【岩手医科大学の傾向と対策】
                 

フェニックス・ゼミ講師陣

【数学】
 
岩手の数学は、第1問(数1)は共通問題で第2問〜第6問(数,。,A,B,C)のうちから2問を選択して解答する。方針として,,A,Bに集中して学習し、,A,Bから2問を選択するのが無難であろう。
出題分野(内容)は各科目内で毎年変化し、例年決まって出題されるというような分野はない。しかし、年度によっては問題によって難易に差があるので比較的易しい問題を見分け、または得意分野の問題で得点したい。
今年度は、以下の分野を最終チェックしておこう。数は、三角関数、数A,は数列(漸化式)、数Bはベクトル!

【英語】
 
岩手の英語の問題は、標準レベルでパターン化されているため誰もが取れる
部分は絶対に落とさないことが鉄則である。英語では、あまり差がつかないであろう。記述問題(和訳と英作文)は、必ず書くこと。採点者が読みやすいきれいな字で書くこと。英作は、シンプルに減点のしにくい英文を書くこと。
文法問題においては基本的な文法事項はすべて押さえておくこと。形容詞や間接疑問文などもよく聞かれる。また、比較、関係詞、時制の問題もよく出てくる。英作文においては時制を間違えないこと、そして節(特に名詞節)を使った英作と関係詞を使った英作ができれば恐くはないだろう。

【生物】
 岩手医科大学の生物は、標準的より易しいの良問が毎年出題されています。高度に複雑な論理展開や、記述力は必要ありませんが、基本問題の取りこぼしは絶対避けなければなりません。ケアレスミスをなくす集中力が必要です。
 傾向としては、医学部の問題らしく、発生、生殖、免疫、器官、異化、内分泌の問題が多く、特に心臓、肝臓、腎臓などの器官や、筋肉、神経、血液などの組織はかならず押さえておく必要があるでしょう。岩手医科大学のような比較的平易な問題を軸に出題する学校の場合、やはり合否を決定するのは計算問題です。同化の問題、酸素解離曲線、浸透圧、DNAに関する計算、腎臓の計算問題、特に遺伝は致死遺伝、キセニア、伴性遺伝など一通りを必ず押さえておきましょう。しかしこれもそれほど高い実力が必要なわけではなく標準的な問題を把握できていれば十分です。
 得意分野をどんどんのばす勉強よりも、全範囲をまんべんなくこなし、弱点をなくす勉強をしなくてはなりません。ただし、ここは出題されないのでは?、という考えは捨てるべきです。進化や生態系の問題も押さえておきましょう。
対策としては、標準的な問題集を入試までに3回やり直して、徹底的基本事項を頭にしみこませることです。また、勉強の際、必ず図表参考書を手元に置き、視覚的に知識を取り入れるのが効果的です。

【化学】
 
岩手医科大の化学は、化学反応式、酸化数の計算などごく基本的な知識を問うものが多いので計算練習を怠ってはいけない。本番では決して難しくないので落ち着いて取り組むことが重要である。ただケアレスミスには要注意である。
今年は、天然高分子化合物や錯イオンなどに注意したい。

医歯学部受験予備校フェニックスゼミ

      

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