【PART9 福岡大学医学部】

                      フェニックスゼミ講師陣

【数学】
 福岡大医学部の出題範囲は数学氈A、。、数学A,Bであるが、数学Aはほとんど出されていない。第1問と第2問は小問集合で空欄完成形式、第3問は記述式である。頻出分野は「順列・組合せ・確率・期待値」「三角比・三角関数」「図形と方程式」「微分・積分」と「複素数平面」である。この5分野から出題されるであろう。さらに細かく予想してみる。まず球やカードを取り出すときの「組合せと確率」、三角比からは「正弦定理・余弦定理」であろう。そして「三角関数・指数関数・対数関数の最大値・最小値」が狙われそうである。複素数平面では「点の周りの回転」が今年度も出されるのではないか。微分・積分では放物線と分数関数のような関数の「共通接線・最大最小・面積」が出題されそうである。

【化学】
福岡の化学は、質・量共に標準的で高得点が期待できる科目である。福岡の
特徴は、実験に関する文章が出題される傾向が強いことである。実験器具・装置、使用上の注意およびその理由をよく見直しておく必要があろう。今年度は、
無機分野の出題が増えるのではないだろうか。特に14族(ケイ素、スズ、鉛)
の化合物、反応式は要注意!また、種々の固体の結晶の性質(融点、溶解性等)
はよく見直しておきたい。有機では油脂が出題される可能性が高いように思われる。

【生物】
 生物の問題作成者にはある種のこだわりがあるのだろうか。出題内容として新しい内容の出題が目立つ。そのために、かなり難易度は高いといえるだろう。特に難易度の高いのは実験考察の問題で、過去の出題例から考えて、細胞、呼吸、発生、免疫、バイオテクノロジーの分野は図表などを用いて、いろいろな話題に関する知識を手にしておきたい。あとは基本的な出題で絶対に点を落とさないようにするために、生物全般にわたる用語の確認を進めておきたい。進化、生態系、個体群、動物の行動など手を抜きがちな分野など注意が必要と思われる。

【英語】
 福岡大の英語はここ数年、長文部分和訳、長文内容真偽問題、文法語法4択、発音アクセント、整序英作の大問5問構成、時間70分というほぼ同じ出題形
式が続いており、2005年も同様の傾向で来ると思われる。難易度は、時に難度のかなり高い問題が混じることもあるが、総じてごく標準的なレベルで、全 体としてクセがなく解きやすいのではないだろうか。だが、それだけに落とせる問題はほとんどない。直前の対策としては、桐原書店の「英文法ファイナル問題集(標準編、余裕があれば難関編も)などを短期集中的にこなしておくことを勧める。和訳と長文に関しては、中レベルの単語熟語と基礎構文をチェックしておくだけで十分ではないだろうか。ただし大問2の内容真偽には誤答を誘うようなものが含まれているので、正確な事実関係をきちんと確認すること。全体で時間が70分と限られているので、時間配分には十分気をつけたい。

【NEWS】

今後、関西医科大学、大阪医科大学、近畿大学医学部(後期)の予想
を行なう予定です。
インターネットホームページにも事前に掲載していきますので最後の参考にしてください。過去3年間の問題傾向分析も掲載されています。ぜひ参考にして
ください!
  

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「夢」への執念!

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