あとがき

 

 なんとか公約通りに書き上げることが出来ました。お楽しみいただけましたでしょうか?

 今回の小説は予想以上に苦戦しました。まず私が当初に予定していたよりも、かなりの長編になってしまったこと、最近仕事が異常に忙しくてなかなかまとまった時間が取れなかったことが大きいですが、登場キャラが10人(衛まで含めると11人)もいるせいで、それぞれを描くのに苦労したこともかなり効いてます。生原監督なら「登場人物が多すぎてストーリーが散漫になってしまった」と評するでしょう(笑)。結局はオムニバスに近い形式になってしまいました。

 また各キャラクターのイメージについてはかなり膨らませたので、人によっては「このキャラはこんなキャラじゃない!」って言いたくなるかもしれません(特にせつなさんに関しては、かなり大胆にイメージ壊したから)。またかなり描き方の薄かったキャラもいます。例えばほたるちゃんなんか私の贔屓のキャラですから、もっと多く扱いたかったんですが、ストーリーの中で動かしにくかったせいで、かなり割を食ってます。それとお読みになれば分かるように、私の小説上ではうさぎは完全に脇役です(笑)。

 今後も新ネタを思い付いたら随時書いていきたいと思ってます。全キャラ総出演の作品はもう懲りましたので(笑)、次の作品はもっとキャラを絞り込んだ作品になるかと思います。いつになるか分かりませんが(まだネタも思い付いてない)、期待せずにお待ちください。

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