【PART12 近畿大学医学部(後期)】

                      フェニックスゼミ講師陣
【数学】
 近大後期(医)の数学は3題出題で、数学氈A数学A、数学からの出題である。「数列」はほぼ毎年出題されている。今年度も出題されるであろう。漸化式が頻出であり、連立漸化式では、座標との関連なども問われている。数学2からは三角比を含めた「三角関数」が出されそうである。加法定理、2倍角、3倍角の公式をチェックしておこう。「軌跡と領域」は2年間出されていないので、そろそろ出題される時期になっていると思われる。「微分」は接線か最大値最小値と関連して、「積分」は面積計算と関連して出題されそうである。

【化学】
近畿後期の問題は、前期に比べると計算問題が易しく高得点を狙える構成と
なっている。また、他の医大に比べ無機の割合が多い。今年度の要注意単元と
しては
@ヘンリーの法則:気体の溶解に関した計算
A水溶液の蒸気圧降下、沸点、凝固点、浸透圧に関する計算あるいは文章題
B物質の性質:特に14、15、16、17族元素は念入りにチェックして
 おきたい
C油脂、セッケンの洗浄作用、イオン交換樹脂の理論
また、高分子内容では合成高分子(ゴム、ナイロンなど)の名前、反応式をひと通り見直しておくべきであろう。

【生物】
 例年大問5問で選択形式の出題となっている。全体としては難易度はそれほど高いものではないものの、計算問題や実験の出題はやや難解といえる。しかし、このレベルの出題を完璧に解けないようでは合格は難しいと言わざるをえない。これまでに演習を重ねてきた問題集の計算問題をすべて見直すくらいの意気込みがほしい。特に光合成、酸素解離曲線、筋肉、腎臓、遺伝の計算には注意が必要だろう。それに加えて、全分野にわたって幅広く知識問題の出題があるので、ノートなどを用いて用語の確認をすすめておきたい。こちらは選択問題なので、軽く見直しをすすめる程度で対応できるだろう。

【英語】
 2003年度、2004年度ともほぼ同じ形式で、今年度も同様の傾向でくると予想される。会話はひょっとしたら2002年以前の形式に戻るかもしれない。
 どの問題もレベルはごく標準的だが、これは今さら改めて言うべきことでもないだろうが、医学部系入試のほぼ最後を締める試験で、難度がそれほど高くないだけに合格者平均は非常に高いことが予想される。それ故に、どのような問題に対してもムラのない非常に高い正答率が要求され、大きく落とす大問はないが全体でパラパラと落としたり、またはその逆に一つだけ常に正答率の悪い大問を抱えていたりするようでは、合格は望めない。
 直前としての対策としては、長文は短時間で効果の上がるものでもないので、桐原のファイナルや、その他頻出整序問題集、構文問題集、頻出単語熟語問題
集を使い、とにかく語彙、文法、語法、構文など穴がないかを徹底的にチェックしておく必要がある。語彙は最終的なチェックとして多義語にも注意を払うこと。

【NEWS】

2006年度入試に向けて体験授業開始!(要予約)

火曜 生物  水曜 化学
金曜 数学  
日曜 英語

電話にて予約の上来校してください。AM10:00開始!
 

 医歯学部受験予備校フェニックスゼミ

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