あかへびからヒロフミへ 書簡その2
記述:2007年3月18日

Subject: あかへびから貴方への望みです。

今、貴方の完成に近付くヴァルケンを見て、師の言われた言葉の一端が解った気がします。
師は貴方が立ち直る可能性を潰したくなかった。
貴方が一時の迷いから目覚めるまでの時間を与える様に、私を諭したのだと思います。
私が実力行使を迷うその間、憎しみをまき散らしているだけだと軽んじて見ていた貴方が、
これほどの作品を作り上げていたのは素直な驚きであり、また嬉しくもありました。

それなのに、今も続く貴方の無軌道ぶりを残念に思わずにはいられません。

本当に、悲しい。
私達の仲間に成り得る素質を、おそらくは独りで体得した技術とそれを得る努力を続けるほどの貴方が、
周り全ての人々に憎まれて日々を過ごすのが。
私は本当に悲しい。

私にメールを下さい。
貴方が何故これほどまでに周りを憎み、敵対するのか、経緯はログで見ても本質は解りませんでした。
その本質を理解出来ないままに実力行使に出たところで、問題は何一つ解決せず、
むしろ悪化の一途を辿るのではないかと私は懸念しています。
貴方が何を憎しみ、それが故有る事なのかを私に教えて下さい。
これが私の望みです。


ヒロフミからあかへびへ 狂文その1