【PART2  岩手医科大学】

                      フェニックスゼミ講師陣
【数学】
 出題分野(内容)は各科目内で毎年変化し、例年決まって出題されるというような分野はないが、過去の出題から本年度の出題を予想してみた。共通問題の数学氓ヘ2次関数の分野であろう。最大・最小や不等式に関連した領域のところまで広がるかも知れない。選択問題の第1問(数学)は導関数と接線が出されそうである。第2問(数学。)は積分の体積計算であろう。第3問(数学A)は「数と式」の分野の等式・不等式の証明が出題されそうである。第4問(数学B)は条件付き確率が出されるのではないか。第5問(数学C)は二次曲線で楕円と双曲線になるのではないか。

【化学】
岩手の化学の明暗を分けるのは「計算問題に対する処理能力」と言える。特に電気化学と中和、酸化還元滴定の問題は速く、正確に解けるようによく練習しておくこと。また、平衡定数あるいは溶解度積を使った問題は、短時間で解ける場合があるので(特に緩衝溶液のPHなど)、この分野が得意な受験生は、ここから攻めていくのも一つの作戦である。いずれにせよ得意な問題から解いていくこと!

【生物】
 出題は至って平易であり、解答にそれほど深い知識は必要とされない。しかしそのために基本的な設問での取りこぼしが重なれば致命傷となりかねない。出題は遺伝や分子遺伝、代謝、細胞、免疫などの分野からのものが多くみられ、本年も大きく変わることはないと考えられるが、植物の反応の分野や昨年みられた総合問題の出題もあるので、どの分野も基本的な内容の確認作業をすすめ、取りこぼしのないようにこころがけたい。また遺伝の出題があれば差のつくポイントになる可能性が高いので、遺伝の基本的な計算は問題集をもう一度見直しておくのがよいだろう。

【英語】
 岩手の英語は大問数、設問形式ともにここ数年まったく変わらず、2005年度も同じ内容でくると思われる。難度はごく標準的、むしろ平易とすら言えるので、基本的な語学力をしっかり身につけてきた者には、それほど苦になるような問題はないであろうが、それだけにイージーミスや基本的な項目の穴は命取りになる。直前のチェックとしては、和訳問題、整序問題、英作問題の三つに同時に効果をあげるために、頻出構文問題集などを短期集中的にやりこむことが望ましい。

【NEWS】

今後は、順天堂大学、藤田保険衛生大学、愛知医科大学、近畿大学医学部、兵庫医科大学、東京医科大学、福岡大学医学部、関西医科大学、大阪医科大学、近畿大学医学部(後期)の予想を行なう予定です。
インターネットホームページにも事前に掲載していきますので最後の参考にしてください。過去3年間の問題傾向分析も掲載されています。ぜひ参考にして
ください!

  医歯学部受験予備校フェニックスゼミ

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