【PART4 藤田保健衛生大学医学部】

                      フェニックスゼミ講師陣
【数学】
 第1問の小問集合がなくなり、大問が7問になった。すべて基本〜標準レベルである。時間は80分で計算量が多いので時間配分に気をつけること。「個数の処理・確率」「三角比・三角関数」「積分の面積・体積」は頻出分野である。今年も出題されるであろう。個数の処理・確率ではやはりサイコロであろう。三角比では正弦定理・余弦定理の利用が狙われるのではないだろうか。数学の軌跡と領域は他の分野の一部として、または他の分野と融合されて出題されるのではないだろうか。微分では共有点(解)の個数、積分では回転体の体積や曲線の長さが出題されそうである。公式と解法をチェックしておこう。

【化学】
藤田の化学は、以前は有機が多く出題されていたが、今年度は理論、無機、有機から均等に出題されるであろう。特に要注意分野として
理論:溶解度あるいは蒸気圧曲線のグラフをからめた問題。沸点、凝固点や
   浸透圧を使った計算題
無機:14〜17族元素及びその化合物の性質、特に水素化合物の種々の反
   応は要注意!
有機:油脂分野全般(けん化にからむ油脂の構造決定問題やセッケン・合成
   洗剤の性質など)はよく見直しておきたい所である。


【生物】
 神経や筋肉、恒常性、免疫などの人体に関わる問題や、遺伝および分子遺伝の出題が非常に多い傾向がある。特に遺伝の問題は難しいものが多い。遺伝子の相互作用や伴性遺伝、集団遺伝など確実に解答できるよう、F2の分離比など各遺伝様式の特色は一通り確認しておく必要があるだろう。植物の反応や生態系からの出題もみられるためどの分野も油断はならないが、直前の見直しとしてはやはり頻出の免疫や恒常性の分野に重点をおくのがよいだろう。またES細胞と再生医療や遺伝子工学など近年研究の進んでいる分野の出題も考えられるので、それに関する図表のコラムやこれまでの実際の出題例を見ておくのはおすすめしておく。

 

【英語】
 長文読解2題に会話文1題という大問3題構成がここ3年ほど続いており、2005年度も長文主体の同じような傾向でくると思われるが、一つ注意すべきことは、年々、記述で内容をしっかり読み取っているかどうかを問う傾向が強まっていることである。これに対処するには、ただやみくもに速読するのではなく、あらかじめ設問に目を通し、文法・構文系の問題と内容に関する問題とを意識的にしっかり区別し、前者は正確に素早く片付け、後者の問題にはじっくり構える姿勢が望まれる。そのためにも、きめ細かな時間配分の意識を忘れないこと。

【NEWS】

今後、愛知医科大学、近畿大学医学部、兵庫医科大学、東京医科大学、
福岡大学医学部、関西医科大学、大阪医科大学、近畿大学医学部
(後期)の予想を行なう予定です。

インターネットホームページにも事前に掲載していきますので最後の参考にしてください。過去3年間の問題傾向分析も掲載されています。ぜひ参考にして
ください!

  医歯学部受験予備校フェニックスゼミ

        合格祈願!

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