フェニックスゼミ講師陣
【数学】
昨年度は大問２題の形式になり、第２問は小問集合であった。全問空欄補充の形式は例年通りである。数学�の「軌跡と領域」、数学Ｂの「ベクトル」は頻出分野で本年度も出題されるであろう。空間ベクトルが要注意である。微分では「グラフと解の個数や解の存在範囲」、積分では「媒介変数で表された関数のグラフと接線・法線と図形の面積」であろう。そろそろ三角関数（三角方程式）が狙われそうである。また数学�｡の極限（図形と漸化式そしてその極限）が問われるのではないか。三角関数の公式、面積を求める公式、微積分の公式などはチェックしておこう。
【化学】
金沢の化学は、２００６年度より小問集合のみの出題となり、全体的に計算問題が減った。よって直前対策として
�@２００６年度分の徹底的な見直し
�A２００６年度センター試験問題やマーク模試の練習を勧める。
また、単元としては、無機（特に金属）、有機ではゴムやプラスチックなどの合成高分子を念入りにチェックしておくこと。また、圧力単位はpa、kpa、
hpa全て対応できるようにしておくこと
【生物】
図表のすみずみまで目を通しておけば、答えられるだろう。また、「進化・分類」と「生物の集団」の生物�の両分野が出題されるのにも注意したい。
しかし、直前・本番の対策とすれば、まず、基本問題をきっちり答えることである。よく知らない選択肢が出てきてもあせらず、消去法で消していけば、ほとんどが答えられる。わかる分野の問題をしっかり解いてから、「よく知らない分野」にとりかかる方が良いと思われる。この大学では、細胞小器官・初期発生・血液については頻出であり、わりと細かいところまで出題される。
この３分野については、今回も出題が予想されるので、しっかり直前に見直しておきたい。
【英語】
２００６年度は前年より大問１問減ったものの、これはそれまで独立して出されていた語句整序問題が長文問題中に組み込まれただけで、量、傾向ともにここ数年間の傾向とほぼ同じであり、2007年も同傾向でくると思われる。内容、難度ともごく標準的で特にくせのある問題はないが、時間が60分ときついので、しっかり時間意識を持って取り組まないと痛い目にあう。
会話、語句整序、文整序など、センター問題とやや似ているので、不安な者はそちらでも量をこなして問題慣れしておいてもよいだろう。また、空所補充では必ず文脈の流れを決める副詞
（句）を入れさせる問題が出されているので、その点も意識しておこう。
兵庫医大と関西医科大学併願受験生対象
【講座の狙い】
兵庫医科大学１次試験 ２月 １日
＜１次発表２月８日＞
ここから慌てて対策をしても間に合わない。
毎年、泣きつかれるが間に合わない。「訓練された生徒」のレベルま
でいかない。近年の受験生は面接も小論もしっかり対策している。
まして４日後に関西医大受験生の１次試験に小論文が課せられる。
予想外に１次合格した生徒はここで必ずパニックになる。「今後２度
と来ないかも知れないチャンス」が急に転がり込むからである。
１、１０日の大阪医大を捨てる。（必死で３日間兵庫の２次に向かう）
２、１０日大阪医大を受けて１１日の２次を取る、１２日の関医も受ける
（できないことはないが、３日連続で心身共に相当疲労する）
３、９日と１０日対策を取り、１１日の２次を受けて１２日関医も受ける
関西医科大学１次試験 ２月１２日
２大学に完全に絞った小論文の短期養成講座をマンツーマン個別指導にて実施する。仮に兵庫医科大学が２次で不合格になったとしても関西医大の１次で小論文が必要とされるため意義のある講座となる。
決して無駄にならない講座である。しかし、時間は本当に限られているため２月８日までに予測をして基礎訓練を終了しておく方が望ましい。
兵庫医大と福岡大学医学部併願受験生対象
【講座の狙い】
兵庫医科大学１次試験 ２月１日
＜兵庫医大１次発表２月８日＞
兵庫医科大学１次試験発表日の３日後の２月１１日に福岡大学医学部の試験に小論文が課せられる。翌日１２日には面接試験が課せられる。
兵庫医科大学２次試験 ２月１０日と１１日（希望日選択）
福岡大学医学部入試 ２月１１日（小論文）２月１２日（面接）
兵庫医科大学１次試験発表後、２次試験対策ができていない受験生が
直面する問題
２月８日兵庫医大一次試験発表と同時に受験生は、２次試験対策に動き出すが残さ
れた期間は２～３日である。２月１０日の兵庫医大の２次試験１日目を選択して、
連続で福岡大学の試験に突入する。受験生は、「福岡大学と兵庫医科大学の小論文
対策を併行して行う」という結論を下すが、残り期間はあまりにも少ないというこ
とに気がつく。上記の受験生が直面するであろう事情を考慮して小論文と面接
の対策を実施する。
【募集】
若干名（５名以内）