了する生徒に対して、記憶が鮮明な間に2003年度の入試で弱点となった箇所の補強授業から開始します。更に3月から当ゼミは、スタートし、4月から開始する他予備校生にスタート・ダッシュで差をつけます。1点で10名以上並ぶと言われる医大入試においては当然のことです。医学部受験は、他の学部と異なり、職業そのものにつながる「一種の資格試験」であるため、合格するまで「休み」はないはずです。また、昨年勉強した記憶が2月〜3月の間に薄れてしまうため、あえて「早期のダッシュ」を課しています。また、せっかくできた「受験勉強のリズム」を絶対に崩させない!という理由もあるのです。

医歯学部受験予備校フェニックスゼミ

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