【PART1 金沢医科大学】

                      フェニックスゼミ講師陣
【数学】
全問空欄補充の形式である。図形と方程式、三角比・三角関数は例年出題されている。本年度も三角比・三角関数は図形などの分野と融合されて出されると思われる。「図形と方程式」に関連する問題は一見難しそうに見えるが、問題をきちんと読み取って、内容を把握できれば、十分解答できる問題である。微分は極値と最大値・最小値で、積分は面積を求める基本的な問題であることが多い。確実に取りたい。そして「漸化式」と「等式・不等式の証明」「相加相乗平均の関係」は必ずチェックしておきたい。

【化学】
金沢の化学は、計算問題の割合が多いので時間配分を間違えると大失敗する恐れがある。計算問題以外の問題から攻めていくという作戦でも良いであろう。特に濃度、溶解度、また密度をからめた計算などはよく練習しておきたい。
無機では、○○法と呼ばれる反応式、有機では糖類、また合成高分子の名前や構造はひと通りよく見直しておくこと!

【生物】
出題内容は基本的な知識を問うものがほとんどであり、解答にはそれほど労力を必要としない。まれにほとんど教科書や参考書でも大きくは取り扱われていない内容の出題がみられるが、そのような分野のために気を揉んでも仕方がない。各分野の重要テーマについてよく理解を深めて試験に備えよう。特に出題率の高い記述問題は、どの問題集にも取り扱われているような基本的な内容のものが多いので、問題集のノートの見直しをして、確実に得点をだせるように練習をしておく必要があるだろう。もちろん全分野をまんべんなく見直すことが望ましいが、特に神経、筋肉、免疫、恒常性の分野には力を入れたい。

【英語】
金沢医科大の英語は、それまで一部記述があったものが、2003年以降すべてマーク式となり、これは2005年度も変わらないと思われる。また出題内容も難度もごく標準的で、比較的取り組みやすいものばかりで、平均点も高いことが予想されるので、とにかく一問一問正確な解答を心がけたい。直前の対策としては、中級よりやや難度の高めの単語を集中的にチェックすることと、センター試験の文整序問題をいくつかやり込み、コツをつかんでおくことが効果的かもしれない。

【NEWS】
今後は岩手医科大、順天堂大学、藤田保険衛生大学、愛知医科大学、近畿大学医学部、兵庫医科大学、東京医科大学、福岡大学医学部、関西医科大学、大阪医科大学、近畿大学医学部(後期)の予想を行なう予定です
インターネットホームページにも事前に掲載していきますので最後の参考にしてください。過去3年間の問題傾向分析も掲載されています。ぜひ参考にしてください!

  医歯学部受験予備校フェニックスゼミ

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