【PART3 順天堂大学医学部】

                      フェニックスゼミ講師陣
【数学】
 本学の数学の特徴は、数学B、数学。Cからの出題が多いことで、図形と方程式、複素数、数学。の微分積分はほぼ毎年出題されている。これは今年度も変わらないだろう。図形と方程式では軌跡が、複素数では回転を含めた平面図形の処理、微分では関数の最大・最小、積分では積分計算と囲まれた部分の面積や回転体の体積がテーマになるのではないか。さらに三角比の応用として平面図形・空間図形が予想される。数学Cではそろそろ楕円・双曲線が出題されそうである。定義・公式・解法をチェックしておきたい。

【化学】
順天堂の化学は特に出題量が多く60分で全問解答するのは困難である。従って問題全般を素早くチェックして得意な問題から解いていくことである。また、全単元から幅広く出題されるため、特に試験前は無機の知識チェックが最も有効である。特に金属の分野は要注意と言える。種々の合金の名前や特徴(
Alの化合物など)細かくチェックしておくこと。また、実験機具、実験装置もよく見直しておきたい。

【生物】
 選択問題で数題、記述問題で一題の出題形式をとっている。近年にみられるように、本年も選択問題の中で数問、実験考察の問題が出題されるなら、それが大きな差を生むことになる可能性がある。実験考察の問題は慣れが必要であり、直前にできることといったら対照実験の決まり事を見直すことくらいであろう。そのため基本的な内容の出題をスムーズに解答できるよう、これまでに学んできた知識の確認に重点をおいて試験に備え、本番でとにかく難問に時間を割くことができるようにすることを理想としたい。ほとんどの出題はよく扱われている内容であるため問題集の見直しを一通りするのがよいだろう。出題範囲が広いため、全分野通して確認を進めたいが、あえて範囲をしぼるなら、頻出の発生、呼吸、免疫、恒常性の分野の実験問題や、その他各分野も含む記述問題の出題は見直しておくのが無難であろう。

【英語】
 長文2題、誤り箇所指摘1題、そしてテーマ英作文という出題形式がここ2、3年続いており、多少の変動はあるにしても、2005年度もほぼ同様な内容
でくることが予想される。長文の難度は標準または、やや難というレベルで、それほど難しいものではないが、テーマ英作を含めての時間70分というのはかなりきつく、相当の速読力を要する。直前にできることと言えば、ひたすら中級以上の単語を覚えることだろうか。これは、単語の意味を問う問題が必ず出題され、中には少し難度の高い単語も含まれるので、必ずやっておきたい。また、試験中においては、パラグラフリーディングの意識をしっかり持って読み進めること。最後のテーマ英作文であるが、試験時間が70分と限られていることもあり、平素からかなり訓練しておかないと対処できるものではないが、自信のない者は、日本語で簡潔で平易な文を組み立ててから、それに沿って英文を並べていく方が短時間で、しかも一貫したものが作れる。複雑な複文構造の文は出来るだけ避けること。

【NEWS】

 今後、藤田保険衛生大学、愛知医科大学、近畿大学医学部、兵庫医科
 大学、東京医科大学、福岡大学医学部、関西医科大学、大阪医科大学、
 近畿大学医学部(後期)の予想を行なう予定です。
インターネットホームページにも事前に掲載していきますので最後の参考にしてください。過去3年間の問題傾向分析も掲載されています。ぜひ参考にして
ください!

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